妻がおせち料理を作り始めてしまったので私は窓磨きで、午前中は過ぎた。
昼過ぎになって、東京の娘のマンション(社宅)まで風を入れに行った。
車ばかりだと身体が鈍るので、今日は横須賀線で。
それにしても都内に入ると外国人の多さに驚いた。
さて、今年のボツ記事、しょせんボツではありますが、ボツボツご覧ください。
2023/01/12 お悩み相談への回答は自分のためにもなる
もっと正しくいえば、夜中目が覚めてしまった時、これをやったら眠れなくなるとわかっているのについ、スマホをあけてみたり、テレビをつけてしまうとあっという間に30分、1時間たってしまう。
夜中のこういう時間というのは本当に早くすぎるものだ。
それはさておき、
これらの悩みを読んでいると、やがて文字がぼやけてきて、いつの間にか再び眠っている。
本人にとっては一大事で、それをここに書き込んでいるのだろうから、そんな他人の悩みを、眠りの原資にするなどある意味悪魔の様なことかもしれないが、私にはそういう形で役立っている。
こういう相談に対して、たまに返事をすることがある。
この間は、やらなくてはいけないことがあるのだが、どうしてもやる気が起こらないので、なんとかやる気の出る言葉を、というのがあって、これは私もよくある悩みなので、ちょっと目を覚ましてどうしたらいいか考えた。
そして、
こういう場合はその対象を巨大な塊みたいに捉えていてどこから手をつけていいかわからなくなっているので、ちょっと小分けにしてひとつひとつやったらどうですか
と回答した。
そうしたら、スッキリしていつの間にか眠っていた。
が、これは今私が抱えている、1月末が締め切りの原稿についても同じことが言える。、脱稿はやはり締め切りギリギリとなりそうだ。
結構前から準備していて、正月休み明けには出せると思っていたが、もうちょっとと思って文献を検索したらまたいい論文が出てきた。
それもオンラインでは1年以上前に出されていた。
はっきりいまさらこんなの読まなくてはいけなくなってはなはだショックだが、この論文を読まないと、私が書く原稿の読者の利益にはならない。
そんなわけで、現在首っ引きで取り組んでいるが、学問というものは奥が深いとつくづく思う。
疾患のさわりだけ書いていたら、そこらへんの日本語の総説を抜粋して書いていたらよかったのだが、それを理解するためにRNA干渉のことを勉強し、そうしているうちにいろいろな関連論文が引っかかる様になり、この論文に辿り着いたというわけだ。
あと一週間ほどで読み込まなくてはならないが、間に合うだろうか。
2023/02/09 その都度悪夢がよみがえる
人との関係で、とくに相手が自分より弱い立場にある場合で、相手がシュンとなったり、ひどい時はべそをかくようなことになると、いじめっ子だったころの悪夢がフラッシュバックされてくる。
指導のつもりだったのが
2023/03/09 受験産業と週刊朝日とサンデー毎日が招いた少子化
子供の何に金をかけるかというと、大抵は教育費だ。
もちろん、何かの才能のある子であったらそれに投資してもいいが、たいていはどんぐりの背比べで、中学受験でもやらせて私立中学に押し込むことになる。
中学受験でも大学受験でも公立学校の範囲内で競争できるのならばいいけれどそうはいかない。
塾だの予備校が大した能力のない子供に詰め込み教育を行ない、受験対策を施す。
どこかの塾の宣伝に中学受験は小学二年生から、なんてのがあった。
こんなのは狂気の沙汰だ。
私は小学四年の冬からスパルタ式の塾に行かされ、人格は崩壊し、それはいまだに引きずっている。
それはさておき。
受験産業が子育てを困難なものにしてしまったしっぺ返しの結果が少子化であるというのは皮肉なものだ。
結局のところ、若い人から搾取してきたことが、今の少子化だ。
異次元のというのならせめて公立学校の授業料は大学まで無償にするとか、高校までの給食は無料にするとか保障したらどうだろう。
2023/03/15 試験で感じる頭のいい人との埋めることのできない差
一昨年受験した分子病理専門医試験の合格体験記はときどきアクセス数が上がるエントリーの一つで、おそらくは受験を考えている病理医が偶然みつけて読んでくれているのだろう。
役に立つかどうかは別として、十人並みのアラ還病理医でも合格できるということを知ってもらえば多少は安心して受験できるのではないだろうか。
それはさておき、1年近く経って読み直してみたら体裁があまりよくなく、読み直しつつ整えた。
その中に、理Ⅲ(東大医学部)出の病理医と試験後話したくだりがあり、改めて、過去のなんともいえない思い出が蘇った。
高校時代、当然全員同じ試験を受ける。
試験直後にはほとんどのやつが、難しかった!と顔を見合わせる。
だが、数日後優秀なやつの難しかった!と私の難しかった!が違うということを知る。
2023/03/28 私の要領が悪いのかそれともそんな程度の人間なのか
自分は要領が悪いと思う。
例えば、私の専門は病理医の中でも誰も手を出そうとしないニッチな領域だ。
誰も手を出さないのは手間暇がかかるからだ。
そもそも病理医になったというのも要領はあまりよくない。
2023/04/11 過去の過ちはいつまで償わなければいけないか
旧悪という言葉がある。
過去に犯した罪のことだが、法的に償ったあとであれば、これをほじくり返すことはプライバシーの侵害にあたるのではないか。
とはいうものの、芸能人やスポーツ選手などは、いったん貼られたレッテルは簡単には剥がしてもらえない。
不倫はどうだろうか。
倫理的に問題があるから、”不”の字が冠せられるわけで、いいことではない。
まあ、不倫も百組百様だからいろいろあって、少しは同情できるような不倫もあるかも・・・いや、今の社会通念上、それはないか。
離婚して一緒になるのが筋で、離婚したくない人がいる場合は、いつまで経っても不倫だ。
というか、不倫の良し悪しはさておき、少なくとも関係を解消した不倫に時効はないのか。
よく、妻は夫の不倫を永遠に許さないというが、社会もそうなのか。
人間誰しも、気の迷い、間違いというのはある。
世の中には間違いを犯さないで生きてきたという人もいるかもしれないが、私はそんな人に出会ったことも、聞いたこともない。
2023/04/12 学会前夜は一人酒で飲みすぎた
明日から日本病理学会総会@下関。
朝から座長やら発表やらなんやらあるので今夜は前泊。
スマホ片手に妻とLINEしながらそこそこ流行っている店で、一人酒。
焼き鳥をツマミにビールと日本酒を2合ほど飲んだらそこそこ酔って、1日1エントリーをやぶって、酔った勢いで今日2本目。
宿は大通りをはさんだお向かい。
ちゃんと横断歩道を渡れば、オヤジ狩り遭わずに帰れるだろう。
それにしても、こういうことに気をつけなくならなくなったとは、年ですね。
なんとか、無事部屋にたどり着き、エントリーを仕上げた。
明日に備えて今夜は早めにお休みします。
2023/05/15 世の中みんなゼロサムゲーム
先日のエントリーで講演のことを書いたが、みんなのための、と書いた。
その真意は、自分のための講演、というのが世の中には存在するようだからだ。
〇〇セミナーというのがそれで、怪しげな、そしてたいていは最終的に金を巻き上げられてしまう講演というのがある。
それはそれで練りに練った内容なのだろうが人様のためのものではない。
何もないところから何かを生み出すことはできない。
だから世の中ゼロサムゲーム、小さなパイの取り合いだ。
2023/06/24 子どもの虐待について思うこと
私は小児周産期の医療に関わっていて、病理医で患者さんには直接接することはないが、院内には子どもがたくさんいる。
ほとんどの子は重い病気と健気に闘うために厳しい検査や治療を素直に受けている。
6歳の男の子がスーツケースに入れられ、捨てられていたというニュースを聞いて胸が潰れる思いがする。
2023/06/24 子どもの虐待について思うこと
私は小児周産期の医療に関わっていて、病理医で患者さんには直接接することはないが、院内には子どもがたくさんいる。
ほとんどの子は重い病気と健気に闘うために厳しい検査や治療を素直に受けている。
6歳の男の子がスーツケースに入れられ、捨てられていたというニュースを聞いて胸が潰れる思いがする。
ちょっと多いので、残りはまたあした。
<締めの一言>
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