もう梅雨は明けるものと期待していたが、前線はしつこく残り、今日は北陸地方に大雨を降らせているらしい。
関東地方も明日の予報は雨で、梅雨明けはどうやら来週に持ち越しとなりそう。
昨日のCPC(臨床病理カンファレンス)は無事終了。
難解な症例で、病理学的な解釈が妥当かどうか若干不安があったものの、臨床医側も十分検討してきてくれたこともあり、参加者全員にとって有意義な時間となった。
私にとって、CPCは勤務先の病院の診療レベルの向上に直結するという点で、とても役立っている感があるし、帰属意識が高まる。
亡くなった方の話をしてなんになる、という病理医もいるが、残された人間が亡くなった方から学ばせていただくことはとても多いし、ご遺族にとって死因を明らかにすることは何よりのグリーフケアとなる。
そんな、CPCも終わり、やっと一息つけ、これで積読になっている村上春樹を読めると思っていたら、入れ替わりのように某出版社から今年の1月に脱稿した原稿の著者校正の依頼が来た。
半年前の原稿など、内容などほとんど忘れていて困るし、そもそも連休前というタイミングで送りつけてこなくてもいいだろうなどと不満はあるが、仕方がない、先方にもいろいろ都合があったのだろう。
私という箱があり、そのなかにはいくつもの仕事というブロックが詰まっている。
ちょうど、テトリスのような落ちものパズルのような状況で、すでにその8割がたが埋まっている状況。新規の知見を取り入れることもしなくてはいけなくて、もうゲームオーバー直前だ。
多分、勉強しようという意欲が仕事への熱量を下回るようになったら引退すべきなのだろうが、幸いというかいまのところそこには至っていない。
でも、このままだと私の心が枯れてしまいそうでそちらの方が心配になる。
頑張れ太平洋高気圧
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