起床時間と夜明けの時間が同じになってきた。もう、11月。24節気では10月23日が霜降で、11月7日は立冬だそうで、今日11月1日はその中間だ。私は今の暦で9、10、11月を秋だと区切っているので、11月は晩秋だ。なお正しくは11月4日からをいうらしい。雲が高くなって、朝晩の冷え込みを感じるようになってきた。セーター1枚で出てきてしまったが、失敗だったかもしれない。ただ、電車の中では厚着は辛いので、しばらくは衣服による温度調整が難しい。
コロは始めはクッションで寝ているのだが、夜中になると、ベッドの上に上げろと言ってくる。マルチーズには被毛しかないので寒いのだ。引っ張り上げて、背中に手を乗せてやっていると、おとなしく寝てしまう。でも、気がつくといつのまにか遠くの方に移動している。空気がずいぶん乾燥してきた。湿度は33%前後と、つい2ヶ月ほど前の100%に近かった頃とは全く違ってきた。朝起きると喉が少し、ヒリヒリする。あとひと月もしたらマスクをして歩く人が目につき出すだろう。
臨時国会が始まって、代表質問をニュースで聞いていると、話題は消費税、改憲、外国人労働者、政治とカネ、森カケなど、だが野党はそれぞれが同じような質問をそれぞれがしていて、”それ昨日もどこかが質問していなかった?”というのが繰り返される。原稿を準備する役人は同じような答弁書を用意したらいいだけだし、安倍さんは日を追うごとに答弁が滑らかになっていく。安倍自民の長期一党独裁は、緊張感、自浄能力が消失してしまうということで決して歓迎されるものではないが、それを”自民以外”の政治家がみんなで後押ししているのだから世話がない。自民党という巨大な政党の中で不満があっても我慢して政権を維持しようという意思のある人たちと、そうではなく、他とは妥協できない、ある意味こらえることのできない人たちとの差が、現在の政治状況を招いているという一面を図らずも感じてしまった。
この人あの人もこの話