kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

何のため?

2013-09-06 | 陸上競技
木曜日、この日は色々な意味で大変でした。物事に対する考え方というのは多種多様です。表面的な話やきれいごとは好きではありません。何のために物事に取り組むかというのが大きい。その雰囲気に浸ってしまうと客観的な視点を失っています。この感覚が分かる人が意外と少ないということを痛感しました。「目的を達成する」ことが最大テーマなのか?そういうことをやっていたらそういう人間が育つ。そういう方向に持って行っていることに気づけないといけないと思っています。かなりぼやかして書いていますが想うことはかなりあります

話は多少変わりますが、この日3年生の総合実践がありました。やりたい内容、やらなければいけない内容はかなりあるのですが、色々なことがあって面接練習を行うことに。とはいえ、「面接のための練習」という位置づけにしたくはありませんでした。自分の考えていることを相手にきちんと伝える。その手段の習得という位置づけです。これも物事の捉え方だとは思いますが。この総合実践では「コミュニケーション」という部分を最大限に重んじています。シナリオをすべて準備して生徒が活動をするのではなく、大まかな道筋だけをしめてしてその中で試行錯誤しながら進めていく。このプロセスにおいて多くのことが学べると考えています。

面接練習と言えば通常(?)教員側が面接官になりあれこれ指導をしていくという形だと思います。「声が小さい」「礼の仕方が・・・」という「形式的な部分」を指摘する。加えて内容について細かく指導するという流れだと思います。しかし、私はこの手の面接練習を嫌います。「10人いて10人が同じ」というのが面白くないからです。もちろん、基本的なマナーというか所作は共通するものでなければいけません。これを自分勝手にやっていくというのは大間違いです。「個性」の履き違えがここに生まれてきます。「やるべきことはやるというスタンスは絶対です。

面接練習では「生徒同士」で行わせるようにしました。面接官は生徒。答える者も生徒。通常であれば恥ずかしがってなかなかできません。自分が考えていることを他の生徒に話すというのは年頃の子供たちにとってはこの上なく照れるのではないかと。この部分は最初の段階でかなり話をしました。これから先、自分が考えていることや想いを他者に伝える必要性が出てきます。そのトレーニングをしておく。「やらなければいけない時に真剣にやる」ことを恥ずかしがっているようでは成長はできません。生徒同士であっても真剣にやればこれ以上ない練習となります。「練習」という気持ちはないのですが(笑)。どのようにすれば自分の考えを相手に伝えることができるか。ここが一番大事だと思っています。

客観的に見ていてかなり真面目にやっていました。当然ですが。「できない」のではない。やらせる機会を作らないから成長しないのだと思っています。それを授業中に作るかどうかというのは全く問題は別だと思いますが。基本授業は授業。「身につけさせたいもの」があって授業が成立する。きれいごとではありません。それがなければ授業の意味はなくなってしまう。価値観の部分だとは思いますが・・・。

想うことをつらつらと書いてしまいました。お許しを。
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走る?

2013-09-06 | 陸上競技
水曜日、この日の記憶が曖昧です。ものすごく思うことがあったのですがこれは書く気にならない。精神的なダメージが大きいので・・・。

朝から大雨でした。電車が徐行運転で合ったり運転見合わせであったりと難しい状況でした。前日から就業体験実習が始まっていますが受け入れ先の企業に行くのに電車が遅れていて間に合わないというトラブルもありました。普段とは異なる場所に行くので余裕を持って動いているとは思うのですが電車が動かないという状況ではどうにもなりません。私が担任をしているクラスでも8人が影響を受けました。最終的に全員が揃ったのが昼前。うーん・・・ですね。それなりの対応がある気もしますが。

昼過ぎから一気に天気が良くなりました。え??という感じの天気の変わり具合です。先ほどまでの雨が嘘のよう。雨どころが暑い。良くわからない天気です。そのおかげで少し走れるのではないかという状況になりました。先週から雨が降って走れていません。繰り返しになりますが「絶好調」の状況であれば問題はないと思いますが「かなり微妙」な状況でした。それも中心になる選手がどちらもですから走る中で改善していかなければいけません。少しでも走れるというのは大きなプラス材料です。

とはいえ、グランドがまだ乾いていません。十分に走れるという状況ではないので動きの部分を何度も確認して少し待つことにしました。私自身が高校時代雨上がりのグランドで走って肉離れをしたことがあります。これはすごく大きな出来事でトラウマになっています。怪我をしてしまうと取り返しがつきません。細心の注意を払いながらやっていかないといけないと思っています。結局乾いたのは5時半くらいでしたが・・・。

短い距離を中心に走りました。本数は気持ち多めに。翌日は天候が持ち直すという予報だったのでそのための下準備というところでしょうか。バトン練習も色々なことあ合ってほとんどできていませんでした。約2週間ぶりのバトン。最低限のレベルはクリアできたかなという感じではありますが物足りませんね。まー多くを求めても仕方ないのですが・・・。今できることを最大限にやっていかなければいけません。

6時半くらいになったのでウエイトだけ行いました。最低限の筋力維持はしておきたかったので。練習終了後、キャプテンと話をしました。今の状況の報告です。私が見ていないところでどのような状況なのかも知っておかなければいけません。きちんと話を聞いておかないと見えない部分もあります。これから先我々が何をしていくのかを考える時間となりました。

前を向こうと思います。色々なことを乗り越えられるか?まだ分かりません。時間はかかりましたが、ここまで来たら前を向くしかないと思っています。自分のできることはやってきたつもりです。それでも不十分だったかもしれませんがこれ以上考えても物事は好転しません。ここを越えていくことができるかどうかです。

色々とご心配をおかけしました。私個人の部分もあるのですがもっともっと大きなことがあるので、なかなか前向きになれませんでした。進んでいきたいと思います。
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ダマされる(怒)

2013-09-05 | 陸上競技
練習の事を書こうと思っているのですが、ちょっとトラブルがあったのでその事を書いておきます。大したことではないのですが。

iPhoneに携帯を変えてからメールアドレスが2つになりました。1つはこれまで使用していたボーダフォンのアドレス。これは10年以上変えていないと思います。正確には12年くらいでしょうか。変更する必要性がありません(笑)。iPhoneに変えてよく分からないままEメールアドレスが追加されました。必要性は全くありません。無くても良いくらいのレベルです。

ほとんどこちらのメールは利用しません。何故だが分からないのですがこのアドレスで数人にメールを送ってしまっているので、ボーダフォンのアドレスではなくiPhoneアドレスにメールが来ることがあります。チェックをしないと内容が分からないので気がつくと数日間過ぎているということもあります。大変失礼な話だというのは分かっていますがなかなかチェックできません。それくらい利用頻度が低いのです。

で、今日このアドレスにメールが来ました。内容はアドレス変更しました!というものです。が、全く見覚えがありません。というか、メールに名前が書いてなかったので誰か分からないというのが正確な表現でしょうか。ほとんどiPhoneメールのアドレスを知らないはずなのですがここにアドレス変更メールが来るとは。

iPhoneに変わってから一斉送信でメール変更が来た際、上手くアドレス登録ができないという状況が続いていました。10件以上の一斉送信の場合、そのアドレスを上手く登録できないのです。わざわざ紙に書き写してそのアドレスを登録するというのはあまりにも面倒。アドレス自体をコピーできないのでまー良いやという感じで登録するのを怠っていました。iPhoneの使い方が分かっていないだけなのかもしれませんが。

こういう状態ですから、アドレス変更しましたというメールは非常に不安があります。登録していない人から来ても全く分からないからです。ここに大きな落ち度があるのですが。iPhoneメールに他の人からメールか来た際、相手の名前が表示されません。ボーダフォンメールなら相手が表示されるのですがこちらでは分からないので確認のメールをしました。こちらの不手際という感覚があったので。すごく申し訳ないなと。

返信をすると「間違えてメールを送ったかもしれません。」とまたメールが来ました。そのメールの中に「Sさんのアドレスではないですか?」という文言がありました。仲の良い指導者にSさんがいます。ひょっとしてこのSさんの知り合いなのかも?と思いました。私のように一斉送信で送られたメールが上手く登録できなくて間違えて私のアドレスを登録してしまったのかもしれない、と。ものすごく親切心で、Sさんという知り合いがいますが間違えて登録されたのではないですか?と答えました。

すると「Sプロデューサーからもらった名刺に書いてあったアドレスにメールを送ったつもりでした。入力を間違えたのかもしれません。」という内容のメールが返ってきました。あー、めちゃくちゃダマされてる(笑)。間違いなく「釣り」メールだったのです。最悪。その後に「こんなことをいうのもどうかと思うのですが、この偶然を機会に知り合いになりませんか?」と書いてありました。

「なるわけないだろ~!」です(笑)。アドレス登録をしていなかったのではないかという後ろめたさがあったのと「Sさんのアドレスではないですか?」という内容がたまたま重なってしまいました。全く知らない名前なら無視できますが、親しい知人です。メール送って来た人も間違えて私のアドレスを登録してしまったら今後Sさんと連絡を取るのが大変になるだろうなという親切心が完全に裏目に出ました。

あーダメだと気づいてすぐに迷惑メール登録をしましたが時すでに遅し。訳の分からないメールが来るようになりました。スパムメールの典型的なパターンです。情けない。返信してはいけないメールに返信をしてしまったら、そのアドレスが使われているという確認になりますから広告メールが大量に送られてきます。最悪です。仕方ないので全く使わないアドレスですがアドレス変更をしました。ということでiPhoneメールはアドレス変わっています。が、基本的に誰にも通知しません。基本的にiPhoneアドレスを知っているはずの人はボーダフォンメールも知っています。用があればこちらにメールをしてくれるはずです。

あまりにも悔しかったのでSさんに完全に八つ当たりの電話をしました(笑)。良い迷惑ですが(笑)。たまたま知り合いにSさんという名字の人がいた。それほど多い苗字ではないので勝手にイメージしてしまっていました。まー八つ当たりされたSさんは完全に限りなく大きな迷惑です(笑)。これにより気持ちが落ち込んでいた私も少し元気になりました(笑)。八つ当たり万歳(笑)。

とにかくダマされてる事に気づいて良かった。これがアイドルの相談に乗って多額のお金を払うことになるのでしょう。プロデューサーって(笑)。これを機に知り合いになりましょうって(笑)。ありえないですが、何となくその流れに乗ってしまう人もいるのでしょうね。危うくです。

みなさんも誰か分からないメールは無視するのが一番です。本当のアドレス変更のメールなら名乗れ!ということで放置した方が良いと思います。必要なら電話かけてくるでしょうし。

悔しいですが仕方ありません。特に大きくダマされた訳ではありませんし、アドレス変更もしたので問題はないはずです。ちなみにボーダフォンアドレスは変えてません。今まで通りです。

ウソの知人名を挙げられて奇跡的に本当に知り合いがいるという悪循環。私らしいですね~。
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新学期始まる

2013-09-03 | 陸上競技
月曜日、この日から新学期が始まりました。日曜日の深夜から原因不明の腹痛に襲われ身動きが取れない状態でした。眠りが浅くすぐに目が覚める。腹痛に襲われるの繰り返しでした。完全にダメパターンですね。笑えません。

久々にクラスの生徒と会いましたが特に変わった様子もなく安心。長期休業後は服装や頭髪のチェックが必要となりますが比較的大丈夫でした。これが当たり前なのですが。二学期は多くのイベントがあります。落ち着きがなくなってしまう危険性があります。ここは絶対に避けなければいけません。ここ一ヶ月、Twitter上で自分の「調子に乗りすぎた行動」を自慢して炎上、大きなトラブルとなっています。お店の冷蔵庫に入る、パトカーの上に乗ったりというのを自慢げにネット上に載せている。それにより大変な事になるという考えが無いのです。これは本当に困ったことです。周りが盛り上がってきたからと言ってやって良いことと悪いことの判断がつかなくなる。取り返しのつかないことになるというのが分からないのです。自分の行動に責任を持つという自覚が必要です。

11時前には終わったので練習開始を12時半にしました。この日は少し前にお願いしていた卒業生が学校に来てくれる日でした。身体の使い方や機能的な事に関して少し話を聞きたかったのと選手に教えてもらいたかったのでわざわざ下関から来てもらいました。今は理学療法士となり高齢者のリハビリを手伝っているそうです。PNFをやりたかったので基本的な事を教えてもらうことにしました。

とはいえ、全く走らないというわけにはいきませんから前半は通常通りの練習。基本的な動きをやってから少しだけ走りました。時間的にグランドがゆるかったので何本も走るのは難しい。せめてバトン走だけでもと思い走りました。横幅2mくらいしかないところを走るのでこれはこれで大変な作業です。

その後ウエイトへ。できる事をやるしかありません。それ以上でもそれ以下でもない。筋力の低下は最小限にしなければいけませんから。本来であればパワーアップしておかなければいけないのですが現状維持がやっとという感じでしょうか。この夏休みは強化期にしていたのでそれなりの筋力アップが必要なのですが・・・。この部分をごまかしながらやっていくしかないですね。

終了後、武道場で簡単なPNFを。大腿四頭筋とハムストリングの使い方を教えてもらいました。教科書を見ながらの指導となりましたが「屈曲・伸展」「外転・内転」「外旋・内旋」を考えながら進めていきました。選手にはこの部分を細かく説明しても仕方ない(覚えられない)ので形で覚えていくことに。やっていく中で基本的な動きの感覚をつかむことができました。選手というよりは私がですが・・・。どこの部分を動かさないといけないのか。大きなエースの動きが末端の走りとなり上手く走れていませんでした。本人には「中心から」と言い続けてきましたがその「中心から」という感覚無かったのだと思います。難しい部分です。それをこのPNFをやることで感覚的に意識できたようでした。正確にはできていませんが、「ヒント」をつかむことができたと考えています。

こういう意味でも卒業生に来てもらったことはありがたいですね。「スポーツに関わりたい」と話していたのでこういう機会を生かしてもらえたらと思います。

私自身は相変わらず微妙。どん底から脱出したかもしれないというレベルです。親しい人が心配して電話をくれました。かなり愚痴って少し気が楽になったかなという感じです。それでもまだまだ復活できないという状況。病んでるのでしょうか・・・。笑えませんね~。

何はともあれ新学期が始まりました。なんとか対応していきたいと思います・・・。
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周りの人の支え

2013-09-01 | 陸上競技
月曜日、練習で少し走らせるとまったく走れない者が一人。前の週の大会時に痛め合宿の二日目には走る事が出来ない状態でした。肉離れではありませんが筋肉自体が硬くなってしまって収縮をしない状態です。無理矢理走っていたら肉離れにつながる危険性のある感じでした。

うちのリレーが上で戦うためにはこの子がいなければ100%無理です。夏に思ったような練習が積めていません。何とかごまかしながらここまできましたが、ここで無理をさせて秋の大会で全く走れないという状態は避けなければいけません。ここも「私が思う」だけであって選手達がどのように考えているかは分かりません。なんとかなるだろうと思っているようでは先はないと思います。

練習終了後、何とかしなければいけないという気持ちが強くありました。前日は自分で治療に行っていたとのこと。しかし、最低でも週末に走れる状態に持っていかなければ秋のシーズンは不可能だと考えていました。できる事はやっておかなければいけない。モチベーションとエネルギーが低い中で無理矢理自分自身を奮い立たせていました。

筋肉をゆるめるということで近くにあるビワキューを使っての治療院に行きました。腰から張りが来ているので腰と痛みが出る四頭筋をゆるめてもらうことに。選手が治療を受けている間に色々と話をしていました。枇杷に関してはかなり前から利用させてもらっています。治療器具の貸し出しもしているということでしたが金銭的な負担がある上に自分自身でやらなければいけないというのがあったのでその場ではお断りをさせていただきました。何とかして治したい、ゆるめたいという気持ちはあるのですがエキスを含めて1万円程度負担がかかるのはさすがに痛い。他の治療方法も合わせて行っていくつもりでした。

しかし、その日の夜に電話がかかって来ました。治療器具を無料で貸し出してくださるとのこと。それも半永久的に貸し出し。選手のために使ってくださいとのことでした。ビワエキスは以前使っていたものが残っていたのでそれを利用することに。これだけで治療の幅が大きく広がりました。翌日に借りにいくことにしました。わざわざ選手のためにそこまで気を使ってくださるという事に心から感謝したいと思います。

合わせて高周波治療器も使う事に。これも以前の卒業生が寄贈してくれたものです。直接痛みがあるところに当てる事が出来ます。他の作業をしながらで治療できる。時間が許す限り治療に時間を取るように指示を出しました。この日には保護者に会う事が出来たので今の足の状況を伝え、可能であれば明日以降鍼治療に行ってもらいたいという旨も話しました。ここまで筋肉が硬くなっているのであれば直接筋肉に刺激を与える事が回復の近道だと考えたからです。

火曜日の練習開始時に全体を集めました。今の状況を伝え、何とかして金曜日土曜日には走れる状態に持っていく。私も最大限のことはしようと思っている。他の者は待つだけではなく、走れない選手の分を補うくらい力をつける努力をする。誰かをサポートできる存在になる。ここが出来ないようであればチームとしては戦えない。チームとして成立するかどうかの状態のチームにこういう話をする事が本当にぷらすになるかどうかは分かりません。今後の事を考えると少しだけでも感じ取ってもらわなければいけない。

火曜日流しができるかどうかのレベルでした。ここで判断してストレッチポールを使って筋肉をゆるめたりバランスを整えたりしながらの練習としました。中途半端に走っても意味がありません。こちらも我慢をしながら少したずつやっていくしかない。帰宅後、鍼治療に行ったようです。こういう部分には保護者の協力も必要です。選手一人でどうこうできる話にはなりませんから。

とにかくできる事をひたすらやるように指示をしました。帰宅後、どれだけやれるかは私には分かりません。選手自身の何とかしたいという気持ちがどれだけ行動に示せるかです。私にできる事はやります。しかし、最後は本人の問題です。周りの人がどれだけ手を差し伸べてくれてもそれに気づかない者もいます。幸いこの子はできる限りの事をやってくれたようです。

エネルギーを自分で作り出すという状態ではありませんでした。周りから与えられて初めて動けるという状況でしたが、私も多くの人に支えられているということを改めて感じる事ができました。多くの人に感謝したいと思います。

また書きます。
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振り返り

2013-09-01 | 陸上競技
この1週間何をしていたか?うーん、何をしていたんでしょうね。かなり病んでいましたから細かい記憶がなくなってしまっている部分があります。様々な事への対応に追われていましたから、一つ一つの事に対する記憶が曖昧になっています。情けない話です。

月曜日、かなり気持ちが下がっていました。これは合宿中に「こんな態度を取られるなら指導する必要はないな」と思う事が数え切れないくらいあったからです。注意する私が悪いのか?という態度でしたから。それでも我慢、我慢、我慢。繰り返しになりますがこんな状態でも「指導するのが当たり前」と言われるのですから本当に理不尽な世界です。公務員だから当たり前。税金で生活しているのだからと批判しかされません。大学時代に大手保険会社に就職した先輩から「うちにこないか?」と誘われた事があります。そこでそちらの道を選択していたら全く違う人生を歩んでいたはずです。自分が選んだ選択ですから自己責任なのですが。

その状況のなかで「栄養摂取」についての話をするしました。モチベーションは上がりませんが、きちんとした指導をしないから分からないのかもしれない、悪いのは私だったのかもという感覚が多少なりともありました。食事や栄養の話はそれとなくしていましたが、結局表面的な話でしかなくほとんど伝わっていませんでした。好きなものを好きなだけ食べ、栄養バランスやエネルギー摂取という視点では考えていない。高校生だから当たり前なのかもしれませんがこの状況が続けばどれだけ練習しても意味がなくなるという思いがありました。

以前から選手に配布している自作のプリントを配布してからトレーニングルームで話をしました。超回復、タンパク質、炭水化物についての話を中心に。更に女子が多いというのもあり貧血の話も。これはかなり意識しなければいけない部分ですから。貧血の可能性があるのではと思う選手もいました。合宿時に気になったので鉄タブを購入して飲ませる事にしました。まー細かい話をしてもわかってもらえないと思うのですが、正確にはヘム鉄です。吸収率が全く違います。それに加えてビタミンCを摂取させるようにしました。どれだけやってくれるかですが。

この日、あまりにも気になったので貧血検査に行こうと考えていました。しかし、練習中に他の選手の足の状態が良くないというのがありました。どちらか一方を優先するとうつもりはありません。治療を有する部分は私が連れて行くという判断をしました。貧血検査は本人が「問題ない」というので様子を見る事に。ここに私自身の詰めの甘さがありました。

結局週末に検査に行ったらヘモグロビンの値が平常値ギリギリ。貧血の一歩手前、ほぼ貧血状態です。栄養摂取の話をしてきましたがこの段階になって間に合うかどうかの状態である事が判明。私が甘かったのでしょう。本人が大丈夫だと言っても私が無理矢理にでも連れていかなければいけなかった。ここまで動く指導者というのがどれだけいるのか分かりませんが、それが当たり前なのかもしれません。勝手にやって勝手に強くなるという状態というのはうちではほとんどありませんから。

こういう出来事の積み重ねが自分の中でのモチベーションの低下につながるのだと思います。一人で指導して一人で対応する。すごく大変な事です。なかなか分かってもらえないでしょうね。

その後、心が完全に折れるような出来事がありました。正確に言うと2つ。これは今後も触れずにおきます。私一人の問題ではなくなるので。

貧血に関してはヘム鉄を飲ませ続けて何とか対応していけたらと思います。血清鉄やフェリチンの値、CPKの値なども確認する必要があります。繰り返しになりますがここまで細かく一人ずつに対応しなければいけないのです。かなりの精神的な負担である事は間違いありません。それでもエネルギーがあれば乗り切れます。週始めとしてはかなり負担の大きな出来事でした。なんとかしなければいけません。私が!?

また書きます。書き方にトゲがあるかもしれないですね。悪意はありません。
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