後半は忙しくて、学術書、論文以外読む暇がなかった。
6月もこのまま、下旬までダメだ。(電車の中だけど)ゆっくり本が読みたい!
2010年5月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1390ページ
■家日和 (集英社文庫)
登場人物が全く等身大なのが嬉しい。どれもさらっとしていて、趣味の月刊誌とかに載っていそうな軽い小説で、強烈な印象は無いので、1年もしたら忘れちゃうんだろうけど・・・人生、いくつになっても夢を持って生きていかないといけませんね。
読了日:05月29日 著者:奥田 英朗
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6263795
■スプートニクの恋人 (講談社文庫)
再読。最初に読んだ時と受けた印象は同じで、頭でっかちな青春小説といったところか。今回読んで愕然としたことは別にあり、電子機器の進歩の凄まじさだ。内容が陳腐化されていることについてどうこう言う気はないが、電話ボックス、観覧車、といった場面で、携帯、メールが使えていたらどうなっていただろう、ということ。電子機器の凄まじい進歩に、けっこう対応しちゃっている私たちの存在というのが大きく変貌しつつあるということを感じる。
読了日:05月12日 著者:村上 春樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6063823
■神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)
エキナカの本屋でふと手にとって読んだ。情けないことに、再読だった。読んでいて、最初に読んだ時に心が動かされたところで同じように心が動いて思い出した。再読してみて、一節一節が丁寧に書かれていることを実感した。かえるくんを応援するにはどうすれば良いか、人を失うということはどういうことなのか、私は何のために生きているのか、などじっくり考えてみたいこともたくさんあった。
読了日:05月10日 著者:村上 春樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6041298
■新 13歳のハローワーク
今度中学に入学した娘のため、という名目で、本当は今度高校に入学した息子に読んで欲しいと思って買った。本屋で立ち読みしていた時はそれぞれの職業のところを読んでいて、家でもぱらぱら拾い読みしていたのだが、改めて『はじめに』をちゃんと読んで感動した。子どもたちが、この部分を読んでくれるといいのだが(娘には読むようにいっているが、活字嫌いの息子は無理だろうな・・・、強要もできないし)。
読了日:05月05日 著者:村上龍
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5980405
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