あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

ジョン・タートルトーブ監督の「クール・ランニング」をみて

2014-02-21 11:28:11 | Weblog

闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.625


カルガリ冬季五輪に出場したジャマイカのアホ莫迦突撃ボブスレー5人組の涙と笑いの奮闘記ですが、この信じられないお話は実話ときいてびっくり。ラストのゴールインには感動のあまり涙がちょちょぎれました。

なんというかこういうのを出してくるところがディズニー映画のよいところだと思います。

 4人の選手はジャマイカンなのですが、元ボブスレー金メダルのコーチはアメリカ人で、この脛に傷のあるでぶっちょの人柄、行状には味わい深いものがあります。

 私がこの国を訪ねたのはちょうどブッシュ父が湾岸戦争をおっぱじめた1991年の1月で、モンテゴ・ベイの海で泳いでいたら独逸の青年が「これから世界がどうなるんだろう?」と心配そうに尋ねてきたことを思い出しましたが、世界はその後ますます「ホット・ランニング」の方に急速に向かうことになったのでした。



なにゆえに鳥のねぐらを伐りたるや死に行く老農夫が植えし栴檀 蝶人
コメント
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