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Kobby loves 埼玉&レッズ

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リトリートサッカーの健闘

2010-06-27 11:44:12 | ワールドサッカー
今回の南アフリカW杯、1次リーグを見た印象ですが(私は単なる一般人なので全試合を完全に見ているわけではないことはお許し下さい。)、環境が0度から25度まで激変する高地のW杯ということもあり、リスクを抑えて慎重に入るサッカーが結果を出した印象があります。

今回のベスト16の陣容には、強力なFWが牽引するチームより、アメリカ代表、日本代表のように慎重にリトリートする「全員サッカー」のチームが多く含まれます。以前も書きましたが、日本代表の成功の要因がリトリートサッカーの採用だったこともありますし、守備的サッカーが結果を出すことは前日本代表監督、イビチャ・オシム氏も言及していました。

こういう守備的なサッカーのチームに対し、ブラジル、スペイン、アルゼンチンら攻撃サッカーのチームがどう挑むかという構図が決勝トーナメントでは展開されると思います。そう簡単には壁は破れないことは、リトリートしたポルトガル代表を、ブラジル代表が攻めあぐんで0-0で終わったことにも現れています。

ただ、リトリートする側も、守ってばかりでは勝てませんから、どこかで無理をする必要はあるので、その少ないチャンスで点を取れるかどうかにもかかってきます。今、残っているチームで面白い存在なのはガーナで、前回大会では決定力不足だったFWのギャンが、頼れるエースストライカーになって戻ってきました。

ガーナは基本的に中盤のチームですが、技術が高くボール支配率で優位に立てるチームです。次のウルグアイとの準々決勝は面白い試合になりそうで、楽しみにしています。勝てば4強ですから、アフリカ勢としては史上最高の結果になるわけで、それは多くのアフリカ人の注目を集めているでしょう。
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