Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

チームの活気(12/6浦和対横浜FM)

2008-12-06 20:38:21 | 浦和レッズ
写真は、今季限りでの退団が決まっている内舘、岡野両選手を惜しんで、背番号を人文字で出したものです。ただ、この試合は、生中継はスカパーのみでしたので結果をご存知ない方もいらっしゃるでしょうから言いますと、1-6と浦和の惨敗でした。1-4になったあたりから、普段なら逆転の可能性を信じて最後まで応援する「鉄の結束」を誇っていたはずの浦和サポが続々と帰り始めました。

しかし、北側ゴール裏のサポだけは、これをやるために誰一人として帰らなかったのです。逆にいえば、それがなければホーム側すら帰った可能性もあった試合で、その理由は比較的はっきりしています。それは、チームの持っている活気です。

昨日も言ったように、横浜FMの木村監督は、若手を積極的に抜擢する姿勢が評価されて既に3年契約を結んでいます。確かに横浜FMにとっては消化試合ですが、木村監督にアピールするんだという気合は伝わってきました。特に良かったのが、齋藤というユース上がりの若いFWで、うまい選手ではないように見えますが、運動量が多く、しぶとく浦和DFに食らいついてきます。

この気合に、浦和DFは完全に気圧されて、ミスを連発してしまいました。これでは勝つのは難しいです。また、浦和の前線の活気のなさも目立ちました。まず、1トップに抜擢された高崎ですが、初スタメンということを考慮すれば、彼なりには一生懸命やっていたとは思います。

しかし、ポストプレーヤーは自ら点を取ることも必要ですが、それ以上に周りの上がりを助けるキープやヘディングでのパスが重要なはずです。しかし、そんな高崎はオフサイドに何度も掛かってしまいました。

佐藤寿人(広島)のようにスピード型なら、「何回オフサイドに掛かっても1回抜ければ1点取れる」と言ってもいいのですが、ポストプレーヤーはオフサイドに掛かってはいけません。これで、浦和の前線の活気は萎えました。また、若手でアピールしなければいけない立場のはずのエスクデロが、前線でパスが来るのを待っていたのも不満です。

エスクデロは、確かにキープ力ならだいぶうまくなりました。しかし、スタメンに抜擢された直後という立場を考えたら、懸命にピッチを駆け回って自らボールを引き出す積極性が欲しいです。結局、次期監督が決まっていないという、中途半端な状態が、こんな「真空」の試合を生んでしまったのでしょう。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アジア枠候補予想

2008-12-06 17:44:10 | ワールドサッカー
来季から、JリーグではAFC(アジア連盟)所属国の選手と一人、外国人枠とは別に契約することが可能になります。決して海外サッカーに精通している訳ではない私ですが、昨年、今年とACLで様々な外国チームを見たので、その中からレッズに来ても活躍できそうな選手をピックアップします。

・金相植(城南一和[韓国]、ボランチ)

今季の浦和の不振の理由は長谷部が抜けてボランチの位置からの攻撃力が低下したこともあります。浮き球でもきっちり味方の走るスピードを計算してパスを出せる金相植なら、後ろを鈴木啓太にカバーしてもらえれば結構やりそうです。ただ、問題は30歳を過ぎているため、年齢的な衰えがあり得ないとは言えないことです。

・チョン・ギョンホ(全北現代[韓国]、右MF)

彼のポジションはサイドハーフですから、加入するとすればポンテ退団時か、チーム戦術が4-2-3-1になったときだけです。しかし、ドリブラーですが、周りを使った攻撃もできます。左サイドハーフ次第で生きる選手です。

・金東鉉(城南一和[韓国]、FW)

彼の加入があるとすれば、エジミウソンか高原のどちらかが抜けた場合だけでしょうが、今の浦和の課題に強力なポストがいないこともあるので、彼がいれば終盤のパワープレーで闘莉王一ヶ所しかターゲットがないという課題が解決します。ただ、彼は一度大分に加入して活躍できなかったことがあるので、日本は好きな国ではない可能性があります。

・マーク・ミリガン(シドニーFC[豪州]、ボランチ)

彼はオーストラリア版小野伸二という選手で、パワー型の多い豪州サッカーにアクセントをつけられる、技術の高い選手です。

・アル・イブラヒム(アル・カディシア[クウェート]、ボランチ)

本来ならアル・カディシアで一番うまい選手はベンアシュールです。しかし彼はアラブの選手ですが、チュニジア代表でアフリカ扱いになってしまうので、アジア枠では取れません。アル・カディシアから一人選ぶとすれば、キープ力があってボールが落ち着く、アル・イブラヒムです。もっとも、中東の選手は日本では食べ物が合わないという理由で難しいです。まあ、なさそうです。

・コスタンツォ(アデレード[豪州]、DF)

ここまで、DFの選手が出ていないということに気づいた方もいらっしゃると思います。実は、ワシントンレベルのFWを完封できるDFはアジアレベルではいなかったからです。その中で、唯一DFで候補になりそうなのが、192cmの長身という絶対的な武器のある、コスタンツォだと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする