kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

走練習の予定が…

2024-01-28 | 陸上競技
土曜日。この日は1日練習の予定としていました。午前中は単独練習、午後からはハードル練習会。計画的にやっておきたいなと思う部分です。

午前中はグランドで走練習をやりたいなと。今週は天候不順が続いたのでやりたい練習ができない日々でした。せめてこの日くらいは走りたいなと。天候は晴れの予報でした。前日もある程度練習ができたので土曜日もできると思っていました。が、朝グランドに着くとガチガチに凍っていました。こんなに凍るの?というくらい凍っていました。アスファルト並みの硬さ。

前半は武道場でやりましたが外に出た時も全く溶けていません。しかし、グランドの中央部は明らかに溶けています。凍ったグランドが溶ける時に「ミシミシ」いっていました。このままでは練習できないなという感じがありました。慌ててメニューを端折りながらやっていきました。T走をやりたかった。最初は短い距離を走る。グランドが溶けると走りにくい状況が生まれます。泥道を走る感覚になる。タイヤの抵抗も大きくなりますし。それでも短い距離を走っておきたかったので実施。

そこから150のT走をやろうと思っていたのですが、カーブの部分がめちゃくちゃ緩くなっていました。どう考えてももう走れない(笑)諦めました。直線で120を使ってそれを走る。8時半の温度が1度くらいだったのですが9時半の段階では8度くらいまで一気に上がっている。恐ろしいほど早く溶けました。一気に走るしかないかなという印象でした。T走が苦手な選手にとっては本当に過酷だったと思います。それでも短い距離だけではなくこれくらいの距離を走ることで習得できることもあります。疲れてからのピッチの維持、接地ポイント、フォローレッグの遅れの改善。やりたい事を詰め込める練習です。無理やりですが。

少しシャフトとDM投げをやってからまた走ることに。グランドでの走りは不可能なのでタータンを使っての走りにしました。バックストレートの方が暖かいのでその方がいいかなと。2レーンしかないので走り方を考えないと危ないなというのがありました。スタート地点とフィニッシュ地点を5mずつずらしました。

いつもは「段差スタート」にしています。同じスタート地点から順番に出ていく。少し差をつけて出ていきます。それでもいいのですが距離が近いので狭い場所で走ったら接触する危険性があります。それを避けるためにはやはりスタート位置を変える方がいいかなと。マークで色分けしてスタートとフィニッシュを統一。赤から出たら赤までという感じで視覚的にわかるように。このパターンでやれば競争もできるし安全も確保できます。5mくらいはずらしました。ちょうどいい距離ですね。

短短は120-120-90、短長は150-150-120で。3年生が90-90-60にして途中から合流する形にしました。とにかく競争ができるように。メニュー的にというよりはどうやって競り合うかというのが大切かなと思っています。選手には最初の1本目をどうするかという話をしました。これはいつものことですが。最初からしっかりと走る。最後の1本は走りきれなくても構わないというくらいの勢いで走ってくれるといいなと考えています。女子はなかなか難しいですが。

体調不良明けの選手はやはり走れません。当然です。後ろから追われていました。どれだけ力が上がってきても練習が継続できなければ戦えないのです。このことは他の選手も理解しておく必要があります。体調が悪くなるというのは誰にでもあることです。そこを責める意味はありません。思い通りに動けなくなった時にどんな気持ちで練習に取り組むかだと思います。ダメだとマイナスに考えていくのか。きちんと我慢して次に繋げていくのか。選手の考え方次第だと思っています。何ができるかを考えてやるのか、諦めてしまうのか。

これから先、全てが順調にいくとは思っていません。一旦立ち止まる時も来るでしょう。その時にどう活動するか。前向きに活動できるようにならないといけない。その辺りのことは話をしておかなければいけないと考えていました。シーズンが近づけば近づくほどそういう焦りは大きくなります。

走練習をしっかりとやりたいと思っていましたが全てはできませんでした。それでも与えられた環境でできる事を最大限やる。それしかないと思っています。

午後はハードル練習会。これはまた別に書けたらと思っています。
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専門練習をする

2024-01-28 | 陸上競技
金曜日のことを。

この日は私がバタバタ。3年生の商業の生徒が最後の総合実践になります。そこで何がいいかなと思って考えました。社会に出るにあたって。YIC専門学校に連絡を取って講師依頼をしました。男子は「ホスピタリティ」について、女子は「社会人としてのメイク」を。この辺りはやっておきたいなと思った部分です。やってもやらなくても良い内容ですが「この子達に何を伝えるか」です。貴重な時間でした。その他授業と課外もあって私自身はかなり疲弊しました。やることが多すぎる。

練習に関してはグランドがある程度使えそうだったのでアンツーカで走ることに。足のダメージを考えると無理はさせられないので。私がグランドに到着した時にはスプリント練習が終わったところでした。10バトン25並走をやるところでした。人数の関係で3年生に参加してもらっています。かなり理助かります。元々人数が多いわけではないのでサポートしてもらえることで練習効率が上がります。

シャフト補強をやってから股関節の補強。そここら専門へ。ここは先週やったメニューと同じにしました。スプリントは加速段階の練習。同じことを繰り返している感じがありますが、この部分は丁寧にやっていかないといけないと思っています。時間がかかる部分なので。跳び出しと重心移動、足運び。ここは徹底的にやりたい。

ショートハードルは3台目まで。スタブロから。最大スピードでハードルを越えていく。タッチダウンはまずまずかなと。この段階であまりタイムを気にする必要はないと思っています。参考程度かなと。1-2台目が1秒1を切っていました。タイム的にはかなりいいと思いますが、ここにこだわり過ぎると本来的な部分が見失われてしまいます。いい動きをすれば自然にタイムが上がってくる。やらないといけないことはたくさんあります。

ヨンパも前回と同様。ストライドパターンの確立です。どれくらいの走りをすればいいのか。単純に足が速ければそれでいいというものではありません。どうやってハードル間の走りを合わせるか。人によってストライドパターンが違ってきます。それに合わせてどう走るか。17歩で走りたいのであればその走りを身につける。シーズンインした時にスムーズに走れるようになりたい。

限りのある時間です。その中で何をするか。今の優先順位は練習量という部分はあります。ある程度の量をこなさないといけない。とはいえ、それだけで走れるようにはならない。潜在能力などをどう引き出すのかというのは大きな話だと思っています。「やる気があれば強くなる」という部分はありますが、こちらの工夫次第で様々なことが変わっていくのではないかなと。提供するメニューをどう活かしていくか。細かい部分まで考えていきたいなとは思っています。

あっという間に1月が終わります。全てが計画的に進むとは思いません。しかし、この時期に「走れるようになっている」のであればある程度のシーズン中に活躍できると思っています。昨シーズンと比べてかなり手応えはある。今の段階ではということですが、これからどのように変わっていくかは別問題だと思います。故障もあるでしょうし、体調不良もあるでしょう。そのダメージを最小限にできるといいなとは思っています。

まーなんとなく記録として残しておきます。特に内容はないですが。

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バトン練習

2024-01-28 | 陸上競技
練習のことを。天候があまりにも悪くてやりたいと思っていたことが行動に移せないという感じがありました。

水曜日はかなりの雪でした。この時点でもう練習はできないだろうなと。元々やらないようにしてきましたが。3年生の担任をしているクラスは3時間までで終了クラスの半分くらいは雪のため登校できず。そういうのもあって3時間目を若干早めに終わってグランドで雪合戦をしました。高校生が雪合戦するのか?という話ですが(笑)私も一緒にやれと言われたので全力で参加しました(笑)おかげさまで翌日は激しい筋肉痛に襲われてきました。

木曜日はバトン練習を。前日の雪の影響でグランドは使い物にならないくらいのコンディション。事前に予測できることだったのでタータンでバトン練習をするというのを伝えていました。本当はあまりタータンで走りたくないのですが。選手にはダメージが少ないスパイクを履いてくるように伝えていました。プレートが硬いスパイクで何本も走ると故障につながります。

この日は課外があったので終わってからグランドへ。スプリント練習をやりたかったのですがタータンではスペースがないので諦めて片足スキップと連続引き出しに変更。どうしても最大スピードを出す練習をしたかったのでバトン練習メインとしました。

私は1番筋肉がフレッシュな日に最大スピード練習を入れるようにしています。週明けだったら前日が落しの日だったり。本当は軽く動いて次の日が良いと思うのですが、そんなことをしていたら練習する日がなくなります。疲れていない時にしかできないことがあると思うので最大スピード練習としてバトンを。

全員が揃ってはバトン練習というのがなかなかできませんでした。1回目は色々あって2人不在。2回目は1人体調不良で参加できず。3回目にしてやっと。が、体調不良だった選手がほとんど身体が動かせない中で1週間過ごしていたのでリハビリ期間でまだまだ身体が動きません。それでもやっておきたい、やらなければいけないと思うので。10バトン25並走をやってからトレーニング。で、合流走。今回は2本やって確認を。この合流走で距離感を掴んでおくというのがすごく大切だと思います。いきなり合わせても上手くいかないことが多いので。

バトンに関してはまだまだです。出の安定がない。個人的にバトンはある程度「渡す位置」を決めるようにしています。16〜18m地点で渡す。もらう方がきちんと加速してから渡るようにならないと記録は狙えません。バトンが渡ればいいというだではないからです。ここを普段から徹底していきたい。随分良くなってきてはいますが、手の位置だったりタイミングだったりと課題なる部分はあります。スーパーエースがいるわけではないので(なり得る可能性がある選手はいますが)、トータルで見て勝負できるようにならないといけないと考えています。

バトン練習は最高のスピード練習になると思っています。もらう側はきちんと加速しないと詰まってしまってバトンが上手くもらえません。15mくらいかけてきちんと加速していく。普通に走るよりは緊張感もありますし最大の加速を求められます。渡す側は走ってきてスピードを維持しないといけません。スピードが落ちてしまったら届かなくなるからです。ピッチが落ちそうなところを耐えて走らないといけない。そうなるとお互いが最大スピードを出すための練習になるのです。短い距離をちょっと走ってきて渡すだけの練習をしている所もあります。まーこれは「勝負する」というのではなく「試合に出る」だけの話にしかなりません。比較対象の問題ですね。

本当は最後に120か150を走ろうと考えていたのですが、タータンでの練習なので取り止め。カーブ直線の90mにしました。少しずつ負荷を増やしています。もちろん他校と比べると圧倒的に少ないのだと思いますが。それでも今やるべきことを積み重ねていくしかないかなと思っています。

まずまずかなとは思います。今後どれだけ質の高い練習を繰り返せるか。地道にやっていきます。
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