今日の大相撲初場所中日は、またも波乱の日でした。最大のものは一敗でトップの大栄翔を追っていた大関正代の敗戦です。正代の相手は御嶽海で、二大関を倒してはいるものの2勝5敗と調子の上がらない相手なので勝ちを計算したいところです。しかし、御嶽海は正代の弱点をよく研究しており、もろ差しになって正代に差させなければ、正代は前に出られないと、もろ差しで攻めました。正代も必死に巻き替えて応戦しますが、最後は差し勝った御嶽海が寄り切りました。
2勝5敗と不振が続く貴景勝は玉鷲と対戦しました。同じ押し相撲の玉鷲は、貴景勝が本来の押しを見せれば押し負ける相手ではないです。しかし、今場所の貴景勝は体が前に出ておらず玉鷲に押し負け、最後は玉鷲の押しに後ろを向かされる悔しい負けを喫します。貴景勝は2勝6敗となり、勝ち越しはかなり難しくなりました。
もう一人の大関朝乃山は、遠藤と対戦しました。朝乃山右四つ、遠藤左四つのけんか四つの相手ですが、立ち合いの圧力は朝乃山が上なので、圧力をかけたい相手です。相撲はその通りになり、まわしには手がかからなかったものの、遠藤を押し込んで「押し出し」で勝利します。
優勝争い単独トップの大栄翔は、平幕輝と対戦しました。今日の大栄翔の相撲はこの8日間で最も悪く、輝に押し込まれる苦しい展開になります。しかし、好調な大栄翔は土俵際で相手の腕を引っ張る「とったり」で逆転し、輝を土俵に這わせました。こういう、劇的な勝ち方も優勝するためには必要なので、正代が負けたことで星の差が二つになり、優勝争いは大栄翔次第ということになります。
下位では、十両で剣翔が8戦全勝と好調です。幕内にいた剣翔ですが、腰を痛め十両に落ちています。今場所は突いて前に出る相撲が取れており、相撲勘の良さが出て外掛けで勝利した相撲もあるなど、十両では敵なしの印象です。十両8枚目の番付を考えると、幕内復帰には大勝ちが要りますが、その可能性は十分感じさせてくれています。
2勝5敗と不振が続く貴景勝は玉鷲と対戦しました。同じ押し相撲の玉鷲は、貴景勝が本来の押しを見せれば押し負ける相手ではないです。しかし、今場所の貴景勝は体が前に出ておらず玉鷲に押し負け、最後は玉鷲の押しに後ろを向かされる悔しい負けを喫します。貴景勝は2勝6敗となり、勝ち越しはかなり難しくなりました。
もう一人の大関朝乃山は、遠藤と対戦しました。朝乃山右四つ、遠藤左四つのけんか四つの相手ですが、立ち合いの圧力は朝乃山が上なので、圧力をかけたい相手です。相撲はその通りになり、まわしには手がかからなかったものの、遠藤を押し込んで「押し出し」で勝利します。
優勝争い単独トップの大栄翔は、平幕輝と対戦しました。今日の大栄翔の相撲はこの8日間で最も悪く、輝に押し込まれる苦しい展開になります。しかし、好調な大栄翔は土俵際で相手の腕を引っ張る「とったり」で逆転し、輝を土俵に這わせました。こういう、劇的な勝ち方も優勝するためには必要なので、正代が負けたことで星の差が二つになり、優勝争いは大栄翔次第ということになります。
下位では、十両で剣翔が8戦全勝と好調です。幕内にいた剣翔ですが、腰を痛め十両に落ちています。今場所は突いて前に出る相撲が取れており、相撲勘の良さが出て外掛けで勝利した相撲もあるなど、十両では敵なしの印象です。十両8枚目の番付を考えると、幕内復帰には大勝ちが要りますが、その可能性は十分感じさせてくれています。