こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

秋を短くしている現代人

2018年11月03日 | 日々思うこと、考えること

病理診断科がある部屋から別棟にある自分の部屋まで行くのに、院内の入り組んだ廊下を通っていくと結構時間がかかる。それよりも、病院の外に一度出てから建物の間の道を歩いた方が近いので、大抵はそうしている。昨日の夕方少し時間があったのでちょっと書き物をしようと部屋まで行くので外を歩いたら、ずいぶん寒かった。日の入りが早いので、午後5時過ぎは真っ暗だから、日が差している朝の出勤時よりもあたりはずっと冷えている。

考えてみると、朝の8時半過ぎに出勤して病院に一旦入ってしまえばあとは夜、仕事が終わるまで出ることはない。多分、ここ数日のような秋晴れの中を昼間にのんびり歩いていたら、”ああ、やっぱり秋はいいなあ”などとしみじみ感じるのだろうけど、私に限らず現代人は朝から晩まで建物の中にこもって、外を歩くのは朝と夜しかないような生活をしているから、そんなことを感じることはほぼ無い。だからそんな生活をしていたら、気がついたら朝も昼も夜も寒い冬ということになる。これでは夏と冬しかないことになる。夏の夜はやっぱり暑いし、冬の夜は寒いから、これらだけはわかりやすい。秋が短くなったのではなくて、人間が自分で短くしているのだ。

今日は秋らしい日和を味わいたかったのだけど、あいにくの曇りで残念だった。

夜は渋谷。同期会好きの奴が考えた55歳の会、曰くゴーゴー会、というのを開くための幹事会。飲みながらの会でいつも最後は飲み会だかなんだかわからなくなるのだけど、それの集まり。あまり遅くならないうちに終わらせた。渋谷はやっぱり物凄い人出で、あまり寒さを感じることはなかった。

いよいよ来週

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