電車で座っていたら次の駅で座った人がヤニ臭い。駅は禁煙だから改札口の手前まで吸ってきたのだろうか。とにかく臭くてたまらない。
私もニコチン中毒だった頃は、電車待ちのホームで並びながら吸っていた。前の人が後ろを振り返ったり、電車に乗りこんだ時に露骨に嫌な顔をされたのを思い出す。
仕事中に外から来た人がヤニ臭いのにも困る。なんで、こんな奴と一緒に仕事をしないといけないのか?とまで思ってしまう。
さて、
煙のでないタバコがよく売れているらしい。ニコチン補給をどのような形でやろうが、それはニコチン中毒患者の勝手だが、結構臭いがするようだ。これは困る。
日航はこのタバコの使用を許可しているというし・・・なんたることか。
ちなみに 無煙たばこを巡る各社の対応は
日本航空 容認
全日空 禁止(タバコには変わりがない)
JR東日本 容認の方向
JR東海 容認の方向
JR西日本 未定
だそうで、禁止は全日空だけとのこと。全日空は本当に偉い。会社としてのポリシーがしっかりしているのだろう。それに引き換え日航は、どこまでダメな会社なんだろう。こういうこと一つとっても、本当にダメだなぁ、と思ってしまう。
どこまでダメだと気が済むんだろう。
さて、そうるすと隣に座ったヤニ臭いおっさんも無煙タバコだったのかもしれない。ニコチン中毒者は、生きていくことの第一の目的がニコチン補給なので、そういったことにはめざとい。それで品薄になっているのだろうが、馬鹿だよね。死ぬために、生きていくことの目的がニコチン補給だなんて。
それにしても、JTはついになりふり構わず、ニコチン中毒患者を維持する作戦に出たようだ。とにかく、無煙タバコなんてタバコでもなんでもない、そのまんまニコチン補給じゃないか!
私がタバコを15万本以上吸った挙げ句、タバコが生きていく上で不必要なことに気がついて中毒を離脱してしばらくの間は、中毒患者の追い込まれた気持ちもわからないではなかったが、無煙タバコの出現によってニコチン中毒者はことここに至って、JTからついに逃れられなくなった。
消費税をあげてでも、ニコチン中毒患者は減らして、よけいな医療費の削減に回す必要がある。か、ニコチン中毒者の自己負担分は非中毒者の倍にするとか。もしくは、ニコチン中毒者が癌、心筋梗塞、脳卒中になった場合の医療費はJTが払うとか、どれかにして欲しい。
JTのタバコ部門の人たちも自分たちの仕事を守るのに必死だろうが、自分たちの仕事がなにを生み出しているのか考えてみたらどうだろう?
紫煙ならぬ死煙は、それに費やす時間的損失を勘案すると、経済活動すら低下させ、何も生み出していないということに気がつくはずだ。いや、気がついている人もいるだろうに、なぜ続けるのか?