こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

花火の音を背中で聞きながら

2019年07月11日 | 日々思うこと、考えること
鎌倉はこじんまりとした街だ。鶴岡八幡宮から海までの若宮大路が街の中心で、そこから東西に広がる。東は朝比奈あたりまでは平らなところがあるが、そんなところも少し歩くと崖のようなところに当たってそれ以上は進めなくなる。西はすぐに源氏山から稲村ヶ崎まで続くがこちらは海の方に広がるが、こちらもそれほど広くはない。
昨晩は鎌倉花火大会があり、仕事を終わらせて急いで帰った。駅に着いたのは19時半で、すでに始まっていた。不意に、”どーん”という背中からの大きな音に驚いた。改札を出ると改札口への誘導柵が延々と駅前広場に設置されていた。花火の間は仕事がないから、交通整理の誘導員やお巡りさんも手持ち無沙汰そうだ。
この時間から海に出るのは不可能なので、八幡宮から妻と見物することにした。段葛を山に向かって歩くと、花火の音が背中から聞こえてくるほかに、周りの山にも反響して返ってくる。こういう感じが鎌倉の街の小ささを感じさせてくれて私は好きだ。
 
三の鳥居の前で妻と落ち合い、太鼓橋の横の橋の欄干に寄りかかりながら30分ほど楽しんだ。花火が終わると、辺りにいた人のほとんどが、駅ではなく、山の方に帰っていく。みなさん、近所の方達なのだろう。娘は小学校時代の同級生と昼間から海に行って場所を確保して見物したらしい。
今朝、ナイトの散歩をしていたら、「お父さんが(段葛の)二の鳥居くぐって歩いているの、見えましたよ、ナイトくんも一緒かな?なんて思ったんですが。」と声をかけられた。「ああ、そうでしたか、昨日は妻と太鼓橋から見てましたよ。この子(ナイト)は流石にお留守番でした。」と返事をした。
鎌倉に越してきて25年経ち、顔見知りもずいぶん増えた。

来年はどこから見よう

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2 コメント

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Unknown (ミホ)
2019-07-11 08:43:10
花火の音を背にして、
和やかな雰囲気が伝わります。
鳥居と花火、空にはお月さま
静けさと華やかさが、混在していて
素敵な写真ですね。
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ちょうどいい天気でした (コロ健 to ミホさん)
2019-07-11 20:57:25
こんばんは。
昨日は、花火見られないかと思っていましたが、なんとか間に合いました。
鶴岡八幡宮の石段の上から見たかったのですが、立ち入り禁止になっていました。
山の方に行けばよかった、なんて言っている人もいましたが、そうすると音が聞こえないんですよね。やっぱり、海岸が一番いいのでしょうが、人が多すぎますからね。
それにしても、梅雨の晴れ間となって本当に良かったです。
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