人間関係で困っていた。
あれこれの人に相談もしてもなかなか埒が開かず、途方に暮れていた。
先日、これまでにも何度か悩みを相談したことのある友人に話したら相原因を教えてくれた。
その人、こういう傾向ありませんか?
といくつかの行動パターンを尋ねられ、心当たりがあると答えたら。
やっぱりそうですか、そういう人いるんですよ、先生はあまりそういう人に会うことがないからわからなかったんでしょうね。
僕は、先生よりは人と会うことが多いから、初めて人と会う時にはそういう傾向がないか、必ずみますよ。
先生、その人の気持ちちゃんと考えてあげなくちゃ。
その人は悪い人じゃないんです、サボっているわけでもない。
一生懸命頑張っているんですよ、それを先生はそれをちゃんとみてあげてきましたか?
と言われ、そういうことだったか、そういうタイプの人がいるのを知ってはいたが、あらかじめそのことを知っていたからといって、どうにかできたかはわからなかった。
こんな状況になって、やっとそのことがわかった、というかその人に大切なことを教えてもらった。
これまでのことを思い出し、どうしようかと考えたら、私に非があり私から謝る以外に解決策は無いという結論に至った。
案ずるよりは産むが易し、どうせいつか謝るのなら早い方がいいとすぐに謝った。
すでに形式的には謝っていたが、改めて考え違いをしていたということを伝えたらよく聞いてくれた。
すぐには修復できないことかもしれないが、ギクシャクしていたことは解消されそうに思う。
途方に暮れていたのは何も私だけではなかった。

人間やはり相手の気持ちになって考えることが大切だ。
誠実に生きている人に対してはとくにそうだし、その生き方を否定してはいけない。
私というのはつくづく単純な人間で、人には善人と悪人しかいないと思っていた。
でも人間はずっと多様で、善人の中にだっていろいろな人がいて、上手に立ち回ることのできない人もいる、そういう人のことを責めたり否定してはいけない。
そういうことがわかる人というのは多くの人と仲良く生きることができるし、そういうことがわからない人というのは時としていじめっ子とまでなってしまう。
これまでそんなよくことわかっていると思ったが、ダイバーシティとは何かが分かっていなかった私はなにもわかっていなかった。
傲慢だった
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