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口は禍の元、というが、なんで、あんなこと言っちゃったんだろう、と後悔することは、これまで一度ならず、というかたくさん、というか、数えきれないほどある。
自分の言葉に糸がついていて、それがすべてつながっているのであれば、これまでに自分の口から出してしまった言葉のほとんどすべてを、たぐって自分の胸の内に戻してしまいたい。
だけど、そんなことはできるわけもなく、一度言ってしまったことを取り消すことはできない。人を傷つけるのは簡単にできる。
「だって、そう言う気持ちがなければ、そんなこと言えないでしょ?」と言われたら、おしまいである。でも、本当に思ってもいなかったこと、心にも無い(と思っていた)ことを言ってしまうことがある。
「心にも無いこと、言うもんじゃない」というが、私の場合いったん、しゃべりだすと止まらなくなって、言葉のコントロールがつかなくなった挙句、思ってもいないことを言ってしまう。誰にも害のないことを言っているうちはいいけれど、調子に乗ってしゃべっているうちに、誰かへの文句、注文、悪口とエスカレートする。最初から罵詈雑言、中傷の類いを言おうと思っていたのであれば、これに対する反応も織り込み済み、というか、ケンカを売っているのだからいいのだが、そうでは無い。はじめはそんなこと言おうとなどとは思っていないのだ。
だが、往々にして、「口は滑る」。口が滑って、思っても無いこと、心にも無いことを言ってしまう。
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私の人生の前半部の言動のうち、三分の一くらいは「心にも無いことが口が滑って出たもの」である。正確には、その時は「口が滑った」などと思っていないのだが、翌日にはその言動が知れ渡り、取り返しのつかないことになっている。おかげで、ずいぶんと友人を失った。ああいうことが無ければ、仲良くしてもらえていたのに、と残念に思う失ってしまった人は多い。
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言葉を選ぶ、という言葉がある。私の後半生、思慮深く、言葉を選んで話していけるといいのだが、三つ子の魂というわけで、それこそがなかなか難しそうだ。
母に、人の痛みを分かち合える娘に…といつも言われており、頭の中では、分かってるんですが、ついつい…。
でも反省して、その後は誰にも言ってませんが…!
今の所は…って感じです!
先生でも、あるんですねぇ…
」という気持ち、自分だけじゃなかったので、少しホッとしました。
ありがとうございます。
コメントを読んで、私もホッとしました。
相手の立場に立って考える、というのを心がけていますが、痛みを分かつとは、思ったことありませんでした。心にもないことを言ってから、相手を傷つけてしまったことに気がつく、その時、相手の傷ついた心の痛みも感じなくてはなりませんね。
生きているとつらいことがたくさんです。
やはり、相手の話をよく聞いた上で、というよりも、とにかく聞く方に徹して、さし障りのない~コメントをたまにはさむ、位の気持ちが良いのかもしれません。やはり沈黙は金でしょうか?。それでは、オヤスミナサイ。
加減は難しいです。