こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

自身の老化と不安の時代

2023年11月02日 | 日々思うこと、考えること
先日、昴を探して以来、夜空を眺めることが多くなった。
夜、何もすることがなかった頃、多くの人が夜空の星を眺めていただろうが、どんなことを考えたのだろうか。
今の時期は木星が南の空によく見えるそうで、今夜は土星と一緒に見てみたい。
このところ腰痛がまたひどくなってきた。
季節の変わり目ということもあるのだろうが、寝起きの痛みがひどい。
もう少し、寝相が悪ければかえっていいのかもしれないが、とにかく、目が覚めたらぱっと起きるなどということはもってのほか、そろりそろりと起きている。
湿布のお世話になっていたのだが、かぶれてしまい、しばらく休薬することにした。

腰痛の原因は腹筋をはじめとする諸筋肉の衰えだというが、子供の頃よりよほど筋肉量はあるのになぜだろうと思ったら、それは自重のせいだと気がついた。
2、30キロのヒョロヒョロの子供の倍以上の体重を支えるには、日常生活だけでは足りない。
わかってはいるが、せいぜい週に1度ジムに行くのが精一杯で、他の日はストレッチポールの上で肩を上げ下げしている。

吉本孝明は、伊豆の海で溺れそうになり、自身の老化を実感し、その後一気にそれが進んだという。
老化は人それぞれだが、老化とともに不安を感じる様になるのは共通ではないだろうか。
とくに今の時代はかつてないほど不安感が増している。
以前だったら知る由もなかった情報が洪水の様に押し寄せ、自分の知らない技術が突然空から降ってくる。

考えてみると、テレビでQRコードだの、アプリだのといった、スマホ(この言葉自体そうだが)登場前にはほとんど使われなかった言葉が当たり前のように連呼されているが、年寄りがそんなものについていくことなどできるわけがない。
一方で、今生まれてくる人はその様な言葉があるのがあたり前、というか無ければ生きていくことができない。
これらはもはや情報格差の一言で済まされる問題ではない。
生成AIの利用規制を進めようという動きがあるが、そんなものお人好しの考えであって、進歩は止めようがなく、”ならず者国家”が作るフェイク情報を防ぐ手立てなどどこにもない。
技術の進歩はもはや不安しか生まないのだろうか
社会情勢を含め不安の種は増えていくばかり、こんな人生を望んでいたわけではないが、まさかこんなことになるとは思ってもいなかった。
人生のソフトランディングはなかなか難しそうだ。
一寸先は闇

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