今日のライオンズは敗れましたが、ここまで6勝2敗とまずまずのペースで勝っており、その勝利に貢献している中継ぎ、平良海馬投手を取り上げます。平良は昨年、自己最速となる160km/hをマークし、変化球の精度も上がったことで8回を抑える中継ぎに定着して、新人王も受賞して全国区に名乗りを挙げます。
もっとも、高校時代は無名でした。投手としては珍しいメタボ体型の平良ですが、中学時代まで捕手だったという過去があります。高校時代はロッテ大嶺を輩出した名門校の八重山商工ですが、県大会では1回戦で敗退しています。投手の彼のサヨナラ暴投で敗れたという苦い高校時代の記憶でしょうが、この敗退で高校時代に酷使されていなかったことも彼の開花につながります。
どうしても、西武ライオンズはFAで選手が流出するチームなので、下からどんどん若手が育って行く環境を作らないといけないというチーム事情もあり、高校時代は最速151km/hだった彼のストレートの球速を、158km/hまで育て上げて一軍の中継ぎに定着します。プロの育成はなかなか球速を速くできないイメージがありましたが、今は練習場も良くなり、野球に専念できる環境があります。
一昨年に一軍に定着した当時は「スピードよりコントロールを重視して投げるように」と言われるなど、まだまだ荒削りな印象がありました。それでも、困ったときにストレートを連投しても抑えられる球威は将来有望で、昨年ついに8回を抑える中継ぎに定着します。最初の頃はストレートをあまりにも力んで投げるので変化球が生きませんでしたが、今は同じ投げ方で変化球を投げられます。
昨年は防御率も1点台、無敗で一年間一軍を守りました。キャンプでは先発転向も希望したものの、練習試合で打ち込まれて先発は断念し、今年も中継ぎの柱です。抑えの増田にいい形でつなげるよう、彼の役割は重要で、今年もその剛腕を見られることを楽しみにしています。
もっとも、高校時代は無名でした。投手としては珍しいメタボ体型の平良ですが、中学時代まで捕手だったという過去があります。高校時代はロッテ大嶺を輩出した名門校の八重山商工ですが、県大会では1回戦で敗退しています。投手の彼のサヨナラ暴投で敗れたという苦い高校時代の記憶でしょうが、この敗退で高校時代に酷使されていなかったことも彼の開花につながります。
どうしても、西武ライオンズはFAで選手が流出するチームなので、下からどんどん若手が育って行く環境を作らないといけないというチーム事情もあり、高校時代は最速151km/hだった彼のストレートの球速を、158km/hまで育て上げて一軍の中継ぎに定着します。プロの育成はなかなか球速を速くできないイメージがありましたが、今は練習場も良くなり、野球に専念できる環境があります。
一昨年に一軍に定着した当時は「スピードよりコントロールを重視して投げるように」と言われるなど、まだまだ荒削りな印象がありました。それでも、困ったときにストレートを連投しても抑えられる球威は将来有望で、昨年ついに8回を抑える中継ぎに定着します。最初の頃はストレートをあまりにも力んで投げるので変化球が生きませんでしたが、今は同じ投げ方で変化球を投げられます。
昨年は防御率も1点台、無敗で一年間一軍を守りました。キャンプでは先発転向も希望したものの、練習試合で打ち込まれて先発は断念し、今年も中継ぎの柱です。抑えの増田にいい形でつなげるよう、彼の役割は重要で、今年もその剛腕を見られることを楽しみにしています。