kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

奇跡

2010-09-26 | 陸上競技
日曜日、子供と一緒に買い物に行きました。先日誕生日だったのですが欲しいものが売っていなくて買えませんでした。仕方ないので今回は足を伸ばして防府の実家に行きました。それなりに大きい店があるので売っているだろうという思って。

が、全く売っていません。ベイブレードというコマみたいな玩具らしいのですが大人気なのか商品すらありません。欲しい商品だけではなく関連商品もないのです。うーん、よくわからないけど大人気なのか…。市内の店を回りましたが見つかりません。コマの補助具みたいなのは少しだけあったのですが。私の年代のミニ四駆みたいなものみたいす(今時の人には全く分からない例え)。

結果防府市内では見つからず。仕方なく家に変えることにしました。可哀想なので帰る途中にある店に寄ることに。簡単には見つからないと分かっていましたが、何とかしてやりたいなと。3人の子供のうち2人が寝ていたので長男だけ連れて新南陽にあるゆめタウンに寄りましたが結局見つかりません。なかなか大変な作業です。

エスカレーターの所でゲームセンターでビンゴ大会をやると言っていました。丁度時間がぴったりだったので少しだけ寄ってみることに。何か当たればラッキーだなくらいの勢いでした。ビンゴが始まって2つ目で息子のビンゴカードの数字が出ました。すごいね~と笑っていたら4つ目でリーチ。だいたい一番最初にリーチになった者は最後まで当たらないと思っています。周りの人もリーチ早いね~と笑っていました。
横にいた人に「何が出たらビンゴですか?」と聞かれたので「59なんですよ」と答えた瞬間、司会者が「次は番!」とコール!!!本当に?!始まって3分もたたずにビンゴですか?それも1等はニンテンドーDS―i。たまたま参加したビンゴでいきなり当たるなんて…。それもみんなが盛り上がり始める前に一番良い賞品を当てるなんて、全く空気を読んでいない(笑)。これも運ですから関係ないですが、父親の運の無さを全く引き継いでいません(笑)。

これにより息子は上機嫌。そのまま立ち寄った別の店で欲しかったベイブレードを手に入れました。なかなか強運の持ち主です。いやー同じ家族もこうまで違うものかとつくづく感じました。基本的に奇跡だと思いますね。すごい話です。私にこの運の半分でもあれば全く違うんですが。

ちょっとうらやましいなと感じた一日でした(笑)。
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専門練習

2010-09-26 | 陸上競技
土曜日、合同練習とは別に400mHのための練習をしました。先日の記録会ではコンディションが悪く流れを確認することができませんでした。歩数の切り替え等の部分も試合の中で確認したいと思っていたので少し消化不良の部分がありました。そこでレース終了後に本人達に練習でトライアルをすることを告げました。

今までの指導経験の中で練習で正規の距離でのトライアルをしたことはありません。試合と練習では緊張感も全く違いますし、前日に練習をしていますから身体のコンディションも万全とはいえません。特に今回は2日前に悪天候の中でのレースをしていますから。それでも高いレベルでの練習が出来ると判断をしました。sakiの練習パートナーは実力的にインターハイに出場できるくらいの力があるmikiですから、この機会を生かさないわけにはいきません。
グランドコンディションとしても風が強く中学生がザワザワして良くはありませんでしたがそれでも走れると感じていました。中学生の件はまた別に書きますが幼いので競技云々という感じではありません。

スタート時間を決めてから開始しました。それまではフリーアップ。実際のレースと同じです。2人がそれぞれやっていました。
1本目、mikiがかなりスムーズに入りました。逆にsakiはmikiを意識して走り自体がガチガチになりました。この時点で勝負あり。中国新人で戦っていくためには「勝ちたい」「タイムを出したい」という気持ちだけではなくもっと冷静に走っていく事が求められます。ガチガチになりすぎて2~3台目で19歩になり全くレースが作れませんでした。ここは大いに反省すべき点ですね。
mikiは順調にハードルを越えていき9台目位までは理想的な走り。最後の直線に入る所で強い向風が吹いたのと中学生がワイワイやっていたので気にはなりましたがよく走れていたと思います。10台目が20歩になってしまいましたがそれでもフィニッシュタイムは65秒5。練習でのトライアルとしては十分すぎるタイムだと思いますね。今季ベスト(笑)。これにより県体で64秒切りも十分見えてきました。
sakiが遅れて走っていた時に中学生が前に飛び出してきました…。かなり危険な状態です。走る前には危険を見越して400mを走ることを競技場内に徹底していました。また顧問の先生にお願いもしました。それでもこの状態です…。

2本目は90分後に実施。こちらは前半2人が良い勝負をしました。sakiは後半歩数が増えないで走れます。19歩で押していけますから強い。今回はかなり鈍ってしまいましたが試合になればラスト粘れると思います。課題である前半の入りをどうするかだけです。mikiも後半かなり鈍りました。それだけの条件だったのかもしれません。タイムはmikiが66秒6、sakiが68秒7、悪いタイムではありません。sakiの65秒台も視野に入ってきました。

今までやったことのない形での練習でしたが、ある程度の力がある選手がいるからできたことだと思います。通常これを1人でやろうと思うと難しいですからね。記録会で上手くいきませんでしたが、これも2人で走っています(笑)。同じか!?今回の事で2人とも手応えを感じることが出来たようです。さまざまな分析を自分達でやっていました。なかなかレースが少ない400mHですからこういう経験も必要なのかもしれません。

もちろんこれだけでは負荷が足りないので周回走の2セット目には参加させてしっかりと走らせました。試合形式2本の後の周回走はかなりきついと思いますが今やっておかないと秋のレースで力が出せませんからね。

先程の記事には書き忘れていましたが、合同練習が終わった後食事休息を挟んでウエイトと補強を実施。完全に合宿並みです。これも先述のように今やっておかないと不足してしまいます。強化週間と位置付けてしっかりと練習をしていきたいですね。
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合同練習

2010-09-26 | 陸上競技
土曜日、kudamatu高校と合同練習を計画していました。県新人が終わってogawa先生と色々と話をしたときに「頑張り方が分かってない」という話題になり、少しでも貢献できるのであれば一緒に練習をしようということになりました。うちのチームも最初は県で戦うどころか支部大会で勝ち上がることができませんでした。多くの人の力を借りて何とか戦えるような状態になりました。恩返しとまではいきませんが、他校に何かしら伝えることができたらと思い一緒にやることにしました。

練習はサーキットから。説明をするのに若干時間がかかります。普段慣れていないことをやるというのは大変な作業です。自分達のやり方だけでやると楽ですが他にもやり方があるというのを知るというのもかなり大きなことです。ここ最近サーキットを見る事が少なくなってきていましたがやはり物足りませんね。もう少し必死になって身体作りをしようという姿勢が必要だと思います。ころはkudamatuの選手ではなくうちの選手がです。それなりにやっていて強くなるほど甘くはありません。どこまで必要性を感じているかで取り組みは決まってきます。
練習開始前に全体に話しましたが、わたしは選手の「強くなりたい」という意欲を補強へね取り組み方で判断します。「強くなるために必要」だと話しています。地味ですしキツいですからやっている途中で手を抜いてしまいがちです。しかし、本当に強くなりたいという気持ちがあるなら、苦しいやキツイではなく「やるしかない」のです。その姿勢を見るのが補強やサーキットです。「自分のためにやる」という意識で取り組めるかどうかです。

その後はラダーをやってからドリル。ドリルは基礎の基礎からやりました。多少時間がかかっても来週から私も練習に行けない日が増えますから繰り返しやっておきたいといえ気持ちがありました。前回tabe合宿の時に順序を追ってやっていくほうが遠回りだが結果的に技術が身に付くという話を聞いていたのでこういう機会に時間をかけて指導しておきたいと。
普段から同じような動きをやっているはずですがなかなかできません。繰り返しの時間が足りないというのもあると思いますが、「何とか身に付けよう」という意欲が前面に出てきません。この差は大きいですね。

その後加速の動きをしようと一歩目の投げ出しを確認しましたが、上手くいきません。ここも繰り返しやらせましたがなかなか上手くいかないので別メニューとしました。身体を投げ出す感覚をつかませたかったのでメディシングボールを使って身体を前側に運ぶという練習を繰り返しました。シーズン中の練習というよりも基礎技術の習得という感じでしょうか。ここにも流れがあって最初の練習でやってきた脚運びがきちんと出来ていなければ投げ出しをしてからの運びが悪くなり身体が起きてしまいます。これでは走れません。30分以上は繰り返したでしょうか。この時点で練習開始から数時間が経過していました。合宿並みです(笑)。

その後、60mを数本走ってから150mの周回走を実施。短短、短長関係なしに走らせました。気持ちを前面に出して走るという経験が少ない。これは今のうちの選手にも言えることです。何がなんでも前を抜いてやるという気迫が足りません。だからマイルで負ける。苦しい練習を避けては強くなれるはずはありませんからね。
今回の練習中に数多くの言葉を選手に投げ掛けました。kudamatuの選手だけではなくうちの選手に対してもです。それなりに努力して満足しているのでは何も変わりません。走りきるだけの練習では「頑張った」という充実感を得るだけで本当に目指すものに届きません。これを肌で感じる。今のままでは「思い出作り」で終わってしまう。それでも良いのかもしれません。こちらの価値観の押し付けと感じるかもしれませんがそれでも言わなければわかりません。最大限の努力が出来て初めて持っている力が引き出される可能性がある。それが分かれば自分達で色々と考え始めます。うちの選手もまだまだ目指すレベルには到達していません。今のままでは来年茶動く大会に参加して終わり。そこを打破するためには意識改革をするしかありません。

最後は全体的に声が出るようになりました。男子はイマイチですが…。走練習の最後に倒れている姿を見かけました。うちの選手も珍しく倒れていました。ポーズではなく力を使い果たして倒れるようになれば違ってくると思いますね。まだまだ力を出し切れていない部分があるのは確かです。私から言われて出すというのでは本当に大切な場面では戦えません。ある程度指導者が引っ張っていかないと成長しない部分があるのは間違いありません。どこまで関わるかですが、私自身最近の練習ではそこまで厳しく言っていなかった部分があったと思います。良い機会だったと思います。

他の学校と一緒に練習することで私自身も感じることがあります。まだまだ甘いなと反省する部分が多々あります。周りからみたら避難される部分もあると思いますが最終的に選手の成長につながれば私のプライドなんて小さいものです。批判されてもやることはきちんとやっていきたいと考えています。かなり長くなりましたが良い刺激になったと思いますね。

長くなったので他の部分はまた別に書きます(笑)。
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