Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ジョーに振り切られる(8/26名古屋対浦和)

2018-08-26 20:46:36 | 浦和レッズ
今日のリーグ戦、名古屋対浦和は1-4という浦和の惨敗に終わりました。この試合の敗因は、相手FWジョーへの対策の失敗でした。ジョーといえばヘディングでのゴールが多いので、ポストプレーヤーに対するような守り方を浦和は考えていたようです。しかし、この試合を見てしまうと、相手が一枚も二枚も上だったと感じざるを得ません。

先制点こそ、オウンゴールで幸先よく浦和に入りますが、その後マウリシオのトラップミスを拾われた宮原のドリブルをマウリシオ自身が倒してPKとなり、これをジョーが蹴り、一旦はGK西川が止めたものの跳ね返りを玉田に押し込まれて1-1の同点になります。ここまでは、浦和の事前のゲームプランとは大きな誤差はなかったと思います。

しかし、槙野とガブリエル・シャビエルの接触プレーから取られた名古屋ボールのFKが、この試合を大きく左右することになります。この場面、ジョーの頭を狙うのは浦和DFは皆わかっていたでしょう。ジョーに付いていたのは岩波でしたが、高さのみならず強さでもジョーに完敗し、岩波の遥か上からヘディングを叩き付けられて浦和ゴールを破られて1-2とされます。

このゴールで浦和のリズムが狂いました。前半は、不利ながらもカウンターを機能させて流れも作っていましたが、後半になると前線の運動量が落ち、うまく行かなくなって焦り始めたファブリシオが強引にシュートを狙うなどボールが回らなくなりました。省エネサッカーを目指して欲しいとは言っても、それができるのはリードするか同点のときだけです。負けている以上、無理に追って消耗する、悪い流れに浦和は巻き込まれてしまいました。

また、追い打ちをかけるように、名古屋が途中から出した特別指定選手の相馬が機能していました。浦和にとってはデータのない選手だったのは間違いなく、この相馬に右サイドの橋岡が振り切られるようになります。その相馬のクロスから、槙野のマークを振り切っていたジョーに追加点を入れられ、その後もさらに1点を追加されて1-4になって試合は終わりました。

ジョーについては、高さだけでなくスピードも持っていました。槙野をマンツーマンでつけるような、特別な対策も必要だったかもしれません。かなり今夜は寝苦しい夜になりそうな惨敗でした。
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ラグビーCS豪州対NZ

2018-08-26 16:07:17 | 他スポーツ
南半球で行われている、ラグビーの4か国対抗戦(チャンピオンシップ)の豪州対NZのビデオを見ました。この試合を見ようと思った理由は、10月にこの両チームが来日して試合を行う「ブレディスロー杯」のチケットを持っているからです。もちろん、これほどの高レベルの試合ですから、いきなり見ても楽しめるとは思いますが、事前に情報を入れておけばもっと楽しめるでしょう。

まずは、NZのSO、ボーデン・バレット選手からチェックしました。彼は世界最高のSOで、スーパーラグビーMVPのチーフスSO、ダミアン・マッケンジーをサブに追いやるほどの選手です。彼は、まず捕ってから投げるまでの速さが素晴らしいです。まるで壁に当てたかのように、一瞬でボールが動くので、注意していないとバレットがさばいたとわからないほどです。

また、そのパスの軌道も、味方が取りやすいように体の正面に向かうような回転をかけており、キャッチミスなどをしないような細かい配慮もなされています。SHスミスもいいボールを出していますが、この能力があるからマッケンジーがベンチというのも納得でした。最初の10分を見て「これはサンウルブズは勝負にならない」と感じたほど、ボール回しのスピードに違いを感じます。

この試合は、豪州優位にスタートしました。豪州の良さは相手のボールを奪う「ジャッカル」で、一歩間違えればラックで手を使う「ハンド」の反則を取られますが、タックルで相手を倒した後のボールを回収したり、NZボールのラインアウトを一瞬のハンドリングで奪ったりと、接点の強さはさすが世界でも有数の強豪です。

これに対し、NZの強さはターンオーバーからの速攻です。相手のちょっとしたミスを突くのがうまく、特に先ほど話題にしたバレットがパスミスを蹴って、サッカーで言うところの「ドリブル」を見せてそのままトライにつなげるようなスーパープレーも出ました。WTBの個人技で、豪州の守備を外すプレーから何度もビッグチャンスを生みました。

試合は13-36でNZの勝利に終わりました。この試合で感じたのは、「FWの豪州、バックスのNZ」がどうやら両チームの強さのようです。マッケンジーも途中からCTBに入ってトライにつながるボール回しをしていました。次の、NZホームの第二戦も見て、ブレディスロー杯前の楽しみにしたいですね。
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