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Kobby loves 埼玉&レッズ

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会心の勝利(6/24日本対デンマーク)

2010-06-26 10:19:03 | ワールドサッカー
ようやく、昨日夜の再放送でデンマーク戦の内容を見ました。確かに、前線が本田の1トップでは前に駒が足りず、本田にはサイドに流れてもいいからとにかく時間を作れという指示が出ていたと思います。この試合の本田は、先制点のFK以外にも出来は良く、前線でタメを作る役割ができていました。

しかし、この勝利が快勝だと思うのは、他にも理由はあります。それは、デンマークの攻撃に対して7人でしっかりブロックを作り、デンマークが後ろで回さざるを得ない状況を作ったことです。これこそが阿部勇樹を起用した意味で、バイタルエリアで相手に拠点を作らせず、ベントナーを孤立させることに成功しました。

ボール支配率はデンマークの方が高くても、日本の方がやりたいサッカーをやっていたという意味では良かったと思います。確かに、最初の2点は直接FKで、戦略的な面を超えていたゴールではありましたが、本田のキープからカウンターを繰り出せたからこそ、いい位置でファウルをもらうことができたのです。

デンマークも、トマソン、ロンメダール、ヨルゲンセンら国際経験豊富なビッグネームの多いチームでしたが、やはり堅い守備からのカウンターが得意なチームということもあって、何が何でも勝たないといけないという展開は得意ではなかったように思えます。それはデンマークが早い時間に交代カードを切ってきて、日本に対して早い時間からパワープレーを挑んだことからも推測できます。

しかし、カメルーン戦でもパワープレーを抑え切った日本は、デンマークのパワープレーも織り込み済みでした。幸い、中澤も闘莉王も出場停止にならなかったので、最終ラインの高さが減っていなかったのも幸運でした。

これで次はパラグアイです。パラグアイはデンマークと似たチームカラーで、堅い守備でかつては優勝したフランス相手にベスト16で延長戦に持ち込んだこともあります。日本との対戦はコパ・アメリカで0-4の完敗を喫した記憶が今でもあります。しかし、ここまで来たら行けるところまで行くだけで、とにかく一戦必勝で臨んで欲しいと思います。
コメント (2)
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