こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

オトコ社会日本の排他性は女性に対してのみならず外国人に対しても(下)

2022年06月09日 | 日本のこと、世界のこと
続き
一日働き詰めに働いたら、頭も体も疲れてしまって、良く働かないが、続きを書かなくてはならない。
というわけで、やっと日経新聞の、定住外国人「正社員」に壁 昇給遅い非正規、日本人の倍 の話。
この記事では、新卒採用重視の日本企業では中途入社が多い外国人が不利(これは、なにも外国人に限った話ではないが)。
さらには言葉の壁もある、という話。
昔、サンディエゴに少しの間留学したとき、妻はESLすなわちEnglish as a second languageのクラスに通って、中東から来ていたおじさんたちと仲良く英語を習っていた(残念ながら期間が短かったせいで、ペラペラ喋るようにはなれなかったみたい)。
もちろん無償で、日本にはそういうシステムはあるのだろうか?

中途採用者への差別とか、外国人へのサポートが乏しいということって、一旦就職したら一つの会社に人生の全てを捧げる人ばかりの社会で、その人たちが自分の生活を守ることに汲々としているために生じることではないだろうか。
自分より優秀な女性に対してもそういうことをするし、自分より優秀な外国人に来られても困る。
でも、そもそもその判断基準がどこにあるのかもわからないままそんなことを考えているのではないだろうか。

斜陽の国、日本では男尊女卑の価値観があたかも普遍的なものであるかのように押しつけられてきたが、それは今や外国人にも向けられ日本が好きな優秀な外国人を遠ざけることにつながっているように見える。

ウクライナ侵攻以来、海外の政治家が次々とテレビに映るがヨーロッパなどは本当に女性が目立つ。
社会の仕組みを変えて女性を登用しているのだと思うが、そうすることで社会には変革がもたらされ発展するのではないだろうか。
そして、多くの人が往来することも良いことだ。
男女共同参画が当たり前となり、バタフライエフェクトが間近に起こるグローバリゼーションの世界で、日本は抜本的な構造改革を行なって、全ての人に希望を与える国となることが必要だ。
身の回りから始めよう

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (コロ健)
2022-06-12 15:06:10
jkatsurakoさん、
ありがとうございます。
こんど日本に来る時には鎌倉見物をかねてわが家にお招きできるか考えてみます。
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Unknown (jkatsurako)
2022-06-10 20:12:42
発展途上国の若者は義理堅く、日本人との交流を望んでいます。白人は重宝されますが、アジアの若者は相手にしてもらいにくいです。
カンボジアは虐殺を生き延びた家庭の学生ですから、心は深いです。差し出がましいですがご自宅にお呼びすると、その感謝は帰国しても忘れず絆がつながると思います。ごめんなさい、失礼いたしました。
PC不慣れで、いいねができず長文お許しください。
返信する
Unknown (コロ健 to jkaturakoさん)
2022-06-10 19:39:01
ありがとうございます。
数年前からカンボジアの病理医育成プログラムをお手伝いしています。とても熱心で尊敬できる若者ばかりです。お話を聞くと、私にはまだまだ積極性が足りなかったかもしれません。あらためてしっかりやっていくことにします。
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Unknown (jkatsurako)
2022-06-10 17:15:39
40年以上昔、夫について子ども4人を連れてnewheavnに二年暮らしました。公立小学校は2人とも無料、私立幼稚園は日本人は初めてという教会付属に二人を入れました。これは現地人と同じ金額。私は夫の勤務先の教授夫人が毎週ボランティアで英語を教えに来てくれました。
Connecticutはベトナム難民も受け入れていたから、そういう人専門の小中高も無料であってビックリしました。しかも送迎バス付。
私は帰国後、数年してから留学生支援の公益法人にパート勤務しました。アジア人留学生たちは、国費の学生でも差別がすごい。公の学術団体から招聘されていても、南アジアの研究者たちは不快なことが多々ありました。ミャンマーからは医師が毎年来ていましたが。26年働き、最近は随分差別は減って来たけれどまだまだ懐は小さい日本です。
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