kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

岩手国体4

2016-10-12 | 陸上競技
思うことを。

今回、上手くいけばNは準決勝に進めるのではないかと思っていました。調子的にはそれくらいの水準でした。スピードレベル的には12秒4は間違いないなという感覚。決して悪くなかったと思います。スタートに関しても少しずつ改善されていると思っていました。そういえばある時、「自分が走れていると思っているだけで本当は実力はないのではないか?」「ひいき目に見ているから速く走れていると思っているだけではないか?」と言われたことがあります。こういうマイナスな言葉かけをされるのはあまり気分の良いものではありません。ある程度見る目は付いてきているかなと思っています。そこまでの差があるとは思ってはいません。

結果的に気温が低く雨が降りスタートで力が全く出せずに走れませんでした。ここに関しては私が細心の注意を払うべきだったと思っています。結果的に力が発揮できず本当に悔しい思いをさせてしまいました。普段通りの事をしっかりとやる、いつもと違うことは絶対にさせない。ここの部分。もっともっと気を使う必要があったと思います。

改めて思うことですが「上手くいけばラウンドを進める」というレベルでは戦えないのです。普通に走って準決勝レベルでなければ勝負に参加させてもらえない。スタートリストでNは組で持ちタイムが一番悪い。あくまで事前の記録ですから参考にはなりませんがやはり力としては足りないのです。普通に走れば準決勝。ここまでの力がなければ余程のことがない限りラウンドを進むのは不可能なのだと思います。持ちタイムだけで実力は判断できません。が、やはり自信という部分で大きな差が生まれると思います。

これまで何度も何度も予選通過という大きな壁に弾き返されてきました。今回も同様。これまで指導してきた中でインターハイに個人とリレーを含めて7回のチャンス、国体では5回のチャンスがありました。が、全てにおいて予選通過できませんでした。上手くいけば届くかもしれないというレベルで全国大会を迎えてもやはり戦えないのです。

これは置き換えると中国大会でも県総体でも同じだと思います。きちんと力が出せれば勝ちあがれる。それくらいの力がなければ上手くいかないのだと思います。県新人では100mで勝ちに行って勝ちました。リレーでは勝ちに行って2位となりました。また、これまで中国大会でインターハイを勝ち取った時には必ずといっていいほど「全国に行くだけの力がある」という選手でした。ランキング的に6番以内に入っている。これまで決勝に残ってインターハイを外したのはマイルで7位になった時だけです。逆にランク外から大きく力を上げて勝ち上がったということもありません。

改めて思うことですが大切な大会を迎えるまでに確実に力を上げておく必要があります。参加するというだけで大きな意味がありす。しかし、このまま「参加する」というのをいつまでも続けて行くわけにはいかないと思っています。何度も何度も弾かれている全国大会の予選通過。うちのように高校に入って力を少しずつ付けていく選手たちは全国大会に進めるだけでも大きな価値があると思っています。中学時代から全国で活躍しているというのではなく「高校から強くなる」というのはやはり簡単なことではないと思っています。が、可能性がないわけではない。私としてはそこまで力を引き上げたいと思っています。

今回、跳ね返された大きな壁。ここを迎えるまでにもっともっと力を上げておかなければいけないと思います。宮崎のT先生が以前「10回以上インターハイで予選で跳ね返されてきた」と話をされていました。それがある時から全国で入賞するようになってきた。やってきたことは前も今も何も変わらない、と。もちろん様々な工夫をされているからこそ壁を越えて戦えるようになったのだと思います。私もここで挫けていたらダメだと思います。

何度も何度も全国に進めているというのはなかなか出来ることではないと自負しています。特に女子では簡単なことではないと思っています。全国で戦う事を考え続けなければ絶対に先には進めない。全国に行けたら良いなではなくどうすれば「全国で戦う」ことができるかをもっと考えていかなければいけないなと感じています。今は力がある選手が複数います。この中で切磋琢磨する。更にはもっと上を目指すという「想い」を共有しながら練習をしていく。ここが大切だと思います。

もちろん私の力だけでそこまで届かない。多くの方の力を借りながら「全国で戦う」ことを目指したいと思います。何とか全国に行けたら良いなではなく「全国で戦う」という明確な目標を持って取り組んでいきたいと思います。このような書き方をすると傲慢だと言われるかもしれません。が、指導する者が高い目標を掲げてそこを目指さない限り選手は絶対にそこを目指すことはないと思います。中国大会に何人行ったというのが指導者の目標であれば選手もそれ以上は目指しません。どれだけ跳ね返されても絶対に挫けずに日本一を目指したい。その想いを私自身が持ち続けたいと思います。

今回改めて思いました。まだまだここで止まるわけにはいきません。来年の山形インターハイ。絶対にラウンドを進みます。そこに向けてやれることをやる。中国地区には全国で優勝するような選手やチームがいます。それでも「無理だ」と思っていたら届かない。その激戦区の中てま勝ち上がるからこそラウンドを進める可能性が出てくるのです。先を見てやっていきたい。絶対に出来ると信じて取り組みたいと思います。

多くの事を感じました。止まりません。絶対に成し遂げる。その想いを誰よりも強く持ち続けたいと思います。
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岩手国体3

2016-10-12 | 陸上競技
思うことを。

国体を通じて多くの繋がりが生まれます。一番長い関わりのある400mHの選手は中学時代からなので10年以上になるでしょうか。高校時代まではこちらが技術的な部分や戦術的な部分を指導する形でしたがここ数年は本人の意思やりたい事をサポートするという感じになっています。長い付き合いの中で見えてくることもあります。色々と思うことがあったようです。が、今は陸上か楽しくてたまらないと言っていました。こういう部分が原動力になるのだと思います。再来年ある山口県での日本選手権。ここで輝いてもらいたいと思います。この子がいる間に周りを巻き込んで練習会を開けたらなと思っています。県全体の強化を図るために何をするかを一緒に考えていけたらなと思っています。

女子の400mHの選手、今回は専門外の種目に出場しました。この選手ともすでに6年くらいの関わり。毎回大きな試合の後には結果報告をしてくれます。本当に陸上競技が好きでやっている選手。この子の頑張りにはいつも頭が下がります。今回のレースは本人的には満足できないでしょう。それでもここをステップにして次のステージを目指してもらいたい。そんな話をしました。学生日本一。高校時代から「日本一」という話をしていました。混成大会で「日本一」になっていますが、これからはヨンパで「日本一」を目指していく。簡単ではありませんが高い目標を達成してもらいたいと思います。

また、山口国体で一緒に競技をしていた110mHの選手とも再開しました。昨年の国体でも話をしました。今年も。長い時間話をした訳ではありませんが近況報告をしました。今は教員を目指して頑張っているようでした。山口国体からすでに5年経過しています。当時は色々と大変な事もありましたがやはり共に時間を過ごしたというのは貴重な経験です。是非とも教員になって教え子同士が全国の舞台で勝負することができたらと思っています。負けないようにしなければいけません。

宮崎のT先生にもお会いできました。転勤の時にも激励の言葉を頂きました。前任校でリレーでインターハイを目指していた時に何度もお世話になりました。地方の県がどのようにして全国で戦っていくか。この辺りのことも話を伺うことができました。T先生の教え子が大学を卒業して地元に戻ってくる。その受け皿としてある企業と力を合わせてチームを作ったそうです。成年女子はなかなか競技を続けることができません。そこの部分を作る。ものすごいエネルギーだと思います。その成年選手がT先生の指導されている高校生と毎日一緒に練習をする。高校生にとっても最高の刺激になると思います。枠にとらわれない。何が選手にとってプラスになるのか。そこが一番大切だと思います。

またG先生の仲介により来月訪問を計画している大阪のM先生に挨拶をすることができました。これも大きな繋がりだと思っています。G先生と懇意にさせて頂けることも繋がりですし、その繋がりを通じて新しい繋がりが生まれる。今回の岩手国体で女子400mで入賞する選手がいるチームです。我々にとってもこの上ない刺激になります。自分の力だけではなく様々な方々の力をお借りしながらやっていけたらと思っています。

多くの人との繋がり。ここはこれから先も大切にしていきたいと思っています。改めて感じることができました。多くの出会いがあるからこそここまで来たのだと思います。選手や指導者との出会いがあるからこそ今がある。忘れたくないですね。心から感謝していきたいと思います。
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岩手国体2

2016-10-11 | 陸上競技
思うことを。

Mihoは今回の岩手国体が最後の全国大会となりました。初めての全国大会が岩手インターハイ、最後の全国大会が岩手国体。大きな縁を感じます。本人にも話をしましたが私が真剣にショートスプリントで勝負をしたいと思ったのはMihoが初めてでした。この子との出会いがあったからこそ今の自分がいると思います。上手くいったこと以上に上手くいかないことの方が多かったのかもしれません。

この子と競技が出来たおかげてそれ以後のショートスプリントでの指導がそれなりにできるようになってきました。Mihoが高校3年生の時の1年生がkanaとmakino。この二人がMihoと同じ時期に競技ができたお陰でそれ以後の活躍があったと思います。県内でショートスプリントで継続的に選手が活躍しているチームはほとんどないと思っています。指導している選手がショートスプリントで活躍しているというのは私の誇りにもなります。今年も県新人ではうちの選手がワンツー。その原点はMihoとの出会いだと思っています。

Mihoは国体のリレーが終わった後、涙を流していました。様々な想いがあったはずです。私も感情的になりながらも我慢。この子に声をかけていました。大学2年生の時、全く走れずかなり気持ち的に落ちていました。辞めてしまうのではないかという感じまでありました。その年、kanaとmakinoが長崎国体の代表になりました。私の最大限の夢としてこの2人とMihoが国体の舞台でリレーメンバーを組んでくれたら、という部分がありました。その夢は叶わず。

しかし、あれから2年経過して今の教え子であるNとMihoが山口県代表として同じチームで走れた。これには大きな「縁」を感じます。Mihoの全国最後のレースをうちのNがアンカーで走った。こうやって「想い」が繋がっていくのだと思います。山口県代表としての自覚。これを持ち続けることができるか。山口県のために競技をやるという意識は全くありません。が、自分自身を高めていくためにこういう繋がりを大切にしていきたいと思います。

レース終了後、高校生エースのSさんとNが話をしていたようです。多分SさんがNに話しかけてくれたのだと思いますが。来年こそは必ずリレーでラウンドを進む。そのために2人が0.2秒ずつ速くなろう、という約束をしたとの事でした。今回のリレーは力負けの部分もあります。県内に1人も11秒台の選手がいない。この中で戦うのは厳しい。だからこそ来年度中心になるであろうこの2人が0.2秒ずつ速くなることは必須だと思ったのだと感じています。Nが力を上げて個人でインターハイに届くようにならなければ来年も同じようなことになってしまいます。それわSさんから「二人で強くならないといけない」と言ってもらえたのは本当に大きなことだと思います。

来年、Mihoは引退していません。愛媛国体にもう1人の教え子であるmakinoが立ってくれると信じています。そうやって様々な「想い」が引き継いでいきたいと思います。国体に対して大きな思い入れがあるかといえば違うかもしれません。が、教え子達がこういう形で同じチームになりバトンをつなぐというのは本当に貴重な経験となります。

上手く表現できません。様々な想いが交錯します。それでもやるべき事をやらないといけない。学校の枠を越えてでもやるべき事がある。そういう想いはあります。

また書きます。
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岩手国体

2016-10-11 | 陸上競技
なかなかblogを書く時間が確保できませんでした。基本的に選手サポートがメイン業務ですからバタバタすることになります。遊びに行っているわけではないので。

今回、かなり厳しい状況の中での大会となりました。寒さと雨のためなかなか力が出し切れない。うちのNに関しては山口を出るまではかなり感じが良かったと思っています。が、実際は思うようなレースが全くできず。ここまで力が出せないことは経験がありません。全ては私の力不足だと思います。持っている力を出し切れない部分。それを引き出せなかった部分。どう考えても「ありえない」ところです。納得はできません。が、それが国体なんだと難しさを感じました。

実際のレースは大雨の中、気温13度。寒さ対策はかなりやってきたつもりですが上手く対応できなかったのかもしれません。本人は「身体が軽すぎて感覚が大きく異なった」という話をしていました。ここも考えなければいけないと思います。その理由をきちんと突き詰めてこれから何をするのかを考える。元々筋力的に弱いのですが瞬発力を必要とするスタート局面で全く力が出せませんでした。言い訳するつもりはありません。全て私の責任。

この局面で失敗するとレースは終わってしまいます。上手く加速に乗れないままレースが作れないまま。ここはこれからの大きな課題となります。本当に力は付いていると感じています。上手くいけば12秒3まで届くのではないかと感じていただけにやり切れない気持ちがあります。もっときちんと指導しろという感じですね。調子は悪くありませんでした。どちらかというの良く動いていた。本当に悔しい気持ちでいっぱいです。来年以降必ずリベンジしたいと思います。必ず。

同じ日に卒業生のMihoもレースへ。高校2年生のインターハイ以来の岩手。私がショートスプリントで初めて全国に行った場所でした。あの時と同じ場所にMihoと一緒に来れたことは本当に感慨深いものがあります。今回はNのアップに付き添ったのでなかなかMihoのアップのサポートが出来ませんでした。Mihoも持っている力が出せませんでした。スタートはまずまずでしたが中間以降が伸びず。中間に入るところから力が入らなくて地面に力を伝えることができなかったとのこと。コーチの話によるといつものような接地ができずにジワーっと力を伝えている感じであったとのこと。ここも考えなければいけないと思います。

私自身、情けない気持ちしか残りませんでした。もっときちんと気を配ってあげることができたのではないか。参加するだけしかさせてあげられなかった。記録的には本人達が選ばれるのは順当だったと思います。が、選ばれただけで終わってしまった。Nは2週前に追い風参考ながら12秒40で走っています。普通に走れれば間違いなく同じくらいのタイムで走れていたはず。本当に悔しい。

とにかくこの冬に身体作りを徹底したいと思っています。今のままの体幹や股関節周りの筋力では上のレベルでは戦えません。絶対に全国の舞台で戦えるようにしたいと思います。本人も感じているはずです。今回の経験は「完敗」という表現さえできません。力を出し切れないまま終わってしまったという感じです。

今回の国体の中で思うことは山のようにあります。これを自分自身の胸の中に刻み込んでおきたいと思います。

また書きます。
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前日

2016-10-07 | 陸上競技
木曜日、競技開始前日。この日は朝から競技場へ。練習です。担当している種目の選手は3人。時間帯を少しずつずらしながらやっていきました。

この日も朝から寒い。天気も悪く微妙な雰囲気でした。曇ったり晴れたり。移動の車の中では暑いかなという気持ちになりましたが競技場に着くと風が強く寒い。半袖のポロシャツを着ていましたが上の服を脱ぐ気になりませんでした。とにかく寒い。選手は大変だと思います。条件は同じですからやるしかないのですが。

ホームストレートが追い風の4mくらい吹いていました。同時にバックストレートでは向い風4m。こちらの方が難しくなります。担当するヨンパの選手達に対応策を話しました。まーこれだけ吹いたら対応も何もないのですが(笑)寒さもあり風も強い。記録云々の話ではないと思います。その中で「勝負する」のです。ここは忘れてはいけない。参加して終わりというわけではありません。ある程度細かく指示を出しながら確認しました。

練習終了後、選手達はシャトルバスで宿舎へ。これは選手達に任せるようになります。近ければ簡単ですが今回のように宿舎が遠ければ普通に帰ることはできません。数人が一緒に移動する。更には近くに飲み物を買う場所もないので移動前に購入しておかなければいけません。こういう見えない部分もやっていかなければいけません。試合に集中するというだけでは済まない部分も出てきます。与えられた環境で力を発揮してもらいたいですね。

それから16時くらいまでは時間を持て余す(笑)この日に入ってくる選手達を迎える必要があります。この日はうちのNと教え子のMihoが合流です。今の学校の選手と前の学校の教え子が同じチームでリレーを走るというのは気持ち的にも嬉しいですね。なかなか経験できるものではありません。二人が来たのでサブトラックなどに行って色々と確認。Nに冷たくあしらわれながら過ごしました(笑)。随分環境にも慣れてきています。競技力も確実に上がってきています。見ていて面白いですね。

そういえば腕時計が壊れてしまいました。留め具が飛んでいってしまいベルトの部分が破損。困ります。最近は時計がないと落ち着かない。時間の確認をして動きたいのですがこれによりできなくなりました。腕時計をポケットから出して見ながらやるしかありません。これはどうなのか?!(笑)毎回毎回色々とハプニングがあります。

兎にも角にも翌日から国体の陸上競技が始まります。しっかりとサポートしていきたいと思います。
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岩手へ

2016-10-07 | 陸上競技
水曜日、台風の影響により学校が休校。予測がつかない状態でした。今回は前日に休校が決まりました。少し離れた所から登校する生徒もいます。早めの判断が必要になります。実際は大きな影響はなかったようですが。これは本当にありがたい事です。沖縄では風速60m近い風が吹いたと聞いていたのでやはり不安になります。台風被害はない方がいいに決まっています。テスト勉強をしっかりしてもらえたらと思いますね。

私は朝から岩手国体へ。7時前に徳山を出て広島で乗り換え。11時30分に東京へ。ここで1時間待ち時間があってそこから北上へ。新幹線の中でお弁当を食べました。一応牛タン弁当。結構な値段でしたが美味しかった(笑)彩りは全くありません。



15時30分に北上駅に到着。新幹線を降りたら「寒い」のです。こんなことがあるのか?すぐにジャージの上を着用。肌寒いという感じよりは「寒い」と感じました。それによりすぐにNに連絡。普通の服装では対応できません。防寒着やネックウォーマー、手袋などを持参するように伝えました。私としては最大限のパフォーマンスを発揮してもらうために出来ることはやりたいと思っています。



競技場に移動して少し身体を動かしました。16時半には照明が必要になる感じでした。寒い上に暗くなるのも早い。なかなか大変です。





そこから車で1時間かけて宿舎へ。秋田県との県境に宿舎があります。これまたなかなか大変です。周りには自販機もない(笑)。かなり健康な生活を送れそうですね。



露天風呂がありました。桶風呂。寒くてとてもじゃないけど入れません(笑)



なかなか普段経験できませんが開催県に着きました。色々と準備をしていけたらと思います。
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走り込み(往復走)

2016-10-05 | 陸上競技
火曜日、前日に引き続き代休のため午前中練習としました。翌日から私自身が岩手に行くため中国新人まで練習を見ることが出来ません。この状況の中できちんとやっておかなければいけない事がいくつもあります。練習もですが中国新人の事もある程度準備してから行かなければいけません。戻ってきて何かやるというのは到底無理ですから。

練習はドリルから。昨日の練習のためかなりダメージが残っている様子でした。当然ですね。60mくらいの距離を20本近く走ってるのではないかと思います。もちろん並走なども含めてですがかなり走っています。単純に走るだけではなく全力で走るようにしていますからかなり疲労すると思います。「60mを20本」という表面的な部分だけではありません。まーなかなか分かってもらえないでしょうが。

そういう部分もあり「重心移動」の間隔をもう一度確認したいと思っていました。地面反力をもらうことを体感してもらいたいというのもありました。ジャンプ系のアップをしました。その流れの中で「ドロップからの反発」というのもやりました。難しそうに書いていますが単純に踏み切り板からドロップしてその力をうまく利用してからジャンプ系の練習をしただけなのですが。
更にはスティックドリルも踏み切り板利用してから動きにしました。普段は自分の力で進もうとしていますが足が降りてくるという感覚の中で重心移動を作り出します。前日の練習の中で「強く足を落とす」という感じがあったりしたのであえて「力を使わず進む」という感覚を作りました。

他の動きに関しても「何故やるのか」に関して話をしながら進めていく。何度も何度も言い続けていることですが、動きを確認する必要性はあると思っています。そのままの流れてスキップとチューブ走。この日はあえて「腰を進める」動きも入れました。チューブ走でチューブが緩んだ所で「スーッと進む感覚」を意識した後で腰を押して前に進む感じをつかませました。上述のように疲れていますから思うように腰が進みません。疲れているからこそ「腰が進む」という部分を感じさせたいなと思いました。元気な時には勝手に進むのですがこういう疲れがあるときこそ意識的にやれると思っていたので。

そこから並走と合わせ。合わせは女子の4継中心に。男子には内側のレーンを走ってもらいました。早出をさせたり、並んで走ってきても慌てずに出れるようにするためです。あえて簡単な指示を出して少しその場を離れました。「一緒に走ってやって」としか伝えていません。こちらの意図を汲み取ってやれるかどうかも見たいなと思っていました。まー考えてやっていましたね。
が、女子のパスが安定しません。各区間のパスを2回ずつやりました。1-2、3-4、2-3でトータル6本。が、このうち半分くらいは「待て」がかかりました。出のタイミングが安定しません。元気な状態ではありません。それを差し引いても不安が残ります。この日が県新人前の最後のバトンになる部分もあります。その話はしていたのですが。

とはいえ、本数を増やすわけにはいきません。予定通りの本数で終えてNはスタート練習へ。春先に比べると随分良くなってきています。もちろん前半型の選手やスタートが速い選手と比べると「遅い」ですが(笑)。今の段階では十分かなと思っています。これくらいのスタートが切れればベスト更新も十分可能だと思いますね。中間以降の強さはそれなりにあります。スムーズに加速できればかなり面白いと思います。ベスト更新して準決勝進出。なんとか達成させたいなと思います。速くなっているのだけは間違いありません。

他の者は少し休息してから往復走。本当は120m程度の走り込みをしたかったのですが気持ち的にも動き的にも持たないなと感じたので切り替え。前日にG先生と話をしていたのですが私は「細かいメニューを立てない」スタイルでやっています。これが良いかどうかは分かりません。練習のバランスが悪くなる可能性もあります。が、練習を見ていて「ここは変えた方が良いな」と判断した時に修正するための練習をします。長めの距離を走るよりはショートスプリントでやる方が効果が高いだろうなと思ったので変更しました。上述のドリルなども「思いつき」が多い。良いのか悪いのか。

ということで往復走。400のOは4往復。Sは今後の事も考えて3往復。それ以外は2.5往復としました。最初の2セットは連続にならないようにしました。久々に実施しますし気持ちを切らさないようにする事も必要かなと。しんどい部分はあると思いますがここはやるしかないと思っています。あえて短い距離で実施しています。長い距離よりもある意味きついのではないかと思います。動かなくなる中で意識して動かす。キレイな練習ではありませんがこういう部分も必要だと思いますね。

3セット目は全員連続としました。2セット目が終わった時に1人座り込んでいました。歩く元気がないとのこと。こういう意味でタフさが足りないですね。まだまだ弱い部分があります。こういう部分を冬の練習の中で克服できるかどうかですね。「キツイ」というのが頭の中にあります。身体的限界よりも心理的限界が先に来ます。これを意志で越えていけるようになれば強くなると思います。連続でやるとそれぞれの適性が見えて来ます。きつい中でもしっかりと動けるような選手はロングスプリントに対応できます。見極めていきたいですね。

良くやったと思います。こういう部分が出来れば本当に強くなると思っています。他校云々というよりも今はうち自体が強くなることを考えなければいけません。これからのチームです。こういう経験を積みながら強くなっていきたいと思います。

私が不在時に何するか。この話もしました。勉強も練習もしっかりとやっていかなければいけません。見えない所で何をするか。ここですね。自宅で出来ることをしっかりとやっておいてもらいたいと思います。壁での重心移動もできるはずです。そこの部分は各自の意識だと思います。何をするか。ここを考えてもらいたいですね。

国体が始まります。出来ることを最大限にやっていきたいと思います。
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課題を持って走る

2016-10-05 | 陸上競技
書きたいことはあるのですがまずはやった事を記録しておきたいと思っています。忘れてしまうので。

月曜日は代休のため朝から練習ができました。勉強もしっかりとさせなければいけませんから午前中練習としました。本当は今後のことを考えて1日練習をしておきたいくらいなのですが。まーやり過ぎても仕方ないので今できる事を精一杯やっておこうという感じでしょうか。競技場自体はほぼ専用使用状態。朝から競技場で練習する人はほとんどいません。ある程度こちらがやりたいなと思うことができます。

この日は基礎的なドリル確認をしっかりとやりました。時間があるときにしっかりとやっておきたいというのもあったので。ハードルを持って行って動きの確認を丁寧にやりました。そこからチューブ腿上げとスティック腿上げ。スキップ走も実施。チューブ走を行ってからマーク走。時間があるときにしかできないこともあります。加速段階のリズムが上手く作れないと良くないなと思っています。感覚的なものですが。

普段はチューブ走をやってすぐに並走に入ります。しかし、前に進む動きをしたいのでこの部分だけで終わりたくないなというのもあります。マークがあれば半強制的に前に進みます。見ていて腰の進み具合が足りないなというのもあったのでここの部分は翌日やることにしました。いかにして進む感覚を作るかだと思っています。あの手この手を使いながらやっていこうと考えています。

そこから並走。終了後にバトン合わせをしました。スタート練習も兼ねてバトンをしました。ホームストレートが追い風だった事もありこちら側で全員実施。Nが国体で不在になります。そのため2日間しかバトン練習はできません。どれだけ集中にてバトン練習ができるかです。この日の走りは全体的にまずまず。進む感じがありました。何人か微妙な感じがあったのでそこの部分はまた後でという感じでした。動きのリズムが悪いのと前で動かせない感じかあったので。

Nは別メニューでスタートの動きの確認。以前に比べるとマシになってきました。それでも起きるのがかなり早いのでそこの部分の練習。こちらが伝えようとしている内容がなかなかできません(笑)。後脚を前まで持ってくるという部分が出来ず。筋力が足りたいというのは明らかですからこれは一冬越えてなんとかするしかないかなと思っています。個別にやっていきました。ここ数日間スピードが上がってきている感じはあります。気のせいではないと思いますね(笑)Nはこれで終わり。調整ですから無理はせずにそれなりに。

他のメンバーはマーク走をしました。加速段階のマークと中間マークを。走りの中で重視する部分があります。上手く進む選手と進めない選手との差を埋めていくためにはあえてマーク走。調子が良いときには何も意識しなくても前に進むがしれません。が、リズムが崩れたりタイミングが合わなかったりするとここが出来なくなります。そのため半強制的に意識できるようにしました。

力みがある選手はバタバタ走ってしまいます。力が入り過ぎてしまって膝が引き出される前に足が落ちてしまう。さらには回転が後ろになってしまいます。そのためマーク走を行って身体の前で動かず感覚を作りたいと思っていました。マークがある事でそれなりに意識することができるようになります。「マークを越えたら降ろす」という感覚ではなく「前に前に」という感じで意識させています。最初は無理やり動かしていた選手もやっていくうちに力みがなくなってきています。Sの走りがうちの女子リレーの鍵を握っていると考えています。3走が良い走りが出来れば流れが止まらずに勝負することができます。そういう部分もありこの日はSに何度も話しかけました。一本ずつ本人と感覚を確認しながらです。本数的にかなり走っていますから翌日は練習厳しいだろうなと思いながらもあえてやりました。感覚的には鋭いので改善されつつありました。まだやることはたくさんあります。少しずつですね。

午後は夕方からN工業へ。翌日に棒高跳の練習を見てもらうためにポールを輸送。色々と話をしながら練習を見させてもらいました。他校の練習を見ることはなかなから面白い。もちろんなんの意味があるのかを確認しながらというのが大切だと思いますが。跳躍系の話を聞きながら見学。面白いですがなかなか興味が持てません(笑)。

そこからは各方面に少しずつ電話。こちらとしてもこれからのことを考えてやっていかなければいけません。チームを作りそれを続けていくためにはそれなりにやらなければいけないことがあります。真面目に考えています。全体の流れを変えていくためにはうちが引っ張っていくしかないとかってに考えています。自意識過剰と言われようとやるしかない。真剣なチームを作りたいと思いますね。やります。見守ってください。

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blogによるつながり

2016-10-04 | 陸上競技
日曜日、学校行事で朝からバタバタしていました。結局丸一日販売実習。生徒は生き生きと実習をしていました。これだけで大きな財産ですね。これに関しても思うことはあるのですがまた機会があれば書きたいなと思っています。たぶん。

この日、SNSでメッセージを送ろうと思って久々にFacebookのメッセージを開くと「友達申請」が来ていました。基本的には「本当の知り合い」としかFacebookではつながりを作りません。幅広く知り合いを作るというのは苦手なので(笑)。Facebookではいきなり「友達申請」が来ることもあります。誰かわからない状況では基本スルーするようにしています。メッセージがある場合は読んでから判断します。

今回は昨年の中国四国合宿で指導した選手の顧問の先生からでした。たまたま検索していたらひっかかったとのこと。それにより「過去の記事を読んだ」とのこと。いや、かなりの量ですから読むのは大変だったと思います。それは可能なレベルなのか?!(笑)。それでもこうやって連絡をしてくださるというのはありがたいと思います。懇親会の席で名刺交換を行って挨拶をしていました。これにより既に「知り合い」です(笑)。

実は先月末にメッセージが届いていたのですが全く気付かず。申し訳ないことをしました。かなり失礼だったと思います。メールなどはチェックしますがメッセージはほとんど見ていませんでした。これからはきちんと「通知設定」をしておきたいと思います。機会を失ってしまうのはもったいないですから。こういうつながりは重要だと思っています。

私自身、こういう部分は大切にしたいと思っています。他県とのつながり。様々な情報交換をすることができます。自分の殻に閉じこもってやるだけではなく「自分の練習の見直し」にもなります。私自身も他県の先生方との関わりの中で自分自身の指導を見つめなおしてきました。少しでも貢献できるのであればこういう部分は大切にしていきたいと思っています。

実際に11月には大阪に行くことにしてます。その際、昨年わざわざ山口まで練習見学に来てくださった0先生に会えたらなと思って連絡をしました。G先生のおかげでO先生も一緒に練習に参加させてもらうことになりました。本当にありがたいことです。やはり「つながり」というのは大切だと思います。大阪から山口まで練習を見てみたいと思って足を運ばれるという「情熱」には頭が下がります。そういう一生懸命さがあれば子供たちにも伝わるものがあると思います。

今回連絡をもらったS先生、タイミングがあれば一緒に練習をしようということになりました。これはいつになるか分かりません。今は自分自身のチーム作りで精一杯の部分もあります。チームを1から作っていくという感覚がS先生とも重なったとのことでした。強豪校であればある一定水準の上に成り立っていますからそういう苦労は少ないと思います。競技部分だけではなくこういう「楽しさ」もあると思っています。正直、かなりしんどい部分がありますがそれでもやるしかないと思っています。できればそういう話もしてみたいなと思っています。

blogを書き続けてすでに4117日が経過しています。単純計算をして11年以上です。書くことで当時の記録を残してきました。自分自身が苦しんでいた時期もあります。順調にいっていた時期もあります。また立ち直れないくらい落ち込んでいた時期もあります。こういう記録が他の誰かの役に立つのであればこのblog自体にもそれなりの意味があると思っています。指導するというのは簡単なことではない。それを言葉にして記し続けている。

周囲から見れば「調子に乗っている」とか「自分はすごいのだと勘違いしている」と思われるかもしれません。それはそれ。そういう捉え方をされる可能性だってあります。全員が全員、「応援してくれる」とは思いません。「結果」を出せば「面白くない」と思う人もいるでしょうし。

それでもこうやって「共感できる」と言ってくださる方もいます。また「参考になる」と言ってくれる方も。それだけで意味がある。万人に受けるほどの内容はかけません。私自身一人の人間です。感情的になることもあれば落ち込むこともある。それをすべて含めて今の自分自身があると思っています。

私がこれまでやってきたこと、学んできたことが誰かの役に立つのであればそれでいいと思っています。別に隠すつもりはありません。突っ込んだ説明を求められえば答えられる範囲で答えます。私自身がそうやって他の指導者から少しずつ学んできた部分があります。どこかで誰かに還元していかなければいけない。そのチャンスがあるならいつでもと思っています。

そう思っています。それがプラスなのかどうなのかは分かりません。自分にできることを最大限にやりたい。そう思っています。誰からも尊敬される人間になりたいとは思いません。私の性格的にそれは無理ですし。それでも出来ることは最大限にやりたい。心からそう思います。

地味にblogは続けていこうと思っています。改めて思いますが、S先生、こんなグダグダのまとまらないblogを全部読むというのはすごいなと思います(笑)。頭が下がります。多くの人たちと関わる中で自分自身が成長できるようにしていきたいなと思っています。

またもまとまりませんが記しておきます。
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バタバタ

2016-10-04 | 陸上競技
土曜日、この日は翌日の学校行事の準備のために通常通り生徒は登校でした。これはなかなか大変です。7日間連続の学校になります。精神的にも結構しんどいのではないかと思いますね。それでもやるしかないのですが。

朝の段階から小雨。ここ最近はずっとこんな感じです。梅雨のような状況でしょうか。晴れれば異常なくらいに暑い。かと思えば雨が降って肌寒い。微妙な天候です。体調管理に気を付けなければいけなくなります。こんな状態なので朝練は室内で体幹補強。選手に任せました。一応その場にはついていましたが自分たちで考えて補強をさせるようにしました。最低限です。

壮行式を行ってもらいました。国体出場と中国新人出場の2つです。忙しい中で時間を作ってもらって申し訳ないなという気持ちもあります。県総体に続いてリレーで中国へ出場となりました。個人種目も複数。まだ県内では知名度は低いと思いますがこうやって少しずつ「結果」に結びついていけばいいなと思っています。知られていないでしょうから地味に活動をしていくしかありません。「やっていますよ」というアピールだけではなく「結果」を残していくことも必要です。

準備がひたすら続いて放課後。練習は軽めにすることにしました。なんだかんだでバタバタやっていますから疲労感もあるはずです。全くやらないというのはよくないので軽めに。並走まで実施することにしました。ここ数日間は最初の動きをしっかりとみることが出いていませんでした。そういう部分もあるのでこの日は短時間ですが見続けることに。

グランドが緩いので練習場所に困ります。それでも軽くやりました。練習の合間に他の部活の顧問の先生と話をする機会がありました。こうやってグランドで様々な話ができるというのはありがたいことです。うちの選手に声をかけてもらうだけでもずいぶん違います。座って勉強をするだけが高校生ではありません。身体を動かす場面で輝ける子もいます。それぞれがそれぞれの場面で何をするかというのが重要だと思っています。

女子のリレーメンバーには少し話をしました。Nが国体に行くのでバトン練習ができません。しかし、どう考えても普通に走れば49秒切りは可能だと思っています。一緒に練習できる間に何をしておくか。本当に来年のことを考えるのであればやはり「最低でも決勝に残る」事を考えなければいけないと思っています。48秒台を出せれば可能性は出てきます。今回は9レーン。最近は内側のレーンで窮屈に走っていましたからしっかりと走れれば結果も付いてくると思っています。春先に49秒3を出していますから普通に考えれば48秒台はそれほど難しくない話だと思っています。プレッシャーをかけるつもりはありません。最後は自分たちがどうしたいのかだと思っています。

さらに11月に県外の高校に練習参加させてもらうことにしました。G先生の親しい指導者のチームに練習参加をお願いしました。昨年インターハイ入賞者を出しているチームです。うちの選手たちは県内でそれなりに活躍してきました。中学時代の実績もそれなり。しかし、結局県外で戦うことを考えると「足りないモノ」がいくつもあります。近畿地区で戦うというのは我々が思う以上のレベルだと思います。そういう中で勝負をしているチームに入れてもらい刺激を受けることはこの子たちにとって大きな経験になります。そのことを話しました。

貴重な機会になると思います。本当であれば全員連れていきたいのですがなかなか難しい現状があります。近い将来大人数で他県と一緒に練習できるようになればいいなと思ってはいます。実現可能かどうかは別として。

簡単に書いておきます。
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