職場が変わって1ヶ月。55歳で新しいところに適応する力が残っているか不安だったが、立ち上がりはなんとか乗り越えることができた。
新しいところにきたら、あれこれやろうと思っていたけど、どれも漠然としていて具体的には案外何も考えていなかった。結局、バタバタするうちに過ぎたあっという間の1ヶ月だった。
世の中に目をむけると1ヶ月でこれほど多くのことが起こるのかと驚く。東日本を襲った台風19号とそれに引き続いて起きた未曾有の大水害、天皇陛下の即位正殿の儀、ラグビーワールドカップそして首里城の火災。あと、大臣が二人も辞めた。世界に目をむけたらそれはそれはもう数えきれないほどで、私自身が異動したことなど忘れてしまう。
多くの人が多くのことにそれぞれ関わり、喜び悲しむ。
1ヶ月という時間のうちに遭遇することは数えきれなくあり、1ヶ月の間にできることもたくさんある。時間はあっという間に過ぎていくものだから、一瞬一瞬を大切にしたい。少しずつでも凝縮された時間を積み重ねたら1年後、5年後、10年後には大きな成果となる。
ひと月過ぎたところで、いろいろなことが見えてきた。少し落ち着いてきて、ここを選んで良かったと思えるようになってきたのはたしか。私は何を期待していたのか、何を期待されていたのかを今一度考えてみようと思う。
末脚やいかに