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パラグアイ戦プレビュー

2010-06-28 18:51:44 | ワールドサッカー
日本代表は明日、決勝トーナメント1回戦でパラグアイ代表と対戦します。パラグアイ代表と言えば印象に残っているのは、1998年のフランスW杯で優勝したフランスとベスト16で対戦して、延長戦まで持ち込んだことです。

パラグアイの英雄と言えば1998年、2002年のW杯でゴールを守ったGKチラベルトです。日本のテレビ番組に数多く出演してちょっとした稼ぎを得ました。フランスW杯のときはアルゼンチン代表の弱点を話して、当時アルゼンチンリーグに所属していたので、アルゼンチンでちょっとした問題になりました。

チラベルトの去った今も堅い守備からのカウンターというパラグアイのチームカラーは変わっていません。ただ、南米予選でポストプレーヤーとして活躍したカバニャスが銃撃事件で一命はとりとめたものの現役続行不能ということになり、予選ではあまり活躍していないベテランのサンタクルスが代役になりました。

パラグアイの選手は知らないという方でもサンタクルスだけは欧州サッカーをちょっと見ていれば出てくる名前で、バイエルン(ドイツ)、ニューカッスル(イングランド)などでプレーした、パラグアイで最も成功した選手でしょう。

サンタクルスは小野伸二の活躍で日本代表が準優勝した1999年ワールドユースで頭角を現し、それ以降欧州で活躍するビッグネームですが、すでに31歳という年齢もあり、正直言うと「まだいたのか」という印象です。

しかし、そのヘリコプターのような高いジャンプ力は日本代表にとっては一つの脅威でしょう。ドリブラーのバルデスも前回大会から引き続き出場しており、カバニャスの穴はだいたい埋まっていると見るべきでしょう。

アルゼンチンやブラジルが相手だと、日本のような格下の相手には早い時間からプレスを掛けて、リードを奪うとゆっくりつないで逃げ切るサッカーをすることもありますが、パラグアイはそういう相手ではなさそうです。

しかし、パラグアイと言えば1999年コパ・アメリカの0-4の惨敗も記憶にあります。あのときはパラグアイ開催で完全アウェイだった事情はありますが、そのときは力の差をはっきりと示された一戦でした。あれから日本はどれだけ成長したか、試合内容で示して欲しいです。
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