結局、昨日の往復、長傘を持っていたが一度もさすことなく終わった。窓の外は大雨だったり、家を出てきた後から鎌倉は大雨になったりだったのだが、私の行った先は降っていなかった。なんだか損をしたような気になるが、雨に降られるよりはそうでないほうがいくらかいいので、贅沢は言うまい。今日も場所によって降ったり止んだりとなるそうだが、青空ものぞいているので折りたたみの傘を鞄に入れて出てきた。おかげで鞄が重くなってしまうが致し方ない。屋外での移動距離がそれほど無い私の場合移動距離を考えると折りたたみの傘の方が実際的ではある。
昨日で国会が閉じられ、結局この国会はなんだったんだろうと言う感じだった。コロナ禍に注目が集まり、何が重要法案であるかはよくわからないまま、政府の提出した法案のほとんどは成立したという。政治家の不祥事は次々とうやむやになっているし、前政権の総括など何も無いままだ。これは与党の傲慢なのか、野党の怠慢なのかはわからないが、決まってしまったものはもう覆すことはできない。次は、総選挙に向けて一斉に走り出した。
今朝も駅前で次期総選挙に打って出ようという人が演説をしていた。さまざまな人が政治に挑戦することができる時代となってよかったといえばよかったのだが、これが投票率の上昇に結びつかないのはとても残念だ。私としては投票率が80%ぐらいあって、選挙区選出当選者の得票率が有権者の50%ぐらいあったら納得できそうだが、いまや投票率は60%を下回る。有権者が無関心なのか、一票を投じたいという候補者がいないからなのか。
私の選挙区は結構な激戦区で、今のところ誰が選ばれてもおかしくない。これからの長い選挙戦ではドブ板選挙となるだろう、各候補者の体力勝負といったところだ。最近は文春砲も今ひとつパッとしないので、立候補予定者も身辺整理をきっちりやってこのままじっと息を潜めて選挙に臨むのだろう。それまでの政治課題は、コロナ禍と東京オリンピック・パラリンピック対策だけとなる。それまでに大きな災害に見舞われないことを切に願う。
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