昨日の夕方は酷い黄砂で山が霞んでいたが、今日は五月晴れの爽やかな一日だった。
朝から集落は田植えや代掻きでおおわらわだ。
田植えが終わった田んぼからは、蛙の大合唱が聞こえてくる。
わが田んぼの田植えは来週になるので、今日は朝から畑仕事をやった。
既に耕してある畑にマルチを張って、苗の植え付けをした。 収穫時期が集中しないように、これから期間を置いて少しずつ植えていく。
ここは高冷地で、まだ地温が低いので、黒いビニールシートを張って土の温度を上げないと苗がうまく育たない。
その上、夜間の冷え込みや遅霜から苗を守るため、ビニールの袋や肥料の空き袋などで保護している。
今日は夏日になった所もあるようだが、ここでは夜間の暖房がまだ欠かせない。
先日孫たちと一緒に蒔いた枝豆と、トウモロコシが鳥かねずみに食べられていた。
枝豆はほぼ全滅で、トウモロコシも3分の1ほどはやられていた。
ポットを藁で覆っていたが、隙間から入ったり、藁をよけて食べられてしまった。
おそらく鳩の仕業だと思うが、土の中の種を見つけるので始末が悪い。
もう一度蒔き直しをして、今度は防鳥ネットでしっかりと覆っておいた。
山里の畑仕事は、何かと余分な手間を強いられる。