こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

終活としての断捨離

2019年07月08日 | 日々思うこと、考えること
昨日の納戸整理には私も参加した。
息子が出て行き、娘も留学でしばらく居なくて四人で暮らすために建てた家が、私たち夫婦にはひろすぎるということ、そして私たちの家にはいらないものが多いということを感じるようになっていた。妻も同じようなことを考えていたようで、まずは息子の衣類やら不要となった教科書読まなくなった雑誌漫画を処分させた。そして、帰ってきてまだ間もない娘にも、あれこれ整理をやらせた。
妻の日頃の断捨離のおかげで、私のものはそれほどないのだが、家族共通で使っていたものが知らず知らずのうちに増えていた。そして、それらの整理のためのいわゆる”整理ボックス”が欲しいというので、IKEYAに探しに行った。
2人であれこれ話しながら陳列品をみていたら、セール中ともあってか、掃除機収納セットが半額以下に割り引かれて売られていた。私も以前から掃除機のホースの始末に困っていたことも知っていたので、結局買うことに同意した。
 
ところが買ったはいいが、家具を設置する壁面がない。整理グッズが多いというのがわが家の特徴で、それらをどう置くかがむしろ日頃の問題となる。
結局納戸の中のものを全部一旦外に出して、その一部に取り付けることにした。汗だくになりながらなんとか取り付けてみたら、予想に反して塩梅良く収まってくれた。そこまではよかったのだが、外にはその納戸から吐き出された10年分の品々が山積みとなった。
とくに多かったのが防災関連グッズ。東日本大震災の経験から水、ローソク、カセットコンロのボンベなどの備蓄品が意外と場所を取っていた。偶然にも、今朝鎌倉が停電に見舞われたので、この件に関しては常に備えるしかない。
それらを残した上で、買い物袋、使わなくなったマグカップなどが出てくる出てくる。どうなることかと思っていたけど、休憩後私が少しうとうとしていたら、いつの間にか半分になり、4分の1となって、最後は綺麗に片付いた。
かねてより、妻は掃除の天才と思っていたのだが、今回のことで改めて見直した。
先週、娘にも手伝ってもらい整理したという屋根裏収納も改めて見せてもらって、ここもまた子供の思い出の品々はじめちょっとすごい状況だったのが、置いてあるものを見渡すことができるほどに片付いていてびっくりだった。
夕食は妻に代わって娘が作ってくれた。三人で食べながら、私が「もう今から死ぬことに向けての断捨離だね」といったところ、妻は娘に対して「私たちがいなくなった後、あなたが困らないように、今からモノを減らしておかないといけないから」と真顔で話していた。たしかに、立つ鳥跡を濁さずという、私もいつもそういう思いで生きていかなくてはいけないのだろう。

コロもナイトもいい子にしてました

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