今日のパチューカ(メキシコ)対LDUキト(エクアドル)の試合は、テレビ観戦の予定ですが、平日夜の試合なので即日更新は勘弁して頂いて、クラブW杯でこそ見られる、「一芸」の持ち主であるパチューカのアルバレス選手の話をします。
アルバレスはアルゼンチン人ですが、代表に入るほどではないので、昨年のクラブW杯でパチューカの一員として来日したときに、初めてそのプレーを見ました。公式には3トップの左とマスコミには書かれていましたが、実際はゲームメーカーです。
こういう選手は、スタンドの高い位置で見ると特徴がよくわかる選手です。まず、最初に気づいたのは、守備をほとんどしないことです。相手ボールに切り替わっても、自分が取られた場合以外はほとんど戻りません。
戦術に細かく凝る、シャムスカ監督のようなタイプの監督は決して使いたくない選手でしょうが、しかし、アルバレスを使った場合のメリットも大きいです。一番の特徴は、ここで受けるとフリーになれるというポジションを見分ける能力です。
このアルバレスの動きを見ていれば、相手チームの弱点が手に取るようにわかります。昨年3位になった浦和も、3位決定戦で対戦したエトワール・サヘル(チュニジア)の弱点探しにアルバレスの動きを参考にしたかもしれません。
しかし、もちろんいくらフリーでボールを受けても、その後のプレーが悪ければ意味がないですが、アルバレスはパスセンスも高く味方と連動した動きができますし、ドリブルをしても少なくともエトワール・サヘルレベルのDFでは、ファウルをしないと止められませんでした。
先週土曜日、再度パチューカの一員として2年連続来日したアルバレスは、5バック気味に引いてくるアルアハリ(エジプト)相手にもフリーで受けられるか、注目でした。しかし、アルバレスはたとえ相手が引いていてもどこかにスペースを見つけています。
パチューカのパスサッカーはアルバレスが起点で、2点リードされていた前半戦もボール支配率は60%以上でした。テレビだと、同じくヘアバンドを巻いたマリオニと区別するのが難しいですが、さすがアルバレスというドリブルは随所に見せてくれました。
今日の相手、LDUキトは守備的なチームという情報です。この相手にも、持ち味のフリーで受ける技術が出れば、初めて欧州と南米の壁に穴を開けるのではと、楽しみにしています。
アルバレスはアルゼンチン人ですが、代表に入るほどではないので、昨年のクラブW杯でパチューカの一員として来日したときに、初めてそのプレーを見ました。公式には3トップの左とマスコミには書かれていましたが、実際はゲームメーカーです。
こういう選手は、スタンドの高い位置で見ると特徴がよくわかる選手です。まず、最初に気づいたのは、守備をほとんどしないことです。相手ボールに切り替わっても、自分が取られた場合以外はほとんど戻りません。
戦術に細かく凝る、シャムスカ監督のようなタイプの監督は決して使いたくない選手でしょうが、しかし、アルバレスを使った場合のメリットも大きいです。一番の特徴は、ここで受けるとフリーになれるというポジションを見分ける能力です。
このアルバレスの動きを見ていれば、相手チームの弱点が手に取るようにわかります。昨年3位になった浦和も、3位決定戦で対戦したエトワール・サヘル(チュニジア)の弱点探しにアルバレスの動きを参考にしたかもしれません。
しかし、もちろんいくらフリーでボールを受けても、その後のプレーが悪ければ意味がないですが、アルバレスはパスセンスも高く味方と連動した動きができますし、ドリブルをしても少なくともエトワール・サヘルレベルのDFでは、ファウルをしないと止められませんでした。
先週土曜日、再度パチューカの一員として2年連続来日したアルバレスは、5バック気味に引いてくるアルアハリ(エジプト)相手にもフリーで受けられるか、注目でした。しかし、アルバレスはたとえ相手が引いていてもどこかにスペースを見つけています。
パチューカのパスサッカーはアルバレスが起点で、2点リードされていた前半戦もボール支配率は60%以上でした。テレビだと、同じくヘアバンドを巻いたマリオニと区別するのが難しいですが、さすがアルバレスというドリブルは随所に見せてくれました。
今日の相手、LDUキトは守備的なチームという情報です。この相手にも、持ち味のフリーで受ける技術が出れば、初めて欧州と南米の壁に穴を開けるのではと、楽しみにしています。