こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

日本のためにできること、しなくてはいけないこと

2014年04月11日 | 日々思うこと、考えること
ここのところ、日本にとっていいニュースが少ないように思う。
もともと、日本のマスコミは自虐的なところがあるので、いいことがあってもそれほど自慢はしないが、そのことを差し引いても少ないように思う。
ジリ貧という言葉が思い浮かばれる。



さらにいえば、悪いニュースが多すぎる。
遺跡発掘、食品偽装、論文画像の使い回しなど、インチキがまかり通っている世の中。インチキがバレたところで、話をすり替えて、誰もが開きなおってそのままでいる。これでは、正直にやっている人間が報われないし、同じようにしようと考える。インチキについては状況はどんどん悪くなっている
科学論文の信用性については、ほかにも多くの論文が撤回、取り下げ騒ぎになっているし、医師主導治験が製薬会社の世話になっていたなど、もうどうしようもない。
税金から捻出された予算を使っての仕事がこれでは、国民への裏切り以外の何ものでもないし、国際的信用の失墜である。

国際的には中国、韓国の圧迫にどれだけ耐えていけるか。とくに中国の脅威は恐ろしく感じる。数十年来、世界の下請け工場として耐えて来たが、いまや下請けではなくなった。そして、有り余る人口。日本が支配されたらどうしようと、不安すら感じる。

消費税10%になった時に、予算はきちんと使われるか。増税したはいいけれど、結局無駄遣いということではどうしようもない。

みんなが、日本が得たこれまでのアドバンテージを食いつぶしている。だが、そのアドバンテージは、先の大戦には負けてしまったものの、列強の餌食とならずに済み、西欧化を一足先に進めていたからだけでしかない。アジアにあった西欧化された国家であったから得ることができたアドバンテージ。
そして、それはすでに失われつつある。

こういう状況を指して、ジリ貧というのだと思う。
日本はここで踏ん張らないと、相当しんどい状況に陥るのではないか。



良いニュースが欲しい。
ならば、コロ健、お前が頑張れ。自分自身に言いたい。

そう、私も国民の一人として、この国に貢献しなくてはいけない。国家に属する、ということは、国によって生存を守られているわけで、その対価は払わなくてはいけない。
その対価とは、戦争に行くとか、そういった類いのことではない。国への貢献をそういう言葉に置き換えてはいけない。

それに、日本はそもそも不戦の国である。

それぞれの人間が、良心に従って、最善の努力をする。それができない状況であれば、まずはそうできる環境を整えるための努力をする。
そして、日本の国力を上げること、それこそが国への貢献である。



良心に従って、誠実に努力する
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