kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

なかなか思い通りにいかない

2024-01-19 | 陸上競技

水曜日のことを。一日経過するとすでに物事を忘れかけてしまうという問題点が。何をしていか・・・。色々とあった気がします。この状況下でどうするのか。

 

週末、天気が悪くなという予報になっていました。それにより練習計画の見直しが必要になります。雨が降ってグランドが使えないというのであればどこか坂道を走ればいいかなと思っていましたが、微妙な感じ。それならある程度金曜日に走るのか。元々ある程度の計画を立てていますがそれがどれだけできるのか難しい部分があります。全てが計画通りになる可能性は低い。それだけは確かです。私自身は「何が何でも」という気持ちはほぼ皆無。「最低限やる」という話をしていてそれを満たさない状況の選手には手を差し伸べる必要はないかなと思っています。以前なら「何が何でも」という気持ちで「引き上げる」という感じでしたが、そこまでしてやる必要性が著しくないと思っています。「結果を出せない」と言われても「では、グランドでその様子を見てください」というだけでいいのではないなと。もっといえば「自分で指導されたらどうですか?」という気持ちさえあります。こちらはかなり細かい部分を提示しています。それに対して「やらない」のであれば別に私の責任ではない。まーそういう意味では「陸上熱」が冷めているのかもしれないですね。

 

この日は課外があったので1時間程度遅れていくことに。走練習の予定としていました。が、何人かが「足が痛い」などの理由で参加できない。ここも仕方ないかなと。今週に関しては追い込む練習はしていません。先週の疲労があるのかもしれないといえばそれまでですが。前日に「専門練習」をしました。これに関してはほぼ全員ができた。が、翌日の走練習ができない。避けているとは思いません。もちろん、どちらの練習も大切ですから。しかし、これにより走練習が足りなくなる。元々少ないのに「走練習」ができないというのはトータルでの量が足りなくなる可能性があります。

 

そういう状況もあって意図的に声掛けをしませんでした。練習に参加している人数が少ないことで「雰囲気が重い」というのがあったからです。何度か話をしていますが結局は「自分たちでどうするか」だと思います。人数が少ない、私がいない。その状況だから「雰囲気が悪くなる」というのであればこれから先も同じことだと思います。自分田で切り開いていかないといけないのにそれが「人任せ」になるのであれば、本当の勝負になった時に「戦うことはできない」と思います。良い子たちだと思います。しかし、「いい子」だから勝てるのかといえば違う。結局は「絶対に勝ってやる」という強い意志がないければ「いい子」で終わってしまう。まー全ては自分のこと。無責任だと言われるかもしれません。しかし、言い続けてきたことです。

 

走練習。元々人数が少ないのにさらに減っています。ヨンパの選手のために「3年生」を投入しようと考えていました。3年生はまだリハビリのような感じなので長い距離は走れません。最大で90mくらいか。そうであればヨンパ組の先頭でスタートして90mまで逃げる。そうすることで下級生を引っ張ることができる。150mすべては無理かもしれないけど半分くらいなら。また別に他の3年生が途中で待っていて「合流走」でスタートする。後半の90mを引っ張るためです。きついところで一人になるのではなく「近くに人がいる」ことでやり切ることができる。当初から予定していました。

 

しかし、短短の参加者が少ないので短短の刺激がなくなる。ということでもう全体で一緒に走ることに。ヨンパ組の一番後ろからスタートする選手に合わせて短短が「合流」する。最後の直線はかなり熾烈な競争になります。今回はこれが上手くいきました。それぞれが最大スピードを維持しながら走れる。実際にすべてを走ったのは4人くらいかもしれませんン。それでも「質を上げる」ことができた。この部分は「工夫」だと思っています。どうすればその日選手が一番高い負荷をかけることができるのか。ここを考えてやっていく。単純に「練習計画」を立てればそれでいいとは思いません。

 

話がそれますが基本私は「エンドレスリレー」は絶対にやりません。面白くないからです。「走るだけ」の練習にするならそれもいいかもしれません。「満足感」や「達成感」はあるかもしれない。しかし、差がついてしまうと最大限の力で走るのは難しくなります。だから1本で区切ります。差を小さくしてやることで競争が激化するからです。1本走って次に走るまでの時間は同じように待つだけになる。それならフィニッシュしてから次に走るまでの時間を決める。それもリレー形式でやれば負荷はかけられる。「差」がついて諦めてしまうような練習をするのではなく「競争する」ことが必要になると思うからです。

 

走練習は補強をはさみながらこれを2サイクル。1サイクル目よりも2サイクル目のほうが元気が良かったですね。逆に言うと「最初からそういう練習をすればいい」のではないか。気持ちが乗ってきたらできるというのではなく最初からやるべきだと思います。この部分がまだ甘いなと。それにより「90%」の練習になったとすれば「10%」の積み残しが生まれる。その積み重ねが最後に取り返しのつかないことになる。結局は自分自身に返ってきます。「練習ができない」というのであればそれをどこかで補っていく必要性がある。「走れないから仕方ない」ではなく「空き時間移動するか」ではないか。これも感覚だと思います。表面的な「一生懸命」からは何も生み出さないかなと。

 

全てが上手くいくことはない。改めてそのことを感じました。まだまだやるべきことは山のようにあります。どう改善するか。

コメント
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