きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

縄文タイムカプセル 北海道の世界文化遺産④ 入江貝塚 肉食でおしゃれ

2021-08-28 07:55:28 | 科学だいすき
縄文タイムカプセル 北海道の世界文化遺産④ 入江貝塚 肉食でおしゃれ
入江貝塚遺跡内のトンネルで貝塚の断面を見る親子(写真)。土に埋まった土器の破片やシカの骨、貝殻が見られます。
洞爺湖(とうやこ)町には高台の入江貝塚と低地の高砂貝塚の2カ所があります。
内浦湾に面した海岸段丘の上にある入江貝塚は約5500年前から約2800年前までの遺跡です。




海でオットセイやイルカ、マグロなど、陸ではシカなどを捕って食べていました。肉食が多かったため、発掘された人骨は、木の実など、でんぷん質を多く食べていた本州の人より虫歯が少ない。魚の背骨や動物の歯などを加工した装身具もたくさん発掘されました。北海道にはいないイノシシの骨、新潟県のヒスイ、南の海でしか採れない貝でつくったものもあります。
本州と人や物、文化が交流していました。
(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2021年8月25日付掲載


肉食が多かったため、発掘された人骨は、木の実など、でんぷん質を多く食べていた本州の人より虫歯が少ない。魚の背骨や動物の歯などを加工した装身具もたくさん発掘。
北海道にはいないイノシシの骨、新潟県のヒスイ、南の海でしか採れない貝でつくったものもあります。
本州と人や物、文化が交流していました。
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