Kobby loves 埼玉&レッズ

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外野コンバートからの活躍(金子侑司)

2018-08-18 22:25:04 | 他スポーツ
今日の西武対日本ハムの首位攻防戦、激しい試合になりました。西武先発十亀が5回4失点と先発の役割を果たせず、6回から登板した相内が2四球と暴投の乱調で2失点するなど、投手陣は崩壊状態でした。西武の敗色濃厚になった8回裏、今度は相手の中継ぎトンキンが安打の後に2四球で満塁と乱れ、最後は金子侑司の決勝3塁打で西武が逆転勝ちを収めました。今日のヒーロー、金子侑司選手の思い出です。

金子侑司は立命館大からドラフト3位でライオンズに入団してきました。もともとのポジションは遊撃手で、当時中島がメジャー移籍で抜けていた遊撃手のポジションは課題と見られていろんな選手が試されました。金子の場合は、足の速さという武器が明確だったので、当時の渡辺監督が右翼手で起用した試合もあります。外野は本来のポジションではなかったですが、試合に出られるならどこでもやると意欲的に取り組んでいました。

西武の課題が、遊撃手と右翼手だった時代は長いです。金子も本来の遊撃手で起用された試合もありますが、当時は解説だった伊原春樹氏から「まだプロのショートストップの守備じゃない」と酷評されるなど守備が課題でした。守備のいい永江は打てず、逆に打てる金子や呉は守備に課題と、誰を起用するかは歴代監督の悩みの種でした。

そのポジション争いに終止符が打たれたのが、昨年の源田、外崎の台頭です。特に源田は新人としては異例のフルイニング出場と、一度たりとも遊撃手のポジションを他人に渡しませんでした。これで、金子は外野一本で勝負すると明確に方向性が定まり、スイッチヒッターで投手の左右に関係なく起用できるというメリットを生かしてレフトのポジションに入ります。

今季の金子は、打つ方が不振でした。打率は2割を切っており、二軍で好調だった斉藤などにレフトのポジションを奪われて、1か月ほど二軍落ちを経験します。それでも、その俊足を生かせば、二軍では格が違ったようで、3割を超える打率をマークして一軍に再昇格して今日の活躍につなげます。

金子はただ速いだけでなく、盗塁技術が高いという強みがあります。9番に入れば、出塁して盗塁し、1番の秋山のタイムリーで1点を取る攻撃も可能です。優勝争いが山場に入っている今、頼れる戦力が戻ってきてくれたと、今後の活躍に期待しています。

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U-21日本対パキスタン

2018-08-18 16:22:39 | ワールドサッカー
ジャカルタで開催されている、アジア大会のサッカー男子、日本対パキスタンを見ていました。結果は4-0で日本勝利です。日本は無事、格下のネパールとパキスタンから勝ち点3を確保して決勝トーナメント進出を決めました。もちろん、日本にとって目標は優勝でしょうから、ここで躓いてはいられません。

パキスタンのサッカーのチームは初めて見ました。パキスタンは4-5-1をやりたかったように見えますが、ライン守備を引く最終ラインが簡単に裏への飛び出しを許す弱点があり、開始1分で岩崎(京都)のゴールが決まると、さらに10分間で2点を奪って3-0として勝負は早くも決しました。パキスタンは体力的に前からプレスに行けないので、DFの岡崎が蹴るロングボールがまったくのフリーで出せるので、走り込む動きと合わせることができればゴールになります。

パキスタンとしては、日本相手に高いラインを引いた守備が裏目に出た格好ですが、その後はMFが最終ラインに吸収されて6バック気味になってきます。日本相手に攻撃に出るのが難しかったのが理由ですが、これに対し日本が次第に攻略できなくなり、後ろで回す時間が長くなってきました。それでも、日本はサイドから突破を仕掛けるところまでは行っていましたが、パキスタンGKがギリギリのところで止めて4-0で後半に行きます。

この試合を、いい試合と言い切れない理由は後半の戦いぶりです。パキスタンは相変わらず攻めることができませんでしたが、日本が初戦のネパール戦から8人を入れ替えた急造メンバーであることもあり、後半はボールが回らなくなります。バックパスをミスしてGK小島が飛び出さざるを得なくなり、相手FWと接触して小島が負傷するなどの悪循環もあり、あの開始10分間のゴールラッシュは何だったのかという出来になります。

次のベトナム戦は大事な試合になります。ベトナムはU-23アジア選手権準優勝と国際レベルで結果を出し始めており、日本にとっては1位通過のために負けられない試合です。ここで、チームが機能して勝つところを見せられないと、韓国などはオーバーエイジでトットナム所属の孫興民なども呼んでいるので決勝トーナメントは苦しい戦いになるでしょう。
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