今週は相当な寒波がやってくるそうで、とくに雪の多い地方の方はお気をつけいただきたい。
昨日は午前中に剖検があった。
手術後の難しい症例で、どうなることかと不安だったが、術者が立ち会ってくれたおかげで、私一人でだったらわからなかったであろう所見を見出すことができた。
私の勤務先のような専門病院はただでさえ症例数が少ない。
治療成績は私がこの道に入ってから格段に延びたものの、それでも治療の甲斐なく亡くなられてしまう方をなくすことはできない。
今週末私がお世話させていただく学会は、突然死についての研究会としてスタートしたのだが、その範囲をもっと広げて他職種でディスカッションしようというものだ。
臨床、法医、病理さらには看護などのコメディカルの方が加わる。
死因の究明からグリーフケアまでと幅広く勉強する。
今度の学会は今後の方向性を示すものとなるはずで、そのための勉強ができる様なプログラムを組んだつもりだ。
事前登録はあまり伸びず、最終的には100人規模のものになりそうだが、国内のコアなスペシャリストにとって役立つものとなるよう、あと一息頑張ろう。
どこを向いて進むか