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大学生の活躍(6/6日本対マレーシア)

2007-06-07 20:55:44 | ワールドサッカー
昨日の五輪代表のマレーシア戦はテレビ観戦でした。チケットの値段を安くしたのが効いたのか、観客はキリンカップのコロンビア戦の翌日という悪条件の割には入っていました。

J2や大学生からもメンバーを選んでいる、消化試合のこの試合は、いかに日本にとって新しい戦力を発掘できるかという試合でした。目を引いたのは、大学生二人でした。右アウトサイドでスタメン出場した明大の長友は、東福岡高校で元浦和(現愛媛)の近藤と同期の選手です。この長友は、大学では左SBで、左右両足で蹴れるのが売り物のアウトサイドです。

このポジションにはA代表にも呼ばれた水野がいますから、即レギュラーという話にはならないと思いますが、複数のポジションがこなせるなら、ベンチに置くと便利な選手です。長友はスピードがあり、攻撃的なタイプで、上背はないものの、ゴール前に果敢に飛び込んでヘディングシュートを決めています。

また、後半の単独突破でのPK奪取にも貢献しています。浦和で言えば平川のような存在で、どこのJリーグのチームでもベンチ以上は確実な逸材です。

また、もう一人の大学生、早大の鈴木修人も面白い選手です。高校時代は市立船橋でカレンや増島と同期だった選手です。この選手の売り物は、遠めからでも意欲的にシュートを狙うことです。ポルトガル代表のマニシェのような選手で、事実一本コントロールショットを決めてくれました。手詰まりになりそうな展開を打開してくれそうな選手で、現在4年生ですから、さまざまなJリーグのチームが争奪戦を繰り広げていると思います。

大学を出た選手は、以前は高卒選手より格下のように思われていましたが、今では坪井、羽生、巻など大卒の代表選手も多く出ています。プロに入ったら、すぐに結果を出さなければいけないという厳しさはありますが、筑波大の体育学部のように、選手のプロ意識の養成に役立つ学部もありますし、鹿島の岩政は数学の教員資格を持っています。そんな、いろいろなことを学ぶのも、長い人生できっとプラスになると思います。
コメント (2)
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