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フェルナンド・トーレスのプレー

2018-08-12 17:27:17 | 他チーム
昨日の鳥栖戦、もちろん相手FWフェルナンド・トーレスの動きは注目していました。彼も34歳となり「欧州でやりたいことはすべてやった」というのが、日本に新天地を求めた理由とインタビューで話していました。確かに、欧州選手権優勝(2008年)、W杯優勝(2010年)、欧州CL優勝(2012年)など、欧州で取れるタイトルはすべて取っています。

Fトーレスは全盛期はスピード型FWでした。そういうタイプが好きなリバプールには適任者で、裏へ走るのが得点パターンだった時代は長いです。しかし、昨日のプレーを見ている限りでは、スピードは全盛期と比べるとかなり落ちています。日本の暑さも理由でしょうが、ロングボールを蹴って裏へ走れという動きを出すのは厳しくなっています。

それでも、Fトーレスには別の魅力もあります。それは足元のテクニックです。縦パスを正確に足元に止められるので、ポストプレーをさせると今でも上手いです。パスに反応できる金崎夢生と2トップを組んでいるので、Fトーレスがキープしてから金崎夢生を動かすのが彼の役割になってくるのでしょう。事実、青木からボールを奪った場面には彼の、抜け目のなさで欧州で生き抜いてきたノウハウの一端が出ています。

また、ヘディングも強いと聞きます。昨日はそれを発揮する場面はなかったですが、鳥栖がFKなどを得るとFトーレスの頭を狙って蹴っている様子が見られました。まだ来日初ゴールは出ていませんが、出るとすればそういうワンタッチのゴールではと思われます。

もちろん、チームを残留に導くのが彼の大きな使命です。これほどの大物なので、もちろんJ2ではプレーしないでしょうから、鳥栖をどういうチームに変えていくか、それが見られるなら楽しみにしています。他チームなので生で見るのは難しいでしょうが、こういう選手が日本に本当に来たというのはうれしいです。
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