天気が不安定。雨が降るかどうかも分からない状況。練習計画が難しくなります。翌日の土曜日は「雨予報」になっていました。それもかなりの雨。木曜日の段階でどうするかを考えた結果、日程を変更して金曜日にある程度の走練習をしておいて土曜日は「雨が降っても大丈夫」にするために「ひたすら補強」かなと。本来であれば金曜日、土曜日とある程度走りたいという部分はあります。あくまで「スプリント」で勝負したいと思っているので「走練習」ができないと難しい部分があると思っています。とはいえ、天候はどうにもなりません。雨が降る中で坂道で走ってもいいなと思っていたのですが何となく避けようかなと。
その流れもあって金曜は短い距離を中心とした走練習に。私はT走が好きです。選手はそうでもないかもしれませんが。近くにちょうどいい坂道がない。学校で「接地場所」「切替」「膝と腰の移動」の練習をするためにはT走が一番いいと思っています。「後ろに負荷がかかる」というのは面白くないかもしれません。それでもT走のあとのスプリントがどれくらいできるかというのは重要なことだと思っています。
本当は最初からグランドに行きたかったのですが、色々とやることがあって。それにより様々なことに嫌気がさしてきました。本当に嫌。理解の限界を越えています。なぜこんな「無駄なこと」「非効率的なこと」がずっと許されているのか。このようなことをするのは本当に苦痛です。この状況下で自分自身が「時間」を切り売りして生きていくのは苦痛以外の何物でもない。本当に。結局は「許される」のです。だから何も変わらない。それが自分の中でこれ以上ないくらいのストレス。本当に。
グランドに行ったときにはある程度練習が進んでいました。「スプリント練習」と「「片足スキップ&連続引き出し」を交互にやろうと思っています。意味があると思うから導入する。この日はT走をやろうと思っていたので意識的に「片足スキップ&連続引き出し」を最優先することに。これも考え方だと思っています。T走は「パワー系」の練習だと思う人がいると思います。力で無理やり前に運んでいくための練習だと。私は「技術練習」だと思っています。だからそれをプラスに運ぶために事前に「膝の引き出しと腰の移動」を作り出すための準備を。練習は「狙い」があって行うものだと思っています。「目的」を達成するための「手段」でしかない。そこに関して「やればいい」という気は一切ありません。積み重ねながらやっていくことで「習得できること」があると思うからです。
T走とB走を組み合わせながら。正直、T走はパワーで走っても走れます。筋力や体重があれば「押し切れる」部分があります。T走が速いからスプリントが速いのかはちょっと異なる部分があると思っています。ウエイトなどもそうですが「体重」がある程度あるほうがT走は強いと思っています相対的な比率になるからです。体重が軽い選手と体重がある程度ある選手が「同じタイヤ」を使ってT走をすると間違いなく軽い選手は進みません。狙いがあるのであれば体重別に重さを変えた道具を準備する必要がある。それは現状難しい。「良い練習」になるかどうかは微妙かもしれないなと。それでもT走の後のスプリントが最大の動きができればいいと思っています。筋力やタイヤの重さだけではない「感覚の差」を感じられるかどうかですから。
TBーBーTーSで行いました。50m程度の距離を使ってです。長い距離でやるつもりはもともとありません。本当は150mや120mを使いながらやるほうが良いのだと思っていますが。時と場合によって。本当に「走練習」をするときにはここも考えたいと思っています。この日は短い距離で。
終了後に補強系をやってから再びT走を。前にも書きましたが今は「2セット」みたいな形で途中休みを挟んで練習をするのは辞めています。時間を効率的に使うためです。休みの間に補強をしっかりやるほうが効果が高いというのもあります。こういう考え方は田舎では受け入れられないでしょうね。「他とは違うことをやっている」というのがあるから。逆に「200m×5本」を2セットやる理由を教えて欲しい。中距離や長距離ならありなのかもしれません。スプリントで200mを9割くらいで走る。間は200m歩く。それを何本も走る。「足づくり」だったり「距離を稼ぐ」という考え方かもしれません。長距離的な考え方なのか。私はその必要性が分からないので「やらない」という選択をしています。それで「強くなった」というのもあると思います。これは「対象実験」を行ったわけではないので「本当にこちらの練習が効果的だったか」という照明にはならない。逆もしかりですが。
短い距離のT走を行ったあとにヨンパは150m、短短は120m。人数がそれほど多くないので前回と同じように「合流走」の形で。ショートハードルの選手はかなり走れるようになっています。もちろん、この時期に走れるからといってシーズンがどうなのかというのはありますが。これまでの経験からいってこの時期に「手ごたえ」がある選手はそのままシーズンも走れます。逆に1月くらいになって「変化がないな」と感じる選手はシーズン中もそれほどではありません。「時間をかけて変えていく」というのがテーマですから。元々それほど走力がない選手であっても冬季練習で大化けすることがあると思っています。力がある選手でも「変わらない」のであれば間違いなく逆転されます。逆転までは行かなくても「差が詰まる」ことは間違いなくあります。そこに対しでどのように対応するかだとは思いますが。
本当に指導者側が引き上げるのか。そこに楽しさがあるのか。今の私には分かりません。本気になれなければ何をやっても変わらないと思いますし、間違いなく真面目にやっていると思います。必死にやっているかどうかといわれると分かりません。自分自身の基準でしかないからです。多分、今のままでも「ある程度」の水準までは間違いなくいくと思います。県内では圧倒的になるかなと。が、本当にそれでいいのか。もっと上を目指せるのではないか。以前のように「厳しい話」をしながら引き上げるという感じは全くありません。時代なのかもしれません。今の時代に自分自身が適応するためには何が必要なのか。
うーん。上手くまとまりませんが。記録しておきます。記録。