今季、どうやらラグビーのルールが大幅に改正になったらしいという情報は人づてに聞いていました。しかし、今は全国中継のラグビーは、早明戦、大学選手権準決勝、決勝と日本選手権の準決勝、決勝くらいです。そのため、有料放送でラグビーを見たりするファンでもなければ、今季のラグビーを早明戦で初めて見たという方は結構いらっしゃると思います。
私は、しかもその早明戦もしっかりとは見ておらず、床屋のテレビでちょっと斜め見しただけです。しかし、ラグビーがルールを大幅に変えたことは、テレビでちゃんと説明していました。まず、一つ目は22mラインの向こう側からバックパスをして、タッチキックを狙って蹴りだしても、それはダイレクトタッチとみなし、蹴った地点に戻されることです。
これは、タッチキックで陣地を稼ぐやり方が非常に難しくなったと見るべきです。本当にうまいキッカーだったら、ワンバウンドで蹴り出すことができるでしょうが、そのレベルに達している日本人キッカーは、社会人でも見たことがありません。タッチに蹴り出すのは、本当に追い込まれた自陣ゴール前のみの選択になるでしょう。
もう一つの大きな改正は、モールを手で引き倒すことが反則ではなくなったことです。以前なら相当ひどい反則にあたる行為をあえて解禁したのは、ドライビングモールを使わせないという、ラグビー協会の意図があったものと推測します。おそらく、イングランドやスコットランドなどのラグビー本家には、バックスを使った展開こそラグビーだという狙いがあったものと思います。
しかし、これによって、ラグビーの運動量が飛躍的に増えます。もともと、体重の重い筋肉マンがやるスポーツと思われているラグビーですが、そんな筋肉マンに、相当の走る負荷を課す、日本には厳しい改正です。そのためか、早明戦ではハイパントがずいぶん増えました。
ハイパントは高いボールを相手陣内に蹴り込んで、キャッチする相手選手にプレッシャーを掛けてミスを誘う戦術ですが、これまでならミスはしないものとして、無理とされていた戦術です。しかし、タッチキックを蹴れないなら、大学レベルなら有効な手として早明戦で採用されたのでしょう。
社会人でどうだかはわからないですが、いずれにしても、ラグビーはサッカーと違ってルール改正が頻繁です。ただ、以前にスキーの複合などで見られた、欧州諸国を有利にするルール改正ではなく、ラグビーをより面白くしようとする意図だと解釈しています。しかし、モールを引き倒すことで負傷者が続出する事態になったら、再改正もありえますが。
私は、しかもその早明戦もしっかりとは見ておらず、床屋のテレビでちょっと斜め見しただけです。しかし、ラグビーがルールを大幅に変えたことは、テレビでちゃんと説明していました。まず、一つ目は22mラインの向こう側からバックパスをして、タッチキックを狙って蹴りだしても、それはダイレクトタッチとみなし、蹴った地点に戻されることです。
これは、タッチキックで陣地を稼ぐやり方が非常に難しくなったと見るべきです。本当にうまいキッカーだったら、ワンバウンドで蹴り出すことができるでしょうが、そのレベルに達している日本人キッカーは、社会人でも見たことがありません。タッチに蹴り出すのは、本当に追い込まれた自陣ゴール前のみの選択になるでしょう。
もう一つの大きな改正は、モールを手で引き倒すことが反則ではなくなったことです。以前なら相当ひどい反則にあたる行為をあえて解禁したのは、ドライビングモールを使わせないという、ラグビー協会の意図があったものと推測します。おそらく、イングランドやスコットランドなどのラグビー本家には、バックスを使った展開こそラグビーだという狙いがあったものと思います。
しかし、これによって、ラグビーの運動量が飛躍的に増えます。もともと、体重の重い筋肉マンがやるスポーツと思われているラグビーですが、そんな筋肉マンに、相当の走る負荷を課す、日本には厳しい改正です。そのためか、早明戦ではハイパントがずいぶん増えました。
ハイパントは高いボールを相手陣内に蹴り込んで、キャッチする相手選手にプレッシャーを掛けてミスを誘う戦術ですが、これまでならミスはしないものとして、無理とされていた戦術です。しかし、タッチキックを蹴れないなら、大学レベルなら有効な手として早明戦で採用されたのでしょう。
社会人でどうだかはわからないですが、いずれにしても、ラグビーはサッカーと違ってルール改正が頻繁です。ただ、以前にスキーの複合などで見られた、欧州諸国を有利にするルール改正ではなく、ラグビーをより面白くしようとする意図だと解釈しています。しかし、モールを引き倒すことで負傷者が続出する事態になったら、再改正もありえますが。