こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

ミサイル発射で思った国への意識

2023年11月22日 | 日々思うこと、考えること
同じ様な朝が続いている。
社会情勢も同じ様なもので、国内については何か語りたくなるようなことは一つもなく、パレスチナガザの状況は膠着状態、ウクライナもどうなっているのかわからない。
かつてほどプーチン、習近平がマスコミに露出していないように感じるのは実際影を潜めているのか、NHKのせいなのか。

第3校のチェックをすぐ済ませようと思っていたが、解釈の難しい病変についてどうしたらいいかわからなくなったので、一晩頭を冷やすことに。
昨夜、夜のテレビドラマが始まった途端、10時46分に北朝鮮のミサイル発射に伴うJアラートが入って中断した。
いい迷惑で、目も冴えてしまいしばらく寝付けなかった。
再放送はいつになるだろう。

この時、北朝鮮の群衆が拍手バンザイをする画像が放映されていた。
あの人たちはどんな気持ちでああいうことをしているのだろうかと考えた。
私だったらとても真似できないと、こっち(日本)にいると思うが、おそらくそこ(北朝鮮)では結構一生懸命、それこそ命がけでやっていそうだ。

為政者もしくは支配者とそれ以外の民衆。
この違いはどこにあるのか。
自分にできないこと、やりたくないことを他人にやらせる。
それが、支配者と被支配者の立ち位置の図式の一つだろうが、極端になると戦争として殺し合いをやらせることになる。
主君(=支配者)のために働く時、どの様な心理となるのだろう。
戦国時代の武士でも2度の世界大戦に駆り出された兵士でも北朝鮮の熱狂的な民衆でも、どのような気持ちでその場に赴き、”仕事”をするのか。

私は組織(今の勤務先)への帰属意識というのはそれほど強くない。
若い頃は大学の病理学教室を誇りに思い、その名に恥じない様にと頑張ったつもりだ。
だが、そこから外に出て疎遠になるに従い教室への帰属意識はずいぶん薄れた。
勤務先にしても、何度か職場を変わるうちに、辞めた途端の縁の切れ方がドライであったことから、こちらが思っているほど向こうはこちらのことを考えていないということを感じる様になった。
今は、ただ単に病理医として患者さんの役に立てる場であるという緩やかな関係性しか感じない。
もちろん、勤務先に迷惑をかけてはいけないので、組織の一員としてできることはやっている。
国家とか組織への貢献というのをその一員としてどの様に考え、どのように行なっていくのかを客観的に考えることのできる自由があるということに私は感謝しなくてはいけない。
一人一人が尊重される社会

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