きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

米大統領選 争点をさぐる① 経済格差・貧困 有権者の不満にどう応える

2016-07-17 21:57:56 | 国際政治
米大統領選 争点をさぐる① 経済格差・貧困 有権者の不満にどう応える

11月の米大統領選挙に向けて、共和党は今月18日から、民主党は25日からそれぞれ全国大会を開き、正副大統領候補を指名し、政策綱領を決めます。いよいよ本選を迎える大統領選挙の争点を探ります。

「僕は1%の富裕層じゃない。中間層もしくは低賃金の労働者。アルバイトを二つ掛け持ちしないと、家賃など最低限の生活費も支払えない」―。4月の東部メリーランド州、民主党で指名獲得を争うバーニー・サンダース上院議員の集会に参加した男性(27)は語りました。

上位1%に集中
大統領選挙をめぐる論戦では、経済格差をどう是正し、経済政策で既存の政治に不満を感じる有権者にどのように応えるかが鋭く間われています。
米「経済政策研究所」(EPI)によると、2009~13年に米国内で拡大した所得の85・1%が富裕層上位1%に集中、全所得の20%を占めました。
米最大の労組全国組織、労働総同盟産別会議(AFL・CIO)によると、米大企業424社の最高経営責任者が15年に受け取った報酬額の平均は、一般労働者の平均年収3万6875ドル(約385万円)の335倍です。
こうした現状に対し、指名獲得が確実な民主党のヒラリー・クリントン前国務長官と、共和党のドナルド・トランプ氏は6月下旬にそれぞれ、経済を主題とした演説を行いました。
「富裕層上位だけでなく、確実に全ての人に経済を機能させる必要がある」と述べたクリントン氏は、「あまりに多くの連邦議員が『トリクルダウン(富裕層の富が潤えばその恩恵が下位にも滴る)』経済という失敗した経済学にとらわれている」と強調しました。



「より豊かになるためのより良い賃金を」などと書かれた横断幕を手に集会に参加する米市民=4月14日、フィラデルフィア(洞口昇幸撮影)

格差是正を公約
格差是正のため、社会生活基盤や自然エネルギー分野への財政支出による給与の良い雇用の創出、学費などを抱える勤労世帯への減税、米政府規定の最低賃金を時給7・25ドルから12ドルに引き上げることなどを公約してきました。
民主党では、サンダース氏が格差是正を最大の公約に掲げ、最低賃金時給15ドルへの引き上げを要求。その訴えに共感が広がり、最賃時給15ドルを求める運動の拡大や地方自治体での実現もあり、民主党の政策綱領の草案には最賃時給15ドルが盛り込まれました。クリントン氏も容認する姿勢を示しています。
「全ての人のために再び、米国を偉大にする」と訴えるトランプ氏は演説で、「経済の国際化が、政治家に献金する財界の支配層をとても豊かにした。私もその一員だった」と、自戒とも受け取れる発言もしました。鉄鋼業での良質な雇用の創出、中低所得層の一部の減税・税免除、課税の簡素化を公約に掲げます。

この連載はワシントン支局の島田峰隆、洞口昇幸が担当します。
(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2016年7月15日付掲載


「トリクルダウン」経済理論の発祥の地であるアメリカでさえ、大統領選でその理論は誤っていたと発せられている。
最右翼のトランプ氏でさえ、自戒の発言をしている…

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今日、明日の頑張りが勝負を決める 最後までの奮闘で未来ひらこう

2016-07-09 09:37:20 | 参議院選挙(2016年)
今日、明日の頑張りが勝負を決める
最後までの奮闘で未来ひらこう

2016年7月9日幹部会委員長 志位和夫
 書記局長 小池 晃

 独裁と戦争への逆流か、立憲・民主・平和の新しい政治か、日本の命運がかかった参議院選挙が、いよいよ明日投票日を迎えます。“戦争への道を許さない”“憲法9条を守りぬく”―全国の同志のみなさんの気迫と決意、党員人生をかけた頑張りに、私たちも毎日胸を熱くしながら各地を駆け巡っています。これまでの全党の努力、市民・国民のみなさんとの奮闘を、野党共闘の勝利、日本共産党の躍進へと必ず実らせようではありませんか。
 比例も選挙区も1票を争う大激戦・大接戦です。有権者の4割強はまだ投票先を決めていません。真剣に模索する有権者にどれだけ声をかけられるか。投票箱のブタが閉まるまでの奮闘が結果を大きく左右します。とりわけ比例代表選挙で「850万票、15%以上」の目標をやりとげ、「ベスト9」全員を押し上げられるかどうかは、「全国は一つ」で党の訴えを広げきる最後までの活動にかかっています。
 声の宣伝、得票目標に見合う対話・支持拡大、ビラを1枚残らずまききるなど、今日一日、選挙勝利へやるべきことをすべてやりぬきましょう。明日の投票日は、投票率を上げる意気込みで棄権防止活動にとりくみ、ギリギリまで奮闘しましょう。あと2日間、全党の底力、瞬発力を発揮して、歴史的政治戦をたたかいぬきましょう。“力あわせ、未来ひらく”新しい政治へ、私たちもみなさんと心を一つにして頑張りぬきます。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2016年7月9日付掲載


いよいよ、日本の命運のかかった参議院選挙も投票日を含めて2日間の闘い。
比例850万票9議席獲得を必ず。頑張り抜こう。
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若き自衛官戦場に行かせない 共産党・兵庫選挙区候補 金田峰生さん

2016-07-09 09:12:31 | 参議院選挙(2016年)
若き自衛官戦場に行かせない
共産党・兵庫選挙区候補 金田峰生さん




今回の選挙は、憲法改悪、暴走を繰り返す自民、公明与党と、おおさか維新の改憲勢力、戦争推進勢力対、市民の皆さんと野党がタッグを組んでのたたかいです。激戦です。みなさんの一票で政治は変わります。立憲主義を取り戻すため、私に議席を得させてください。
私は日本福祉大学在学中スキーバス事故で友達を亡くしました。事故の原因は運転手さんの過労でした。人の命を預かる運転手さんをくたくたになるまで働かせ、バス会社は利益を得ていた。そんな事故を二度と繰り返させたくない、もっと人の命を大切にする社会を作りたいと、日本共産党に入りました。
日本国憲法13条には全て国民は個人として尊重されるとあります。個人の尊厳を守る、個性を大切にする。私は憲法にもとづき個人の命、尊厳、そして個性を大切にする政治をつくりたい。
今、自民、公明与党、おおさか維新が憲法を改悪しようとたくらんでいます。彼らの本命は9条です。ある自衛隊員のご家族から、「とうとう夫に派兵命令が出ました。上官は『いよいよ諸君が戦地へ赴くことになった。心の整理をしておくように』と訓示したそうです。どうか助けてほしい」と訴えがありました。若き自衛官をいやが応でも海外の戦場に送り込む。安保法制は戦争法そのものです。私はこの戦争法を廃止します。
自衛隊は戦争で一人も殺していません。殺されてもいません。これが憲法9条の力です。私はこれからも憲法9条を守り生かす政治を貫いて、平和と安全を守り抜きます。
二度と子どもたち、孫たちを戦場には送らせない―。平和の願いは、命がけで反戦平和を貫いている日本共産党と、私にお寄せください。
(7日、兵庫県明石市)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2016年7月9日付掲載


自民、公明、おおさか維新の改憲勢力との闘い。個人の命、尊厳、個性を一番むちゃくちゃにする戦争は絶対させない。
そのためにも、兵庫県から金田峰生を国会へ送ってください。
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憲法を愚弄の政権ノー 日本基督教団豊岡教会牧師 小林聖(さとる)さん

2016-07-07 16:02:42 | 参議院選挙(2016年)
憲法を愚弄の政権ノー 日本基督教団豊岡教会牧師 小林聖(さとる)さん



安倍首相は、秘密保護法、戦争法の強行、次は改憲、その先は戦争にかじを切ろうとしています。
71年前、内外に痛みと悲しみを与えた反省の中から日本は立ち上がりました。自民党の改憲案は9条だけでなく、戦後つくってきたものを根底からつくり変えようとしています。国民と憲法を愚弄(ぐろう)する政権は必要ありません。
昨年、日本基督教団兵庫教区として安保関連法案の撤回を求める声明を首相官邸や政党に送りました。共産党の兵庫県委員会から懇談の申し出があり、金田(峰生選挙区候補)さんの思いも聞きました。政治家として誠実に働いてくれる人だと思い、個人演説会で応援しました。ぜひ共産党と金田さんに勝ってほしい。
今回、国民連合政府を共産党が呼びかけたことに意味があります。異常事態だと強く伝わり、国民が乗っかり、他の野党も無視できなくなった。
いまどう生きるかが大切です。どんな理由があっても人を殺す、殺させることをさせてはいけません。命が脅かされる企てをつぶしていくことが宗教者の務めです。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2016年7月7日付掲載


宗教者とも手を携えて、「戦争する国にさせない」ために、選挙で勝たないといけません。
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誰でもできる ネットでカクサン 条件生かして最後まで

2016-07-07 10:38:53 | 参議院選挙(2016年)
誰でもできる ネットでカクサン 条件生かして最後まで

参院選投票日の10日まで残り3日。東京新聞6日付は「投票先未定 なお4割」と有権者の動向を報じており、最終盤で情勢は大きく変わる可能性があります。インターネットやSNSでの選挙活動は、多くの人に支持を呼びかけることができます。自らの条件を生かして、どんなことができるかまとめました。

つながっている友人・知人に
 インターネットやツイッター、フェイスブックなどのSNSは投票日の前日(9日の午後11時59分)まで、文章の投稿・更新が可能で、支持する候補者や政党への投票を呼びかけることもできます(メールでの投票呼びかけはできません)。
 SNSは自分の都合で、空いた時間に利用できるので、時間を気にせず発信できます。
 たとえば、こんな発信が有効です。
◆「7月10日は投票日」「選挙に行こう」と選挙の日時を知らせましょう。
◆「市民連合」や「SEALDs POST(シールズポスト)」などのホームページにある、選挙の争点やコラムなどを紹介して投票を呼びかけましょう。
◆日本共産党ホームページにある党のプロモーションビデオ「This is JCP」や演説会の動画などを紹介し、党の政策や訴えを見てもらいましょう。
◆「私は…だから共産党」と、自分が支持する理由や共感する政策を紹介しましょう。
 東京都在住の30代のAさんはフェイスブックで投票を呼びかけ、期日前投票や不在者投票の方法も合わせて紹介しました。地方に里帰り出産中の友人が「不在者投票するね」と応じました。





#比例は共産党バナー

「#比例は共産党へ」をSNSでカクサン
 日本共産党は、SNSを盛り上げ、日本共産党を広くネットユーザーに拡散しようとJCP川柳プロジェクトを立ち上げました。
 ツイッターで始まったバナー(画像広告)プロジェクト「#(ハッシュタグ)比例は共産党へ」と同様に、SNSで拡散できるバナーを連日、日本共産党のホームページに掲載しています。
 #JCP川柳では、悪政への怒り、政治を変えたいという思いを五・七・五で表現した句を募集しています。集まった川柳を画像にして、検索しやすいように「#比例は共産党へ」というハッシュタグをつけて拡散するよう呼びかけています。
 「奨学金 返したくても 職はなし」の句には、「切ない」と共感のコメントが寄せられています。「道なかば 下から読めば ばかな道」の句は、「天才か」「座布団10枚!」などと大受けで、フェイスブックで1700件を超えて「シェア」(共有)されています。



「#JCP川柳バナー」

【バナープロジェクト】
【川柳プロジェクト】



「いいね」や「シェア」で候補者を 話題に押し上げよう
◆ツイッターやフェイスブックで参院選候補者のページを開いて、「フォロー」や「いいね」をクリックしましょう。

◆候補者のホームページやフェイスブック、ツイッターには、候補者を紹介した動画や、演説の動画が紹介されています。それらを視聴して、さらに「いいね」マークをクリックしたり、「シェア」したり、感想や応援のコメントを書き込みましょう。
◆候補者はブログやSNSで演説の予定や訴えを連日発信しています。それらを自分のSNSなどで「シェア」して紹介したり、視聴や参加を呼びかけましょう。
◆攻撃的な書き込みや誹謗(ひぼう)中傷が寄せられることがありますが、誹謗中傷することだけを目的としたコメントもあり、感情的にならないで冷静に対処することが大切です。


「しんぶん赤旗」日刊紙 2016年7月7日付掲載


共産党の政策を押し出すバナーなどは連日、支援者から投稿されています。
バナーをリツイートしてもよし、候補者のツイートをリツイートしてもよし。
どんどんカクサンしましょう。
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