今朝の空もどんよりとしている。
関東地方のうち太平洋岸はスッキリとは晴れないようだが、職場のある都内も同様。
発生から一週間となるトルコ・シリアの大地震では死者が三万七千人を超え、被災者は二千五百万人にもなる。
夜は氷点下の寒さということで、被災した人は大変お気の毒で、お見舞いの言葉が見つからない。
今回の地震は冬に起こったが、阪神・淡路大震災(1995年1月17日)、東日本大震災(2011年3月11日)のいずれも冬に起きた。
酷寒のウクライナではロシアによる侵攻が続いている。
エネルギーインフラへの攻撃という、非人道的な戦いはいったいいつまで続くのだろうか。
寒さをも利用しての戦いはロシアが得意としてきたことだからとことん続けるのだろうが、ウクライナの人がなんとも気の毒でならない。
人類は冬の寒さを克服するために様々な工夫を重ねてきたが、そもそもなぜこんな寒い北半球にまで住んでいるのか。
熱帯には伝染病を媒介する虫、猛獣も多く、そういったものから逃れるために北上したのだろう。
北上するにつれ、火や衣類、家屋といった”暖かさ”を獲得し、今のような人口分布に落ち着いたのかもしれない。
寒さへの対応ができない動物は人類の主たる生活圏には入ってくることができない。
すなわち人類は冬の寒さを味方につけて地上を征服したと言える。
しかし、残念ながらその冬の寒さが手を緩めることはなく、対処方法を失ったら人類はひとたまりもない。
この寒さに苦しむ人々がまずは春まで耐え忍んでもらえることを願う。
トルコ・シリア大地震への緊急支援のための
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しょせん人類地球の子
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