こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

男社会の崩壊のはじまり

2021年02月20日 | 愛と女性とジェンダーと
ポカポカ陽気で、ご近所の桃の花が一気に咲き出した。今日は風が強かったが明日は収まるらしいのでいまから楽しみ。

東京オリンピック組織委員会会長に橋本聖子さんが就任した。オリンピック担当大臣を辞し、自民党を(渋々ながら)離党してのことだ。参議院議員はそのまま続けるそうなので、2足のわらじとなるが、生活のこともあるし、議員をやりながらアトランタオリンピックに出たこともあったので、ある意味すごい。そしてオリンピック担当大臣の後釜には丸川珠代さんが就いた。さすがは元アナウンサーだけのことはあり、滑舌はもちろんテレビ映りもいい。コロナ対策で大活躍中の小池百合子東京都知事との関係は良好のようで、女性トロイカ体制で中央突破(開催)しようというところだ。

実際、女性の突破力というのはすごいものがあっるから今夏のオリンピック開催が現実味を帯びてきたような気がする。コロナはコロナ、五輪は五輪とかいう論理でも展開されそうだ。もっと他の理由づけがされるかもしれないが、女性ならでは論理展開を期待したい。男性目線でいたら、オリンピックは難しそうだ、なんてことになるかもしれないが、もっと別の視点を持ってもいいのではないかということを、このトロイカ体制は具現化するのではないか。

退場させられた男性陣の中には”お手並み拝見”などと考えている人もいるだろうが、それでは女性のしたたかさを甘く見ているのではないかと思う。一昔前であったらありえなかったことが今起きている。

女性陣が颯爽と表舞台に立っているのに、国会では”記憶力が乏しく、歩幅の狭い職員”だったが総務省の局長にまでなった人物が首相の息子に接待されていたということでもめている。未だに前時代的な言い訳をして逃げ回ろうなどということをしているなど、全くみっともない。

コロナ禍で暇なものだから、こういう茶番をいつまでも見続けされているうちに政治に対する国民の目が厳しくなってきている。そして、私達有権者も考え方を変えなくてはいけないところにきているように思う。

私は立憲民主党の蓮舫さんの発言というのがどうも気になっていた。どれぐらい勉強しての発言かわからないし、そもそも何が言いたいのかわからない時すらある。でも、彼女は3度も当選している。美人だからというわけではなく、彼女を応援する女性がいるからだということを最近感じるようになっている。

”あれぐらい言ってくれなくちゃ、男にはわかないのよ”

そう考える女性が多いのではないか。女性には女性の論理展開があり、それは男性にはわかりにくい。でも、それが人口の半分を占める人間の考え方なのだ。今度の五輪騒動でそのことを急に強く思うようになった。そして、この勢いはもう止まらない。

テレビ画面で結果を出せないでいる男性政治家、官僚(これは男しかいない)の顔を見続けていて、この国に未来がないということに気が付いた。

もう、女性に助けてもらうしかない、男社会が限界にきている日本にはそれぐらいの発想の転換が求められているのではないか。今年の総選挙後に女性総理誕生とでもなったら世界にもアピールできる。
時代の転換点

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