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貴景勝の記憶

2021-01-08 09:45:40 | 他スポーツ
日曜日から大相撲初場所が始まります。楽しみにしていた生観戦は病気のため断念しますが、テレビで激闘を見届けたいと思います。今回は、横綱昇進がかかる今場所の主役、大関貴景勝の記憶です。

貴景勝は佐藤少年だった中学相撲時代に全国優勝を果たしています。当時、決勝戦で対戦した相手が現阿武咲の打越少年で、未だに続くライバル関係です。一時、相撲に取り組む姿勢が良くなかった時期に打越少年との対戦で目が覚めたこともあったので、貴景勝となった今でも阿武咲には感謝しています。

高校は相撲の名門、埼玉栄高校に越境入学して、ここで実績を残して貴乃花部屋に高卒で入門します。出世は早く、20歳の頃には本名の佐藤のままで十両に昇進していました。当時、大卒の同期が入る頃には届かない地位(大関?)にいたいと抱負を語っていました。

今の四股名、貴景勝は新入幕のときに貴乃花親方からつけてもらいました。戦国時代の武将、上杉景勝が由来で、貴景勝自身も「四股名をもらうことは目標だった」と満足した様子でした。相撲ぶりは突き押し一本で、小結時代に初優勝を果たした勢いを生かして、その2場所後に千秋楽で栃ノ心を破って大関に昇進します。

その後は波乱万丈でした。新大関の場所に膝を痛めて途中休場に追い込まれ、翌場所も出場することができず2場所で大関を陥落します。それでも、貴景勝自身は次の場所で10勝できる自信があった様子で、事実12勝で大関に復帰します。その後も大胸筋断裂しながら9勝で大関を守ったり、カド番の場所で負傷しながらぎりぎり8勝して途中休場するなど、本人が言うには「大関に上がっていいことはあまりなかった」と山あり谷ありでした。

そんな貴景勝ですが、先場所ついに大関としての初優勝を果たして、今場所は横綱挑戦の場所になります。突き押しは相撲を安定させることが難しく横綱は困難と言われますが、本人は突き押しにこだわりがあり、どこまで行けるか楽しみに見たいと思います。
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