パレスチナとイスラエルの問題は落とし所がなかなか見つからないようだが、そこにいる人たちの命は日々削られているということを忘れてはいけない。
日本という安全地帯にいる私が何を考え、何を発信したらいいのかはわからないが、ウクライナ問題とともにとにかく何かを考えなくてはいけない。
私のような一市民がどのような立ち位置にあろうがどうでもいいが、それは日本政府にしてもあまり変わらないような気がする。
米国ですら何ら有効な手立てを持っていないのだから仕方ない。
パレスチナ人とユダヤ人、武装組織と一般人、武力と石油、その他もろもろのことを一つ一つ分けて考えたとしても、いったんほぐした糸を一本に再び撚り合わせることは不可能に近い。
それでも考えなくてはいけない、いや、考えてしまうのが人間だ。
世界で大きなことが起こっている一方で、瑣末なことにも悩まされる。
指先に薔薇の棘が刺さっただけでどうしようもないほどの苦痛を感じて、絶望してしまうことすらある。
そうすると、例えばワクチンを打つ打たないも、大きなお世話で、他人から見たら勝手にしろというような問題ではないか。
人間に与えられた時間は限りがあって、その中で衣食住とともにあれこれ考えながら生きなくてはいけない。
ずいぶんと忙しい話だが、そのことをやめてしまったら、それが自分自身に帰結する問題だとしても、人間としての存在価値はずいぶん軽いものとなってしまう。
続けること
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