こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

便利と引き換えに人類は多くのものを失った

2022年07月07日 | 電脳化社会
台風一過に近い状態なのか、気温も湿度も低めで、寝苦しさからは解放され、久しぶりによく眠れた。
とはいえ、今朝も空は雲におおわれスッキリせず、時折雨がぱらつくが、しばらくの間はこんな調子の天気でも我慢しよう。

先日、アップルウォッチで自動改札機にタッチしたが、タイミングが悪かったようでバーが大きな音とともに目の前で閉じた。
私の後ろにいた人は、迷惑そうな顔をして左右の改札口に流れ、私はもう一度タッチしたけれどやっぱり赤いランプがついてしまうから、強行突破はさっさとあきらめ、駅員のいる窓口に回った。

もう、出場し(たことになっ)ていますね、どうぞ(お通りください)

と、許可された。

自動改札の反応が悪かったせいで、私は少し傷つき、少し時間を無駄にしたので、機械の対応の悪さのせいだと駅員に向かって恨み節の一つもかけたいところだったたが、詮無いことなのでそのまま駅をあとにした。

世の中便利になってきたたなどと言って、ちっともそんなことないではないか。

先日のauの通信障害だって、何でもかんでもスマホにやらせるようになってしまったから極端に困ってしまったわけで、電話なんて固定電話だけ、インターネットは有線だけだったら良かったのではないかと思うが、技術革新は止まるところを知らない。
フリーズしたのが特定のユーザーだけというのも奇異な状況で、他のキャリア利用者は全く何もなく、日常は普通に過ぎていたが、通信など国が一括管理したらいいとも思うが、そうすると監視社会へと繋がってしまうわけで、それほど簡単な話ではない。

この先も、人類が便利と引き換えに失うものは数限りなくあるだろう。
火、文字、武器、翼、電気、原子力、通信、その他もろもろ人類が獲得した技術で、これだけは他人を傷つけることのない有益なもの、というのは果たしてあるだろうか、そんなもの一切無いのではないだろうか。

そうすると、文明の利器の発達によって得られた便利と引き換えに人類は多くのものを失ったのではないかと考えなくてはいけない。
いまさら、リセットはきかないし、技術革新の流れを止めることもできない。

人類はどこへ向かうのだろう。
ついていけなくなりつつある

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