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達也復帰祝い(6/17FC東京対浦和)

2007-06-18 20:51:55 | 浦和レッズ
今日の試合は、久々に完勝と言っていい試合だと思います。プレビュー記事では触れませんでしたが、FC東京にはもう一つ弱点がありました。それは、ボランチ梶山の守備力の不足です。そのため、原監督がなぜ梶山をトップ下にコンバートしないのか、不思議でたまりません。

この日のトップ下は福西でしたが、私が監督なら福西をボランチ、梶山をトップ下に置くでしょう。そのため、ポンテをマークするのが事実上伊野波一枚になってしまい、ポンテのところが空くことになりました。

また、田中達也のスタメン起用も当たりました。私は田中達也に、ワシントンのゴールをアシストする、サイドからのドリブル突破を期待していました。実際は多少イメージが違い、ワシントンがポストプレーをしたボールを受ける位置にいました。

ただ、それでシュートに持ち込んでくれたし、先制ゴールの場面でもワシントンのシュートのこぼれ球に反応していました。また、田中達也は前線からよくボールを追ってくれたし、間違いなくこのゲームを優位に運んだ立役者でしょう。

FC東京は、浦和の守備態勢が整いきれない隙を突く、縦に速いサッカーをやろうとしていました。少ない人数で攻める意図で、ルーカスの手を使った独特のボールキープや、鈴木規郎の意欲的なミドルシュートなど、目立つプレーはありました。また、梶山も前を向いたときは鋭くいいパスが出てきました。

しかし、攻めの人数が足りないため、どうしても遠めからシュートを打たざるを得ませんでした。FC東京は22本のシュートを打ちましたが、危ない場面は少なかったです。浦和は阿部勇樹を左ストッパーに置く3バックで、闘莉王が上がったときに坪井と阿部勇樹で真ん中を固める、安全策でした。

相馬の左SBには不安があるため、相馬を使うなら3バックを用いる必要があります。ただ、相馬のドリブルで徳永を押し込んだため、FC東京の攻撃を攻めることで封じることができました。慎重策と積極策の両面があった試合でした。欲を言えば、ワシントンのヘディングが枠に飛ばなかったりしていますが、この内容なら十分満足です。A3から帰ってきて初戦なのですから。
コメント (2)
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