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取られない(アルゼンチン対ナイジェリア)

2010-06-13 11:49:05 | ワールドサッカー
ナイジェリアは前回のドイツ大会に出場していないので、A代表を見るのは久しぶりですが、北京五輪で日本代表が徹底的にカウンターで攻められて敗れた記憶が一番最近のものです。タイウォ、オデムウィンギら当時のメンバーもいました。

こういう相手とやるときは、悪い形でボールを取られないことが重要です。ナイジェリアの能力では、ミスでボールを奪えば相当長い距離を走ることが可能なので、たとえ敵陣でもミスは禁物です。今回のアルゼンチンは、ナイジェリア相手に理想的な戦い方をしました。それは「ミスをしない」ことです。

アルゼンチンはメッシのようなドリブラーもいるチームですから、メッシからボールを奪えばカウンターを狙えるという作戦を立てる監督もいるでしょう。しかし、メッシはスペインリーグ得点王という攻撃力が注目されていますが、ドリブルをしても取られない驚異的な技術の高さを持っています。

そのため、メッシがボールを持つとドリブルでどんどん切れ込んで、何度も決定機を迎えシュートで終わることができていました。南アフリカの観衆は、メッシを見るだけで入場料の元が取れそうなもので、シュートこそ相手GKにセーブされましたが、今の時代であれだけボールを持てる選手は貴重です。

また、アルゼンチンはテベスの運動量も目立ちました。マンチェスターU時代にクラブW杯で来日して、その運動量は知っていますが、最初は前からプレスを掛け、残り時間が少なくなると引いてきてボールをキープする、使い分けができていることもさすがでした。点の取り方自体はCKと、あまり面白くはない方法でしたが、アルゼンチン特有の老獪さは見ることができました。

ナイジェリアの方は、相手にうまく守られて得意の身体能力を発揮できなかった印象です。プレミアリーグ、エバートン所属のヤクブのポストプレーや、途中出場のオデムウィンギのスピードなど、面白い武器はありますが、走り勝つナイジェリアらしさは発揮できなかった印象です。

アルゼンチン1-0ナイジェリア 得点者:エインセ(7分)
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