kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

走練習を増やす(書いていたら中身が全く別になりました)

2024-01-12 | 陸上競技

木曜日。日程の変更のため変則的にこの日に走練習を実施。木曜日に走るとその後の練習パターンが大きく変わってしまうのでできるだけ避けたいのですが。とはいえ、走らないというのはあり得ないので。この日は「課外」がありました。担当なのでそちらに行くことに。そのため事前に伝えておきたいことは「コメント」として練習日誌に挟んでおくことに。「勝負をすること」と「自分のためにやること」について触れました。また、前日の「行動の遅さ」も気になっていたのでその部分も。

 

基本的にそれほど話をしないようにしています。どうせ記憶に残らないだろうというのもあって。とはいえ、「ポイントになるところ」は存在すると思っています。こちらが「譲れない」と思っている部分もある。そこに関しては徹底しておきたい。誰かの指示を受けてからやるのではない。自分が主体となって動けないようでは結局試合の時に戦えないからです。状況判断をしてその時の最善の行動をする。常日頃からやっておかないと緊張した場面ではできない。「考えてやりなさい」というだけでできたら理想ですが100%できません。こちらが考える材料を与える。

 

前日に「やるべきことに学年は関係ない」という話を他の部活動の子もいる中でしています。やるべきことができないのであれば「面倒を見る」という必要性はないと思います。練習メニューを作るのは「義務」でも「強制」でもない。私自身が「作ろう」「提供しよう」と思うからやるだけです。そこに対して「当たり前」だと思うのであれば、こちらからお断りをする。当然です。なぜ、教員側だけが「リスク」や「ストレス」を感じながらやらないといけないのか。「我慢を強いられる」のは違うと思っています。

 

もしこれが「有料」であればこちらも「サービスを提供する」という「対価」を払わないといけないと思います。当然の話です。お金をもらっているのにそれに見合うだけの「サービス」が受けられないのであれば「クレーム」や「返金請求」はあると思います。しかし、今の状況で「部活動」の指導をするのであれば「無償のボランティア」でしかありません。人権もないのか。そう考えたときに私は「拒否するモノは徹底的に拒否」という当たり前な行動をしようと決意しています。そこに対して「間違っている」とか「生徒のためになるのだからやれ」と言われても受ける気は全くありません。それならその学校の競技指導から一切手を引きます。誰かから強制されるものではない。

 

私自身が「パワハラ」のように立場を利用して生徒に対して無理難題を押し付ける。調べてみると「パワハラ(パワーハラスメント)とは、職場内での優位性や立場を利用して、労働者に対して業務の適正範囲を超えた叱責や嫌がらせをおこなう行為のこと」と記されています。部活動の顧問だからといって生徒に理不尽なことをさせたり、過剰な叱責をするのはおかしいという部分だと認識しています。発言の一部分を切り取って「パワハラ」とされるのかもしれません。こちらの言い分などは全て無視される。「セクハラと感じたらセクハラ」「パワハラと感じたらパワハラ」なのだと思います。

 

それならこちらも自分自身の身を守る手段が必要になると思っています。こちらが求めること(ごく当たり前のこと)をやるのに過剰な批判やクレームを受けるのであれば何一つメリットがありません。元々、部活動の指導に関しては「やりがい搾取」の部分が大きい。手出しで遠征に行く、合宿の引率に行くというのもそれです。中四国合宿に参加するために個人負担で「¥35,000」支払いました。どこからもそのお金は払われません。それを求められる。それって本当にいいのか?「ブラック部活」と言われ「教員の負担が大きすぎるから地域移行をする」という流れがあります。私自身は「正当な対価」が支払われるのであれば「部活動」として存続してもいいと思っています。が、間違いなく支払われることはない。「定額働かせ放題」の状況でさらには「自己負担」で活動をさせられる。それで「きちんとやれ」とか「指導が悪い」と言われるのであれば「やるほうがバカ」としか言いようがない。だからこちらもスタンスを明確にする必要があると思っています。

 

「熱心な指導」だといわれることがあります。別にそのような気はありません。いつも通りに指導するだけ。この場合も結局は「諸刃の剣」なんだと思います。私の指導スタイルが合う人にとっては「良い指導」と言われるでしょうし、気に入らないという人にとっては「最悪だ」と評価される。様々な人が活動をする場面では「両極端」に振れることも出てきます。「結果」が出た選手は「良い指導」だと評価するし、思うようにならなかった選手は「他の指導のほうがよかった」となる。当然の話です。クラブチームのように自分たちで指導者を選べるスタイルになればもっと変わってくるのだと思います。

 

色々なことがあります。その中で「自分の立ち位置」を明確にしたいなと思っています。「起業する」という人もいるでしょう。「農業をする」という人も。私自身は「競技指導」以外に特段できることはありません。お金儲けをしたいという気もそれほどない。元々お金に対しては無頓着ですから。そうであれば「自分がやりたいと思う陸上競技をする」というくらいはさせてもらいたい。だから「部活動」に拘らなくてもいいなと思っているのです。今の指導に対して「不満」を持つ選手もいると思います。「顧問を変えろ」と言われたらすぐに退くつもりでいます。私は「陸上競技」に対して思いが強いだけで「部活動」に対して強い思いがあるわけではないですから。

 

「速く走りたい」と思う選手に対して様々な角度からのアプローチをしたい。「強くなりたい」と願う選手に対して色々なモノを提供したい。それ以上でもそれ以下でもない。だから「最低限のルール」を守る必要がある。無理難題であればこちらの「パワハラ」です。「当たり前」のことを求めていてそれに対して「きちんとやらない」のであればこちらも「拒否をする」という権利が当然認められるべきだと思っています。

 

何でもかんでも「教員批判」が認められるのか。「教員だからやるのが当たり前」というのであれば「最低限の仕事」だけはします。今でも最低限以上の業務はやっています。仕事をする「対価」として「給与」をもらっている。「税金で食べているくせに」みたいないい方はどう考えてもおかしいと思います。そうであれば一般企業の人たちも「私が支払った金で生活しているんだからもっとこちらに配慮しろ」ということになります。馬鹿な話です。

 

あー。練習について触れようと思っていたのですが。全く別の話を書き続けてしまいました。無念。

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またも補強をする

2024-01-11 | 陸上競技

水曜日。本来であれば「走練習」を中心に練習を行う予定でした。が、小雨が落ちる感じもありどうしようかなと悩んでいました。前日にスピード練習を入れているのでその流れの中で走っておきたいなというのがありました。微妙なタイミングで他の部活動の選手が「練習に参加させてほしい」ということに。「走る」という予定にしていてそこから「補強」に切り替えるよりは最初から「補強」にしておくほうが流れがいいかなと。かなりの時間悩みましたが・・・。

 

武道場を使わせてもらっているので室内で1時間半くらい補強をすることに。練習開始時に少しだけ話をしました。最近はずっと「流れ」の中で練習を始めています。集まって「今日の練習の課題は」みたいなことや「取り組みは」という話をするのをほぼ止めています。これもよし悪しだと思いますが。今は必要ないと思っているのでやりません。しかし、この日は他の部活動が来るというのもあって少しだけ話を。

 

実際、こうやって「他の部活動」の指導を引き受けることに「メリット」はほぼ存在しません。通常であれば2時間で終わるメニューであっても2時間半や3時間かかる可能性があります。強くやりたいところでも相手に合わせて弱くなる部分もある。それでも「やりたい」と望むのであれば協力はします。やるからにはきちんとやる。それができないのであれば来てもらうと邪魔になります。強豪校の先生方は心が広いので何も感じられないと思いますが。私は他校の陸上競技の選手が来るのは一切拒みません。それが必要だと思うからです。一緒に練習することでうちの選手も取り組みの見直しができます。が、「補強」をやるのであればそれなりの「基礎筋力」が必要になると思います。一緒に練習をしたから一気に強くなるわけではない。日頃からのトレーニングを大切にしてもらいたいと思っています。

 

前置きが長くなりましたが。練習は「バランス系」をやってから手押し車などをじっくりと。最初のバランス系ができない子もいます。どこかで割り切らないと次の練習に進めなくなります。足踏み腹筋もやりました。これは効果的な練習だと改めて感じています。「足踏み腹筋」と書いていますが、実際は「腸腰筋」にくるのではないかなと思っています。これは継続して入れていきたいなと。股関節補強をやてから連続倒立。さらには久々(この学校では初めて?)にスーパー体幹補強を。これは腹筋や背筋などを一気にやる練習です。種目説明なども入るのでそれなりにロスしましたが。腕立てMIXや腕立てジャンプはこれから先も入れておかないといけないと感じました。特に腕立てジャンプは必須かなと。ジャンプして降りた時にどれだけ「固める」ことができるか。ここで力が抜けてしまって腰が落ちてしまう選手が多数。自重を自分の腕で支えることができるかどうか。それほど大きな負荷ではない。それでもできない。ウエイトのように大きな負荷をかけながらやるのではなく「自分の身体を動かすために必要な筋力」を身に付けていけばいいなと思っています。改めて「必要なこと」を再確認。

 

屋外に出てDM∞をやって基礎ドリル。走らなくても動きの確認はしておきたいなと。他の部活動の子にもやらせました。何人かセンスのある子がいるなという印象。うちの選手はスパイクをはいて「片足スキップ」と「シザース」を。年明けから実施したいと思っていた内容です。短距離合宿で少しやってから時間を見つけて入れてきました。第3期からは火曜日と金曜日に定期的に入れていく予定です。時々やって身につくものでもないですし。見ていると案外できるようになってきています。普段の「スプリント練習」とは違って「膝の引き出し」と「腰の移動」や「空中でのタメ」の部分を意識した練習です。必要な要素を抜き出してやるという感じですね。上手く組み合わせながら「感覚作り」ができるといいかなと思っています。

 

スパイクを履いたのは15分程度だったでしょうか。そこからシャフト補強Aを。これも理由が分かりませんが「重心の移動」が大きくなっていました。シャフト自体を軽く感じるのもあるかもしれません。一回で大きく動きたい。やりたい動きができていました。まー後ろ向きの突き出しは微妙でしたが。どうすれば効率よくできるかも考えていきたいですね。人数が増えると場所を取ることになります。時間をかければできるのは当然です。流れを良くしながらシャフトもやっていけたらと思っています。そのままDM投げ。これも少しずつ力が出せるようになってきた感じがあります。出力をどれだけ上げられるか。動きの中に生かせるか。

 

ハードル股関節とリズムスキップをやって「DM TABATA」で終了。私は途中で寮に行かないといけなかったので最後まで見ることができませんでした。本来なら2時間半では終わるメニュー。長引きました。教えながらやるというのは当然時間がかかります。しかし、もっと工夫できなかったか。あいている時間を有効に使えたか。主体的に動いて指示が出せたか。「誰かにやってもらう」というのではこれから先勝負できないと思っています。そこに対してどう考えるのか。話をするというよりは「理解させる」ことが必要になるかなと思っています。動きの部分が良くなっても結局は「本番で力が出せる」かどうか。今のままでは出し切れずに終わるかもしれません。勿体ない。

 

まだまだです。求めるレベルが高いわけでも何でもありません。当間のことを当たり前にやる。それ以上でもそれ以下でもない。

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バトン練習を始める

2024-01-10 | 陸上競技

火曜日。新学期が始まりました。あっという間です。現在は3年生の担任なのでこの3月1日には生徒を送り出す立場になります。2月になれば生徒はほとんど来なくなる。寂しいような安心するような。そこまでは何とか自分を保ちながらやるべきことをやるという姿勢で取り組みたいですね。

 

気持ち早く学校が終わりました。数名練習に参加できず。ここも「怒る」ということはありません。以前の私であればかなり厳しく対応していたと思います。が、それはそれ。「やるべきことをやる」という一番ベーシックな部分ができないというのであれば仕方ないかなと。ペナルティを与えるという気もありません。結局損するのは自分自身なのだから。

 

何度も書いています。今は「きちんとやる」というのであれば「必要な指導をする」というスタンスです。「やらない」ことに対して別にどうこうするつもりはありません。「指導者としてふさわしくない」と言われるのであればそれを厳粛に受け止めて辞めます。「最低限の条件」しか示していません。それでも「こちらの指導が悪い」と言われる可能性は十分にあります。そこまでして「陸上競技の指導をさせてください」という気はない。「追い込み切れない」という選手であれば声をかけて「最後までやらせる」のは必須だと思っています。一人ではできない部分ですから。そうではなくて「取り組みの姿勢」からやるのはもういいかなと。今の学校では間違いなくそこはやらないつもりです。それにより「チーム」が上手く回らないことがあるかもしれません。「競技をやりたい」「結果を残したい」と思っているのであれば「やるべきこと」は明確なはずです。最初の段階ではテコ入れが必要かもしれませんが、こちらの「考え方」「スタンス」は示さないといけない。

 

グランドが少し緩い感じがありました。途中雨が降っているのも影響していたと思います。気温も一気に下がってしまう感じが。日曜日、月曜日と走練習をしていないのもあります。この日にできる最大限のことをやるというのでいいかなと思っています。最高の走りができるのが理想。しかし、条件によってそれができないこともあります。毎日毎日100%の体調で練習はできない。その中で「できることをやる」というのは重要かなと。

 

いつも通りの流れで練習をしていってスプリント練習の後に10バトン、25並走を。今回は「なぜやるのか」をもう一度説明しました。何度も何度も説明していますが。「意図」が分からないのであればどれだけ本数を重ねても意味がなくなります。特に「バトン」に関しては「技術」の部分が大きい。時間をかけてやっていく。ある程度次の走者の「特徴」も把握しておく必要があります。いきなり「バトンパス」をするのではなく順序を追ってやっていくことで「調整」ができるようになります。10バトン、25並走それぞれ私なりにきちんとした意味があります。そこができるかどうか。バトンでミスをしないためにどうするか。徹底したいと思っています。

 

3年生が練習に参加し始めて1か月くらいが経過したでしょうか。やっと流しを始めるという感じです。間に合わないと思いますね。そのことも伝えています。「補強」をすることがメインではない。結局競技力を上げるための基礎が補強ですから。少し走らせました。やはりここは重要だと思いますね。走らないと次につながらないですから。本数を増やすというのではなくスピードを上げて走れるようになる。ここができなければ意味がなくなってしまうなと。

 

シャフト補強Aをやってから股関節補強、ハードル股関節まで。補強は前日にやっているのでそこまで必要ないかなと。練習の合間に必ず補強を入れていきます。最優先事項は「身体作り」です。それができて初めて次の段階に到達する。練習の最後に入れてしまうと「時間がない」という理由で省略されてしまう危険性があります。絶対にやるためには「途中」でやるほうが確実。刺激を入れた筋肉に走る動きを覚えこませるという意味でも重要だと思っています。ここは譲れない部分かなと。最後に補強をするのは非効率的ではないかなと考えています。あくまで私見。

 

そこから「合流走」を2本ずつ。ここも「理由」があります。いきなりバトンパスをするよりも「効率的」だと思っています。複数のことを一気にやるよりも「負担軽減」をすることで必要な要素を一つずつ克服することができると思っているからです。「30-60」での合流走をすることで次の「合わせ」に生きてくる。今回に関しては私からは殆ど指摘しないようにしていました。まずは「自分たち」でやっていくためです。こちらから「答え」を与えるのではなく「状況の把握」をさせる。冬季練習だからできることだと思います。シーズン中にはそんな悠長なことは言えないので。

 

準備をしていたので「合わせ」はまずまず。最初の練習としては十分だと思います。「渡らない」というのは1つもありませんでした。これも当然と言えば当然なのですが。「渡る」のは最低条件です。「渡ればいい」というのは考えていません。いかにトップスピードでバトンパスができるか。そのためには「どこで渡すか」も重要になってきます。ここはしっかりと説明をしました。意味のある練習にするためです。

 

予定通りの練習ができたかなと思いますね。バトンは見ていて楽しい。技術的な改善をしながら準備を進めていきたいと思っています。

 

また書きます。

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補強中心に

2024-01-10 | 陸上競技

日曜日のことは少しだけ。翌日の練習計画を立てることにしていました。本当は朝一で散歩したいなと思っていたのですが、疲労度が高くて。2日間大きな声を出したのもあって声が枯れていました。さらには日光に当たっていたので唇がカサカサ。年齢的なものもあると思います。潤いがない。夜は舎監。合宿後には日誌にコメントをしっかりと書くことにしているので寮生に日誌提出を促し記入することに。

 

月曜日。この日は補強をしようと考えていました。合宿に引き続きnonoさんが練習に参加してくれることに。ありがたいですね。こういう機会を提供できるというのは他ではできないかもしれません。我々のように田舎で練習をするチームにとっては刺激がないのでかなりプラスになります。

 

ほとんどやらないのですが、今回に限っては少しだけミーティングを。合宿を振り返ってということで。選手から2人。ここは無難にという感じですね。これまでずっと見てきて「振り返り」が大きな刺激になることが少ない。「先生に言われるまで声が出なかった」というのを言っていました。ずっと言っていることです。どこに合わせるのかをもっと真剣に考える必要があると思いますね。

 

今回は客観的な意見を聞きたいと思っていたのでnonoさんに話をしてもらいました。nonoさんは故障からの復帰中。それでも誰よりも声を出して笑顔で練習をしていました。「雰囲気を明るくする」ことについても触れていました。東京で練習をする中で強豪校と一緒のグランドでやることがある。その時、きつい練習になればなるほど「マイルの決勝?」というくらいの元気が出る。「うるさいくらい」だと。それくらいのエネルギーがあるのだと思います。周りを明るくするだけではなく自分自身を励ますためにも声を出している感じがあります。こういう姿から学ぶことは多いと思っています。「やれ」といわれたからやるのではない。自分で必要だと思って、自分のためにやるのだと思います。誰かから教わったとかではなく自分自身で道を切り開いているのかなと。本当に頭が下がります。

 

「良い子が多い」という評価もありました。これは「リミッターを外せない」という意味での「良い子」です。何かやろうとするときに「真面目」に「一生懸命」はやる。しかし、それ以上がない。殻を破って突き抜ける選手が出てこない。周囲の目を気にするのかもしれません。それで本当に強くなるのかどうか。自分が結果を出すためにがむしゃらになれないというのでは強くなる可能性が低くなります。これは的を射た指摘だと思いますね。まさにここが変わらない限りチームの状況は変わらないだろうなと。

 

私からも少しだけ。今回の合宿で何を感じるのか。自分たちは練習をすることができる。しかし、同年代の石川県の選手たちは練習をしたくてもできない状況下にある。「きつい」「やりたくない」という気持ちが前面に出る。「やりたい」と思ってもできない選手がいるのです。同時に同じチーム内に「やりたい」と思ってもできない選手がいる。その選手の気持ちを考えているか。日誌に「きつい練習だけど楽しそうにやっていた」「自分も走りたい」と書いている。一番近くにいる選手の気持ちを汲んで取り組めているか。「練習をする」のが当たり前ではない。「やりたくてもできない」という選手がいる。自分がどうするか。そこを考えてやるように、と。最近はこんなまじめな話はしないんですけどね。「やりたくない」ならやらなければいいだけのこと。冷めてきているのかもしれないですね。

 

この日は「足を使わない」というテーマがあったので武道場でひたすら補強。他の部活動がいないというのもあったので最初の計画通りすべての練習をすることができました。バランス系をやってからコントロール系も。自分の身体を上手くコントロールする能力、重心が移動するのを感じる能力を養う。ここは時間をかける必要があると思っています。すぐにできるものではない。しかし、この冬で時間をかけてやっていくことで「見えない部分」が変わってくると思っています。単純な筋力アップではなく「あるもの」を「使えるようにする」という部分。無駄なことをするのではなく力を発揮するための練習ができればいいなと。

 

「足踏み腹筋」をやりました。これまでは10回にしていたのを20回に増加。これにより「腹筋」ではなく「腸腰筋」にくることが判明。確かに一気に股関節が屈曲してその勢いで身体が浮きます。実践的な補強になるのではないかなと思っています。これも定期的に入れていきたいなと。合宿などに行くと補強のバリエーションが増えます。ここ最近はほとんどそういう機会がなかったのでやっていません。トレーニング関係の本もほとんど読んでいません。内容が完全に「知識」と重なるので。まだまだ知らない何かを見つけられたらいいなと思いますね。

 

色々やってから屋外でDM∞と瞬発系シャフトを。ここも定期的に入れていきたいと思っています。1週間に1回程度やったくらいでは「根本的な変化」は生み出せません。きちんと計画的にやる。他の日にシャフト補強を入れますがその補強とは別に「爆発的に力を発揮する」という部分が必要だと思っています。筋肥大をせずに出力を高める。ここに関しては工夫の余地ありです。tokushoの時のようにウエイトをやるというのは考えていません。もっと他の形でトレーニングをする。ジャンプ系が著しく少ないのでそれをどう入れていくか。故障のリスクと天秤にかけながらなのかもしれません。それくらいで故障するくらいならもう勝負にならないという考えもあると思いますが。

 

再び武道場に戻ってMD腹筋、シャフトトレーニング、TABATA腹筋を。そのままnonoさんにいくつか補強を教えてもらいました。必要な筋群を強化するためです。かなり負荷がかかったようです。また色々と導入していきたいなと思います。

 

最後にnonoさんに話をしてもらって終了。「応援している」と言ってくれていました。まー後輩ですからね。記録速報にも注目しているので活躍してもらいたいと。ありがたいことです。こういう機会が自分たちにとってどれだけの刺激になるのか。来なくてもよいのに時間を作って練習にきてくれることの意味。そこが分かるかどうかだと思います。貴重な時間だったと思います。

 

翌日から学校が始まる。早速バトン練習をやり始めようという話をしておきました。試合が近づいてからではなくきちんとした準備をしてリレーに備えたい。これまでやりたかったことの意味をもっと詳しく説明しながらやるつもりです。今からやるの?と思われるかもしれませんが。バトンパスも含めてやっていく予定です。

 

自分がやりたいことは何か。そこにこだわってやっていけたらと思っています。

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新春合宿~2日目午後~

2024-01-10 | 陸上競技

なかなか一気に書けませんね。

 

2日目の午後はひたすら走ることにしていました。宿泊棟の裏側になる坂道を利用しての練習。急な坂ではないのでそれなりにできるかなと考えていました。2日しかない合宿です。最大負荷をかけるのはここしかない。うちの選手は「走練習」が少ない部分があります。普段から「量」を追うような練習をしていないので。こういう時に「数の力」を利用しながら負荷をかけられたらいいなと。単独ではできない部分でも他に人がいることでできる。ここは重要だと思いますね。合宿の最大メリット。

 

本数的には60m×5本。6分休憩してから90m×5本。10分休憩してから120m×5本。他の学校から比べたらこれでも「少ない」と言われるかもしれませんね。基本1本目から全力で走るように伝えています。もちろん全員がそれをするとは思いませんが、「しっかりと走る」というテーマの中で意図を理解して走ることができれば負荷は高いと思います。この日も「勝ち上がり走」という形でやりました。

 

坂は曲がっている部分がるのでできるだけ最短距離を走れるようにこちらでコースを作って行いました。休憩時間を削ってマネージャーと一緒に。事前準備ができればあとは練習がスムーズに進みます。ひたすら競争。全力で走り続けている選手はきついと思いますね。中には決められた距離の前でスピードを緩める選手も。今の私のスタンスからすればそこに対して「最後まで走れ」とは言いません。別にその選手が「最後まで走らない」という選択をしただけなのでそこに対して無理やり走らせる必要はないかなと。自分が指導している選手であってもそこは変わらないと思いますね。自分自身の問題ですから。元々「嫌ならやらなくてよい」という話をしていますし。

 

90mが終わった時点でうちの女子が一人「けつ割れ」状態になりました。1本目からすべて全力ですから仕方ないかなと思います。私的には「最後まで本数を持たせる」という練習よりも「出し切る」ほうが効果的だと思っています。スピードレベルを落として「本数をこなす」という練習は面白くないですから。もちろん、持つなら行けばいい。その選手は120mの3本目くらいまでは走ったでしょうか。出し切れる強さはあると思います。

 

120mが終わった時点でもう一度並び替える。男女を4グループずつに分ける。まー100人いますから分けるのも大変です。今回は先日krskcで行った「Tail Impossible」を。最大で150mを7本。坂道の150mですからロングスプリント的な練習になるかもしれません。各グループで決められた人数が脱落していく。1本目からゆっくり走れば1本だけで終わりという形です。この練習は「意欲」に比例します。「やりきってやろう」という選手に関しては「7本走りたい」と思うでしょうし、120mまでで「疲れたからもういいや」と考える選手は1本で終わります。先日mrsd先生にも言われましたが「どうやって勝ち残るか」を考えるきっかけになると思います。県総体で「予選だけでも通過したい」と思えば他の選手が力を温存している1本目から出し切っていけば「可能性」が出てくる。力のある選手はどれくらいの力を使って勝ち残っていくのかを考える。余力を残していたとしても「負けたら終わり」です。もう1本走りたいといっても走れない。そこを経験させる絶好の機会です。そのあたりを説明してから練習開始。

 

脱落していく人数はそのグループの状況を見て決めました。指示を聞いていないので他のグループに移って走っている生徒もいました。なんだかな。それでも「脱落」していく生徒は出てくる。これでいいと思っています。最初のほうは「脱落」していた生徒は座っていました。そういう「意識」だと思います。他の者が走っているのだから「応援」や「声かけ」はできるはずです。自分のチームの仲間が走っているのに自分は休憩というのでは・・・。これも普段からの考え方だと思います。後半になると「走りたい」と思っている選手が抜けていくのでずっと立って応援していました。フィニッシュ地点で見ていた私たちは応援の人が多すぎて最初の流れが全く分からない。それくらい盛り上がっていました。

 

最後の決勝は男子8人、女子6人で。上位3人に関しては顧問が出資して購入した景品を渡すことにしていました。まーここまで来たら「景品が欲しい」と走る選手はいないと思います。「勝ちたい」というだけ。最後までかなり白熱したレースとなりました。女子はうちの選手がワンツー。もう一人は入れそうでしたが最後力尽きました。うちにとってはこうやって最後まで力を出し切れる練習ができたのが大きい。やはり「数の力」だと思いますね。良い練習になったと思います。

 

最後は全体でゲームを。色々と工夫して準備しました。今回はオリンピアンのkrkくんが来てくれていたので彼に「プレゼンター」になってもらってゲームを。事前にくじを配っておいてkrkくんが引いた番号を持っている選手にこちらで準備した景品をプレゼント。新春ですから遊び心も必要かなと。1本はkrkくんが自販機で買ってきた「サイン入りオロナミンC」(笑)。あとは色紙を買ってきたので6人分のサイン。更にはスポーツショップでタオルを購入してきたのでkrkくんにサインを書いてもらってプレゼント。最後は4人だけ「krkくん提供の衣類」でした。これはなかなかです。こちらから何も言っていないのですがkrkくんが持ってきてくれました。高校生にとっては大きな刺激になると思います。ありがたい。

 

最後は全体で写真を撮って終わり。個別にkrkくんやnonoさんと写真を撮っている選手も多数。年の初めにこうやって大きな刺激があるというのは大きなことだと思います。私自身が何か見返りを求めているわけではありません。何かアクションを起こすことで変わっていくこともあると考えています。次年度もしやることがあるなら「参加料」の形でいくらか徴収してもいいかなと思っています。必要経費も含めて「イベント」を行うために。自分自身の収入にするのではなく様々な形で還元できると面白いのかなと。

 

どうなるか分かりませんが。モチベーションが続けば。

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新春合宿〜2日目午前〜

2024-01-09 | 陸上競技
合宿のことを。書いていたのですがアップする時にネットが切断されてしまって全て消える。ここ最近はなかったんですが。とはいえ最近こまめに書いていないのですが。

2日目の午前中は時間の関係もあってある程度身体を動かすことをメインに。前日の午後は走っています。量としてはそうでもないかもしれませんが、大半の学校は長い休みの期間があったと思います。いきなり量を増やすと持たない可能性もありますし。様子見でやっていました。

2日目は105人の参加となっていました。多い。さらにテレビ局の取材をkrkくんが受けることになっていたので微妙に人が増える。私的にはkrkくんが様々な人から応援してもらえることが必要かなと思っています。高校生と関わることでまたプラスになると思います。別に私がやっていることが云々ではない。元々20年以上前から実施されてきた合宿を勝手に引き継いだ形です。実際krkくんも高校時代には参加していました。途切れていた部分を復活させただけ。

最初は遊びながらアップ。手繋ぎ鬼ごっこを。各チームから鬼を出してもらって実施。5分間の4セット。しかし、最初は鬼の人数が少なくて歩いている生徒が多い。最後は5番の1位を鬼にしました。こうなると必死に追いかける&逃げるというのがあるのでアップになります。工夫次第だなと。まー次にこの手の練習をするのはいつなのかって話ですが(笑)遊びの延長で「グリコジャンケン」を全身を使って。楽しみながらやることも必要。さらにアジリティを。アップとしては十分かなと。

DM投げもやりました。ここはkrkくんにお手本を見せてもらいながら。高校生が日本代表選手の動きを見る機会というのは多くないと思います。映像で見るのと実際に見るのでは全く違うと思います。こういう「場」の提供をすることで陸上人口が保てるかもしれません。まーそこまで私が考える必要はないのですが。自分にしかできないやり方というのがあると思います。もちろん、こういう形に対して批判もあると思います。「krkくんを利用している」と言われるかもしれません。それならそれで受け止めるしかないだろうなと。誰がが何かをすると批判をする社会です。

そこからは1歩目の動きとマーク5歩。DM投げなども入れながら一歩目の跳び出し。人数がかなり多いので細かいことができません。特に今回は1泊2日という限られた時間なので技術的なことだけをやったら全く走らない形になってしまいます。以前は2泊3日の日程でやっていたので走練習と技術練習のどちらもできました。補強をする時間も確保できません。1泊2日だから持つという生徒も大半だと思います。普段やらないので飽きてしまう部分もあるでしょうし。

私自身はこの合宿で育ててもらったと思っています。kd先生がずっと行われていた合宿に参加させてもらい、指導する機会も与えてもらった。動きについての談義をしたりと自分自身のスプリントに対する考え方の原点がここにあります。今はこの手の合宿を1人で回さなければいけなくなっているのが課題だと思います。厳しいことをいうのも1人になるので。様々な形で生徒に関わる人が増えていくことが重要なのだと改めて感じています。「後世を育てる」という大義名分を背負ってやるわけではありません。しかしながら誰かがやらないと何も変わらない。まー興味を持つ人がどれだけいるのかという話ですが。

技術練習はkrkくんにお手本を見せてもらいながら。繰り返し技術を身につけてきたタイプではないのであまり参考にならないかもしれませんが。かなり感覚が鋭いのでこちらが「やりたい」と思っていることを体現してくれます。大きい話です。合間に色々と話をしながら動きの確認をしていきました。前日に私が全体に話をしたことがあるのですが、やはりできていない「前脚に体重をかける」というのが見て回る中でできていない。そのことを指摘していました。これも普段から言い続けないとできない部分だと思います。その辺りも私が言うのではなく意図的にkrkくんに全体の前で指摘してもらいました。こういう選手が高校生に伝えると入りやすいですからね。私が話すより断然(笑)。

トップ選手のやってきたことをそのまま高校生にやらせるのは基本間違っていると思っています。紆余曲折あってその感覚にたどり着いているのにいきなりそこを求めると話が変わってくると思います。それが分かるかどうかは大きなことだと思っています。分からずに指導するのはやはり避けるべきだと考えています。実績があるから指導ができるというのは全くの別物だと考えています。まーわかってもらいにくいでしょうが。

やはり飽きている生徒が多かったですね。動画を撮りながらやる形にしていましたがそれでも飽きている。この辺りも「目指す所」が影響するのだと思いますね。何となくやるというのは良くないなと。だからこそきちんとした「参加料」を徴収してやる方が良いのかもしれないですね。「お金を払ったから元を取らないと」と考えるでしょうから。保護者が出すことが普通になっていますが、お小遣いやお年玉の中から出すようにするともっと意味が出てくるかもしれません。そうなると参加者が少なくなるかもしれないですが。それはそれで良いかなと。

午前中は早めに終わりました。昼食をとって午後から走りたかったので。時間が足りない。それを今後どうするか。何を求めてこの合宿を行うのかというのもあると思います。どこまでやるか、技術を徹底するならもっとやり方があるでしょうし。来年度やるかどうかも含めて検討しないといけないかなと。単独ではできないことができるのが合宿の良さです。メリットは大きい。

また書きます。最初に書いていた内容とは随分変わってしまった気もしますが。
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新春合宿~1日目ミーティング~

2024-01-08 | 陸上競技

合宿のことを。

今回の合宿では真面目に食事の後にミーティングを行うことになっていました。kjhr先生の強い要望でした。合宿で宿泊すること自体が大幅に減っている。更に単独ではなく複数の学校で一緒に宿泊するというのはもっとない。集団生活をするということの中でも必要な要素なのかもしれません。

今回のミーティングは3段構成にしていました。私の方から「勝つため」というテーマで話をする。そのあとにnonoさんから「日本一を目指して」というテーマで。最後に「試合のW-up」という実践的な話を。最後の部分はできるだけ話をしたくないなと思う部分がありました。これによって競技結果が大きく変わるからです。まー今の県内の状況であれば話をしてもあまり関係ないかもしれませんが。

ミーティング開始時に数名来ません。あり得ない。本当にギリギリに来ましたが。話を聞くと2度目のお風呂に入っていたとのこと。時間を見てまだお風呂に入っていない選手もいます。ここ最近ずっと言っていますが、「別にやらなくていい」のです。私自身がこの場でミーティングをしたところで何か見返りがあるわけではない。要望があるからやっているだけ。「約束事が守れない」という人に対して何故私が自分自身の時間を消費して対応しなければいけないのか。だからといって激怒することはありません。もうどうでもいいからです。冷たいと思われるでしょうか?無責任だと言われるでしょうか?何ら見返りもなく私だけが疲弊するのはどう考えてもおかしい。「やれ」と求められるのに何も戻ってこない。「金銭的見返り」があるなら我慢してやるのかもしれません。そこに責任が生じるからです。しかし、「善意」で何かをすることを「当然」だと言われるのは間違っている。だからやらない。それだけです。

最初の話は10分程度。「どこで勝つのか」という話。それぞれの競技力に合わせて「勝つ」場面を考える必要があると思います。IHに行くことだけがすべてではない。目標が「支部大会」で勝つというのでも良いと思います。何とか「支部大会」で順位を確保して「県総体」に出場したい。そこに対して本人が最大限の力で進めるのであれば私は応援します。とりあえず「県総体」に出ればいいやという形であれば自分で勝手にやっても行けるでしょうし。「県総体」「中国大会」「IH」という様々な大会がある。「勝つ」という基準が「県総体で優勝」かもしれないし、「県総体で6位以内に入って中国大会へ」という部分かもしれない。自分達が決めた「基準」の中で「勝つ」ことを定義すればいいと思っています。

どちらにしても「優勝」する選手はそれぞれの大会で1人だけです。それ以外の選手は全て「負ける」ことになる。「負ける」選手は競技をやる意味がないのか?それは違うと思います。「負ける」ことから学ぶことは多いと思います。「Good Loser」という考え方。「負ける」ことを恐れずにそこに向けて「やれることは全てやった」と言い切れるだけの努力をすることができるかだと。ここに「価値」があるのかなと思っています。

嫌いな言葉についても話をしました。どうしても使ってしまうのですが私は「頑張る」という言葉が嫌いです。できるだけ使わないようにしています。無意識に使ってしまうのですが。ここも具体例を挙げながら。これまで「2」しか努力してこなかった選手が「4」やるようになる。これにより「自分はこんなに頑張っている」という話になります。これまでの倍やっているのだから。同じく「6」やっていた選手が「8」やるようになる。こういう選手は「まだ足りない」と感じています。もっとやらなければ結果につながらないと考えるから。同じ「2」増えたとしてもその「内面」には大きな差があります。
「頑張る」という言葉は比べる基準が「過去の自分」でしかないのです。本当に必要な「努力」という部分とは異なり、「これまでやってきたこと」を基準に比べることになる。だから勝手に満足してしまうのだと思っています。本当はもっとできる、もっとやらなければいけないのにそこに目が向かずに「やっている」という満足感に目が行く。この状況で本当に「勝つ」ことができるのか。大切なのは「自分にできることを最大限やり続けること」だと思っています。難しい話なのかもしれません。それでも「考え方」自体が変わらないと何をやっても変わりません。

この話をしてからそのままnonoさんの紹介に移りバトンタッチ。そこからnonoさんに「日本一を目指して」というテーマで話をしてもらいました。彼女の努力は半端ないものがありました。自分自身で追い込みすぎてしまうくらいの努力。時々悪い方向に進んでしまう(やりすぎてしまう)ので身体のダメージが大きすぎるのですが。それだけストイックになれる選手はほとんどいません。だからこちらも応援したくなる。

中学校時代に「結果が出せなかった」ということから「自分に何が必要なのか」と考え始めた(この時点ですごい話ですが)。自己分析をして行く中で「自分自身を知る」ことをした。「性格」「得意」「苦手」の3つの要素から自分自身を分析していき、それぞれをどのように競技に生かすかを考える。その結果が様々な場面に結びついていく。「得意」を伸ばすための練習、「苦手」を克服するための取り組み。それができるから強くなっていったのだと思います。誰かから何かを強制されたわけではなく「自分のために」やることができた。ここは大きな部分だと思いますね。

最後に「試合のW-up」についての話。「普段の練習」「調整練習」「試合当日」の違いについて。ここに関してはかなり大事な情報だと思っています。ある程度指示をしていましたが県総体の400mの準決勝で全く走れない。確認をすると「流し1~2本」しかアップをしていないことが判明。衝撃でした。この期に及んでこのレベルだったのかと。さもありなん、でしたが・・・。この反省を生かして中国大会では詳細なアップメニューを作成。ここまでする必要があるのかというくらいの話でしたが。これがなければIHに進むことは絶対に無理だったと思います。それくらいの内容です。

「もう1本走っておきたい」と調整練習や当日練習で言う。これは間違いなく「不安」の現れです。やることによって安心感を得たい。しかし、それは疲労度が増すだけ。メリットはありません。バトン練習でも見ていると「合わない」ので「合う」までやる。計画性がない。まーそんなレベルの話をしているわけではないので絶対にやりません。「合わない」のであればその理由を明確にしていけばいい。日ごろからその部分に対して準備をしておけば関係ないからです。

更には1次アップと本アップ、ラウンド間のアップ。アップ終了後の過ごし方、栄養補給、レース間の過ごし方、レースが始まるまでにどのようにするかなど。更にはアップの時の条件なども踏まえて。長距離の選手も聞いていたのですが実はどの種目でも同じではないかなと思っています。詳しくは割愛しますが。何故アップをするのかを考えたときに必要な要素は見えてくると思います。予選から勝負をしないといけないときにどのように刺激を入れるか。余力が出てきたときに予選をどのように戦うか。

練習で何本も何本も走る必要はないと思っています。理由は明確です。1本走ってから次に走るまで基本的には1時間以上空くからです。10分のレストで5本走るなどはそこまで重要な練習ではないと考えています。「中距離的な練習」にはなりますが、それが実際のレースで生かせるのか。最優先事項は「最大出力」を上げて狙ったレースで「力を出す」ことだと思っています。そのための準備をするのが「普段の練習」であり、試合での力の発揮とは全く違う形でやっても意味はないかなと。

まーどうでもいい話をダラダラ書いてしまいました。興味がある人がいればまた書きたいなとは思います。これを何も見返りなく準備して提供したというのはなかなかのことだと思っています(笑)。かなりの時間をかけましたし。それがどのように選手に立ちに伝わるかですね。

また書きます。たぶん。

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新春合宿〜1日目午後〜

2024-01-07 | 陸上競技
合宿のことを。

1日目の午後は坂道を中心とした練習に。芝生の坂が至る所にあるのでかなり脚に負担がかからずに練習ができます。怪我をする練習ではないので負担を最小限にしながらやれるといいかなと思っています。最大限の配慮。

午後の最初はnonoさん主導で補強を行いました。せっかくの機会なので。最初に普段は1時間¥6,000の指導料だという話もしました。やはりありがたみが違う。私何でずっと無料でやっていますからね。それはそれで本当に良いのかという話になりますが。シンプルな補強を20分程度教えてもらいました。故障していてもできる補強でした。それをどう実践するかだと思いますね。

そこからはDMを使った練習。足りなくなる可能性があるので他の学校の先生方にも持ってきてもらいました。真上投げとDMリレーを。ここは休むことなくずっとやる。この合宿のテーマは「基礎体力作り」というのがあります。技術だけをやる合宿とは異なります。うちの女子に関しては通常の練習が「技術的な練習」なのでこうやって「がむしゃらにやる」という機会は必要だと思っています。学校ではどうしてもできない部分です。「数の力」は大きい。

そのまま坂道に行って「ひたすら坂」という感じで。おんぶ走、抱っこ走、スキップなどを延々とやりました。90mちょっとの坂をひたすら上がる。降りるのはジョグで降りてくる。とにかく「技術」なんてものは何もない。「どうやって身体を動かすか」だと思います。見ていると何人かが前向きに声をかけながらやってくれていました。こういう選手がいるのは大きいですね。どうしても「不満」を口にする選手もいる。「こんなの無理」とずっといっている。やらなければいいのに。誰からも強制されているわけではありません。「やりたい」と思えばやればいいし、「やりたくない」と思えばやらなければいい。そういう条件の中でやっていると思っています。外の学校の選手の様子を見るとうちの選手は「きちんとやる」ことができます。まーどこと比べるかだと思いますが。krskcであればもっとできているかもしれません。今は常に前を向きたいですね。

スパイクを履いて変形ダッシュを。とにかく人数が多い。この日は90人くらいだったでしょうか。組が多くなります。男子の後ろの方は女子と勝負をする感じ。これはこれで女子にとっては効果的です。自分よりも速い選手と常に競争できるのだから。うちの女子は坂道を苦手としている選手が多い。もっと力を発揮しながら走れるといいなと思います。瞬発系も苦手なのでこの部分の克服も必要。変形ダッシュを15m20本(笑)。ゲーム性もあるので常に全力で走っていました。中途半端な距離だと明らかに手を抜く選手も出てきます。常に競争。勝ち上がり、負け下がりにしているので勝負をすることができます。後ろの組のほうからスタートする選手もいます。勿体ないですね。もっと競り合うことができればいいのに。

これも合宿だからできることです。90人が勝ち上がりで変形ダッシュをするなんてめったにできません。単独ではそこまで人数がいませんし、何となくやる前から序列が決まってしまうからです。ほとんど一緒に走ったことがない選手と一緒に競争することの楽しさ。陸上競技の楽しさの一つだと思います。「勝ちたい」という欲求を満たすためにもこういうパターンの練習は必要かなと。「勝ちたい」という気持ちがないようであれば競技をしても結果は出ないと思います。力があるなしは関係なく「勝ちたい」という想いを常に持ってもらいたいですね。

めちゃくちゃ走ろうと思っていたのですが、変形ダッシュの人数が多すぎて走るときには残り30分程度になっていました。これは勿体ない。やはり90人を4人1組でやると時間がかかります。そこまで計算しておけばよかった。結局、30m×3本ー60m×3本ー90m×3本だけしか走れませんでした。それまでに変形ダッシュで足を使っているのでかなりのダメージはあると思いますが。練習の途中から何人か足を攣っていました。これは仕方ないかなと。スピードを緩めて何本も走るというのであれば「こなす」練習なので足を攣ることはもないと思います。可能性としては「運動不足」でやっていなかったので足を攣ったというのもあるかもしれません。それも人それぞれ。結局は自分自身に返ってくることですから。

練習を17時前に終わらせる予定でしたがギリギリになってしまいました。通いの選手はマイクロバス2台で駅まで送ってもらいました。ありがたいことです。セミナーパークから駅までは2キロ強あるので歩いている途中で足を攣る危険性もありました。感謝しかありません。

ガッツリ追い込むという目標まではたどり着けなかったかもしれませんがある程度の負荷はかけられたかなと思っています。3日間あればバランスを見ながらしっかりとできるのですが。まーこの日は十分かなと。

その後、今回はミーティングがありました。このことはまた別に書きたいと思います。真面目にやっています。

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新春合宿〜1日目午前中〜

2024-01-07 | 陸上競技
合宿のことを。

1月5.6日の1泊2日でセミナーパークで合宿を実施しました。本当は私自身外に出たいなと考えていたのですが、周囲から「合宿しないのか?」「合宿をやろう」という強い要望が11月の駅伝の時にありました。去年、この時期に合宿をやりたいとこちらから呼びかけた部分があります。これまでずっと新春合宿をやっていたのですが色々な事情があり大きく形が変わっていきました。私自身が育ててもらった合宿を辞めてしまうのは勿体無い。他県から参加したいと言ってもらえる合宿をやるというのも必要だなと。まー無名な私が何かをしてもそんな形にはなりませんが(笑)

セミナーパークのメリットは練習場所と宿舎が近いことです。格安でできるので1泊2日3食で4000円でできます。移動時間も5分もかからないのでやりやすい。最大140人くらい宿泊ができるのではないかなと思います。最初宿泊ができないということだったので諦めていましたが、急遽空きが出たようで80人くらいまでなら泊まれると。いや、どんな空き方なんだという話ですが。それもあって宿泊や施設予約も1人でやることになりました。そして指導と1人で…。元々やりたいと言ったのは私自身の部分があります。言い出したからにはやらないといけないなと。準備も含めてかなりのことがありますが。

今回も高校生に刺激を与えたいなと思っていました。山口県出身で活躍している選手に声をかけてできれば練習に参加してもらえないかとアポを取りました。東京オリンピック代表のkrkくん、sky高校出身でヨンパと7種で何度も全国優勝&全国入賞を果たしているnonoさん、三段跳で15m90くらいを跳んでいるsgnくんに来てもらえることに。これはなかなか豪華な話です。そういう経験を高校生にさせてあげる。そこから競技に対するモチベーションを上げていく。新年だからこそそういう部分ができると良いのかなと考えていました。

もうこれだけで一大イベントだと思いますね。参加料1000円もらっても良いくらい。次年度この形でやるのであれば幾らかお金を集めて彼らの交通費くらいは負担をしても良いかなと思っています。参加人数自体は100人を超えています。別に私が儲けようというのではなく来てくれる選手に還元できると良いのかなと。今回は簡単なイベントも出来ればと思ってきたので各校顧問にお願いして「景品代」として出資してもらいました。「遊んでいるのか」と言われるかもしれないなと思いますが。それでも「今の選手達」にこれまでのようなストイックさだけを求めるのは難しい時代になっていると思います。少しずつ時代と共に指導スタイルも変わっていくのかなと。

簡単に趣旨を説明。人数が多くなるので後ろの方でやっている選手は指導ができなくなるだろうというのは伝えました。1人で100人に対して平等に指導するのは不可能です。さらに「取り組みの姿勢」にも大きな差があります。強制的に参加させられている選手もいるかもしれません。それなら後ろの方で適当にやっておいてくれる方がお互いのためになるかなと。ここは「競技に対する意識を高める」という感じではなく「より強くなりたい」と思っている選手に対して刺激を与える場だと思っているので。

参加料を取っていません。通いの選手に対しては1日100円の施設使用料をもらっています。「お金を払っているのだからサービスをしろ」と言われるかもしれませんが。「練習メニューの提示」というだけで大きなサービスの提供になっています。それを無料でやっている。文句を言われる筋合いはないですよね。こういうご時世なのでそれでも何か言われるかもしれません。そういう選手やチームは参加を遠慮してもらう形にしていくべきだろうなと思います。無駄な時間を使ってしまうことになるので。

1日目の午前中はレクリエーションを入れながら身体ほぐしと雰囲気作り。なかなか声が出ません。合宿などを経験したことが少ない人達です。どのように接したら良いのかわからないのかもしれません。他校と一緒に練習をするという機会も減っていると思います。未だに誰にも「一緒に練習したい」と言われない現実があります。仕方ないですね。

最初は軽くゲームをしてから開始。手繋ぎパチン、コミュニケーションタッチ、マークアップ。まー本当に遊んでいます。色々な選手と関わりながらやることでできることが増えていきます。社会性を持たせる。チームによってはずっと自分の学校と一緒にやっている所も。別々の学校で組むように指示はしますがなかなか。以前ならかなり厳しく指摘していたと思いますが、まーいいかという軽い感じで流す。求められていないことを提供しても意味がないから。

身体作りのことも含めて久しぶりに「おんぶダッシュ」を。名前を見ると「おんぶしてダッシュする」と思われがちですが実際は「おんぶ」をした状態でスクワットをする。筋肉に刺激を与えてからダッシュをするというのものです。自重プラスアルファの負荷をかけてそれに走る刺激を入れる。幾つかのパターンがあるのでそれをやりました。

ある程度身体を動かしてから少し技術的なことを。力を逃さないという部分、それを活かして地面からきちんと反発をもらう。お手本としてkrkくんとsgnくんにやってもらいました。すごいバネですね。固める部分や反発をもらう部分、目の前でトップアスリートの動きを見ることができるというのは大きな話だと思います。真似ることはできないかもしませんが「本物に触れる」というのは貴重。少し説明をしてもらいながらという感じでした。

反発をやったから他校の先生から「やって欲しい」と言われたら「スイッチング」の部分。仰向けで横になった姿勢での脚の入れ替えをやってから切り替えを意識したモモあげ。nonoさんはかなり丁寧にアドバイスしてくれていました。これも貴重。何人かは飽きていましたが。途中で「お腹すいた」と繰り返している選手も。まー良いんです。そこに対して「取り組みの姿勢」を正すのは私の役割ではないので。若干イラっとしますがもう見限っている部分もあります。そこにエネルギーを使うのは勿体無いから。

あとはスイッチングの意識をしてから少し進む動きを。前に進むと難しくなります。動きが小さくなってしまう選手も出てきます。普段の動きの部分も影響してきますね。これまでの合宿では「動きの意識」が近い指導をしているチームが集まってやっていました。今は「この合宿で知る」という感じになっています。そうであれば1泊2日では絶対に足りません。技術的なことをやるためには2泊3日で丁寧にやりながら合間に走りを入れていくというスタンスが良いのだと思います。「特別な場面」であればテンションが上がって普段よりも練習ができる選手もいるでしょうし。

最後にマークを置いて芝生の上で「1歩目の跳び出し」の練習を。これを20分くらいやったでしょうか。ほとんど練習らしくないかもしれませんが。身体を動かすというのがメインになっています。身体作りも含めて色々なことをやりたいと思っていたので。krkくんやnonoさんは高校生に指導をしてくれていました。いや、ありがたい。

余談になりますがnonoさんは「パーソナルコーチ」をされているとのこと。東京に住んでいるので需要があるようです。1時間6000円くらいが相場だと。いや、そう考えると今回の合宿は格安です。あり得ない値段。お金のためにやっている訳ではないですが。合宿などの在り方も考えていく時代になっているのかもしないですね。

とりあえず午前中はこんな感じでした。また書きます。




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練習始め

2024-01-07 | 陸上競技
遅くなりましたが。4日から練習再開となりました。男子が14時開始ということなのでそれに合わせて。

午前中はひたすら次の日からの合宿の準備。これまではほぼ思いつきでやっていました。今回は1泊2日ということもあったので限られた時間をどのように使うかを考えた上でやらないといけません。そのためにけっこう詳細なメニューを作ることにしました。

午前中は本当にそれだけで終わってしまいました。6時間とは言いませんが午後からの練習開始時間まではほぼ準備に充てました。

練習開始ですが特に何かを話すのはやめておきました。これまでであれば「新年」ということで真面目な話を結構な時間をかけて話していました。「今年は勝負の年だ!」みたいな(笑)。もうそういうスタンスを完全に止めることにしたので何も話しませんでした。ここ最近は最初に挨拶をして始めることさえしなくなりました。自主性を重んじるとかではありません。それ以外の時に伝えたいことは個別に伝えるようにしているからです。

こちらが気合を入れて「今年はやるぞ!」とか「明日から合宿だから…」という感じでこと細かく伝えていく。最近それは「自己満足」だったのではないかなと感じるようになりました。結局聞いてない。それでもこちらはこれだけ熱意を持って取り組んでいるのだからというので満足する。それに対して選手が応えてくれない場合は「なんでやらないんだ?!」という気持ちが大きくなる。それは本当に計り知れないストレスになります。そこまでしてやらなくて良いやと思っているので。

とはいえ、ユルい雰囲氣でやる気はありません。やる時はやるというスタンスは変わりません。だから練習中にはしつこく言い続けます。大人になったのもあるかもしれません。まー47歳の人間が発する言葉ではないかもしれませんが(笑)。「求めれば離れていく」というのがあります。20年前であれば選手がそれに応えてくれることが楽しかった。私の力で何とか目標を達成させてあげたい、俺について来い!みたいな(笑)。大きな勘違い。当時はそれに酔っていたのかもしれません。それはそれで選手も私も忘れられない思い出になっているのは確かです。

冬季練習の基本パターンの練習としました。武道場でバランス系をやってから屋外でDM移動、台ドロップのDM投げ、台ドリル、ドリル、スプリント練習。少しグランドが緩いのは気になりましたが関係なく練習をすることに。あらかじめ「4日から最大スピードを出す」と伝えていました。ここに向けて準備して来ないなら結局、「目標」を口にしてもそれを達成することはできないと思います。それならそこまでのこと。少し前なら「何とかしよう」という気持ちになっていたかもしれませんが、この1年間で完全にその気持ちは無くなりました。やらないならそれで良い。その代わり私が提示するメニューでやる必要はないので先にやってもらうというのがだけ。部活動はもう終わりを迎えると思っています。無料で全てを投げうって自己犠牲のなかで成り立つものではないし、成り立たせるべきではない。私が我慢して何かを成し遂げるというのは今後は一切やらないつもりでいます。

そこから10バトン、25並走で。今シーズンは4継の走順を替えようと思っています。できれば2-3走はショートスプリント選手にしたい。それ以外の種目の選手を1.4走に配置。その方が専門練習の時間が確保しやすいですから。で、昨シーズンの秋、一切レースに出ることのできなかった選手をやっとバトン走に参加させることができました。とはいえ、どれくらいの走れるか分からないのでこれまでアンカーを任せていたロングスプリント選手と組ませることに。確かめながら。それなりに動けているというのが分かりました。ある適度目処がついたのでここからは何人かで競い合いながらメンバー争いをしていけたらと考えています。

スパイクを脱いでシャフト補強と瞬発系シャフト。瞬発系は少し重くすることにしました。やはり負荷が小さすぎるなというのがあったので。DM投げはDM♾️を中心にやってきました。これは近い距離で投げるので「瞬発力」というよりはトレーニングとして筋肉に刺激を入れるという感じです。そこに対して今私のメニューに足りない「爆発力」を高めるような練習を入れたいなと考えています。最低でも15〜20キロくらいでスナッチをやりたい。最大出力を上げる感じですね。色々な要素を入れ込みながら目指す練習をしていけたらと思います。スナッチの後にDM投げのフロント&バック投げ。とにかく出力を上げる練習をしていけたらと思います。

最後に50.60のバトン走。最大スピードです。見ているとやはり手の出し方や渡し方が甘いなというのがあります。12月末はこの手の練習がうまくできませんでした。これからは頻度を増やしていきながら細かい部分を徹底する、精度を高めるという練習をやっていきたいなと思います。試合が近づいてきたからバトン練習をするのではないと思います。年間を通じて技術的な部分の改善をしていく。手の出し方、渡し方、タイミング、出の確認などやることは山のようにあります。それをきちんとできるようにしていかなければ大切な場面で失敗をしてしまうのではないかなと。戦うための準備です。

そして翌日からは合宿。なかなかの日程だと思います。1泊2日なのでそれなりにできるかなと思っていました。これまでは複数人で指導ができましたが今回は1人で多くの選手を見ることになります。どれくらいのことができるか分かりませんが、頼まれた部分もあるのでやらないといけないかなと考えていました。不安でほとんど眠れませんでした(笑)

まとまりがないので何を書いているのかわからない部分はあると思います。それでも書き記しておきたいなと思っています。自分の中の大きな変化を記しておきたいなと。

また書きます。
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