Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

スピードスケート

2008-12-29 20:24:01 | 他スポーツ
今日、全日本スプリント選手権が富士吉田であったとのことで、久しぶりにスピードスケートの映像を見ました。私がスピードスケートを生で見たのは、たった1回で、長野五輪女子500mの1日目でした。本当は二日目の方を見たかったのですが、チケットが一日目のものしか手に入らず、メダル授与の瞬間は見ていません。

ただ、このスポーツは素人目には難しく、500mで数秒の差が出るような選手なら、コーナーで体が立ったりとか明確な欠点も見えますが、五輪のメダル争いは本当に微妙な差で、見ているだけでは何が起こったか、スタンドからはわからないものです。そのため、スピードスケートの情報はどうしてもスポーツマスコミのネタを頼ってしまいます。

今でも現役の大ベテラン、岡崎朋美選手は、ストレスが溜まると4輪駆動の車で山道をかっ飛ばすことがあったという話も聞きます。また、清水宏保選手はトレーニングで自分の脳が体力の限界を感知するのを「破壊」することを使命としていたらしく、このトレーニングを他の選手がやったら壊れるという話も聞いたことがあります。

しかし、スピードスケートで世界で戦える日本人が出るのは、間違いなく「コーナーリング」があるからです。何の障害もなく、まっすぐに500mをかっ飛ばすスプリントレースだったら日本人の体では勝てないでしょう。また、スピードスケートは500mでは30数秒で決着がつきます。

これは競馬の馬(時速60km程度)と比較しても遜色ないタイムで、このスピードで陸上トラックと比較してもあまり変わらないコーナーを曲がるのですから、当然体が遠心力で飛ばされないために無理に内側に力を掛けて抑え込んでいます。この筋力をつけるのが、スピードスケートを学ぶ子供の最初の壁だそうです。

ただ、それに成功して、W杯に出るような選手になった人は、ものすごい筋肉がついているのが、そのぴたっとしたウェットスーツのようなウェア越しに見えます。今の男子短距離は長島圭一郎選手が強いらしいです。だいぶ、勢力地図も塗り替えられたスピードスケートですが、バンクーバー五輪までに是非、世界で戦える選手が出ることを願っています。
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天皇杯準決勝

2008-12-29 18:17:26 | 他チーム
今日は、午後の時間のほとんどを天皇杯準決勝の2試合を見るために使いました。レッズ絡みの試合だったらテレビの前でしっかり座って、食い入るように見るところですが、今日は関係ないカードなので、つまらない試合だったら寝てもいいやくらいのつもりで見ていました。

そしたら、2試合とも見所のある試合だったので、テレビでは珍しく「観戦疲れ?」しました。最初のFC東京対柏戦は、劣勢でリードされた柏が、フランサと李忠成の投入で試合の流れを引き戻して、鮮やかな逆転勝ちを収めました。柏が優勝すれば、石崎監督を優勝して送り出すという、最高のプレゼントになりますね。

ただ、もっとドラマチックだったのは、2試合目のG大阪対横浜FM戦でした。試合の流れは終始横浜FMペースで、浦和戦でも目についた横浜FMの前からのプレスが良く効いていた試合でした。ただ、G大阪は攻撃サッカーを標榜してはいますが、その気になればカウンターサッカーもできるチームです。

ボランチで起用された遠藤にうまくボールを集めて、そこから長いボールでサイドハーフを走らせれば、普段なら攻撃は機能させられるチームです。しかし、横浜FMのプレスはそれをさせたくないという意図がよく現れていました。G大阪のパス回しはつながらず、横浜FMが一方的にボールを支配しますが、これが決まっていればと思うような決定的な形はなく、スコアレスで延長に突入します。

その延長戦のちょっと前に、横浜FMは勝負手を打っていました。故障明けで万全でない山瀬功治を、最後の交代枠で投入するギャンブルでした。延長戦で負傷者や退場者を出してしまったら厳しいですが、どうしても90分で決着をつけたかったのでしょう。しかし、試合が延長に入り、その山瀬功治が足首を負傷して動きが落ち、さらに清水が2枚目のイエローで退場したことで、横浜FMの攻撃は機能しなくなりました。

最後は、勝負強さが売り物になってきた山崎のゴールで、G大阪が1-0と勝利しました。しかし、西野監督自ら「チームは満身創痍」と認めるように、G大阪は限界状態です。ただ、翌年のACLのことは考えず、天皇杯というタイトルを取ることに専念する考えは正しいと思います。

おそらく、今選手に来年のACLの話をしたら、またあの極限の戦いかと辟易してしまうはずです。天皇杯を優勝して、歓喜の瞬間を迎えることだけを考える方向に持っていくことでいいと思います。
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