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長崎戦マニアック分析

2018-08-07 22:42:06 | 浦和レッズ
この長崎戦のように、うまく行っていない試合は、オリベイラ監督の交代策に注目しました。中断前からでも、勝利という結果にこそつながらなかったものの、オリベイラ監督は途中で戦術を変えるような仕掛けの手をよく見せていました。最初は選手が理解できず、ベンチ前に来て通訳に確認するなど、浸透には時間がかかりましたが、今回もその手には意味が見られました。

まずは青木out阿部勇樹inの手で入ってきました。この日の浦和は、DFが上がってしまうので、どうしてもダブルボランチの柏木と青木が最終ラインに残る場面がありました。それでは、中盤でチェックに行けないという意味で、阿部勇樹を入れて中盤から追うという意図のある交代でした。柏木とは違って、アンカータイプのボランチの阿部勇樹ですが、暑さできつい以上途中出場の選手に役割を果たしてもらうことが必要でした。

また、橋岡out森脇inもある程度予想がつきました。この日の浦和はサイドから崩せておらず、特に橋岡の右サイドは相手の翁長に押され気味だったので、森脇を入れて攻撃に力を入れるという意図でしょう。事実、森脇の投入から、前目でボールが持てるようになります。

最後の武藤雄樹out李忠成inも運動量を増やすもので、李は中央にこだわらずにサイドにも流れてボールを引き出してチャンスを作ろうとしました。その結果、実現できたのが最後の時間のボール支配です。ボールをキープしながら、一方的に押し込んでチャンスをうかがう展開を、最後の最後でようやく実現することができました。

残念ながら、その展開にするのが少し遅かった印象はあり、ゴールを割れなかった浦和は0-0の引き分けでこの試合を終えることになります。長崎としては残留争いを勝ち抜くために勝ち点は1でも大きく、最後は勝ち点1を狙った印象も受けます。どうしても勝ち点3が欲しかった浦和としては、手痛い引き分けになりました。

もちろん、コンディション的に苦しかった試合なので、勝ち点1を得ただけでも違うと思います。次の試合は土曜日と久しぶりに間隔が空くので、少しコンディションを調整して鳥栖戦に臨むことを期待したいです。





















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