あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

「ジュリアード弦楽四重奏団のシューベルト&ブラームス5枚組」を聴いて

2014-02-18 09:36:01 | Weblog


音楽千夜一夜第324回


シューベルトの弦楽四重奏曲第12番から15番、ブラームスの弦楽四重奏と5重奏曲の全曲、それにクラリネット5重奏曲をジュリアード弦楽四重奏団が演奏しています。

 2つの弦楽5重奏曲の第2ヴィオラをワルター・トランプラーが弾いているのですが、これがまことに結構な加勢で、それもそのはず彼はカシュカシアンや今井信子のお師匠さんでもあるヴィオラ名人なのです。

 トランプラーのヴィオラは深々と鳴りますが、その深さの底にはちょっと甘さがあって、これがわたしらを激しく魅了するのです。

 2つの弦楽5重奏曲は名曲だからオルランドを除くどんな下手くそな団体が弾いても聴きごたえがありますが、私はいまのところこのジュリオアードと同じトランプラーが加わったブタペストの演奏が好きだなあ。


なにゆえに君はそんなに威張っているの「我こそは右翼の国家主義者の最高権力者なるぞ」と 蝶人
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